9:40 | 10:40
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T.天然ガス燃料船の実用化に向けた国土交通省の取組み
国際海運分野で急速に強化される見込みである、船舶からの二酸化炭素の排出抑制や燃料油の硫黄分規制等を的確にクリアーするためには、液化天然ガス(LNG)を船舶燃料として使用していくことが最も有力な解決策の一つである。国際海運において天然ガス燃料船を活用するための環境整備(安全基準の策定等)と促進施策の必要性について説明する。
<質疑応答・名刺交換>
(加藤 氏)
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10:50 | 11:35
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U.船技協の取り組みとISOバンカリングガイドラインについて
日本財団の助成を受けて実施したLNG燃料式の外航コンテナ船、内航フェリー、内航電気推進貨物船に関する経済性試算の結果を紹介するとともに、現在、ISO/TC67/WG10/PT1において審議が進められているLNGバンカリングガイドラインの議論の最新状況を解説します。
<質疑応答・名刺交換>
(田村 氏)
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12:30 | 13:30
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V.天然ガス燃料船のABSの取り組みについて
〜規制動向と船級要求の適用、対応など〜
CO2、SOx、NOx等の大気汚染物質規制が順次強化される中、燃料油の価格高騰が加わり、適切な技術対応策として液化天然ガス燃料を代替え舶用燃料とする海事産業の取り組みが行われている。IMOからはガス燃料船に対する暫定のガイドラインが発行され、IGFコード(国際ガス燃料船規則)の発行に向け準備が整いつつある。本講演では、ABSが暫定のガイドラインに基づいて発行したガス燃料船ガイドについて説明すると共に、米国(US Coast Guard)の現状、米国独自の追加要求等を簡潔に紹介。また、ABSが現在携わっているガス燃料船のプロジェクトも合わせて紹介。
<質疑応答・名刺交換>
(本間 氏)
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13:40 | 14:40
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W.LNG燃料船とLNG燃料供給船の開発
近年北欧では、環境負荷低減の観点から、LNGを燃料とする船が就航している。今後LNGを燃料とする船は、増加していく傾向にある。
本講演ではLNG供給設備を搭載し、直接LNG燃料船にLNGを供給できる船舶のコンセプトおよびLNG燃料船の概要について紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(志道 氏)
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14:50 | 15:50
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X.大型ガス燃料コンテナ船の開発状況と今後の展望
1.ガス燃料船開発の背景
2.ガス燃料システムの評価
(1)燃料タンクの評価
(2)推進機関の評価
3.JMU大型ガス燃料コンテナ船の紹介
(1)eFuture 13,000C DF
(2)更なる大型ガス燃料コンテナ船の開発状況
4.今後の展開
5.質疑応答・名刺交換
(岡崎 氏)
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16:00 | 16:45
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Y.バルチラのガスエンジンとLNG燃料船に対する取組み
バルチラのDF(Dual Fuel)機関の実績及び技術紹介。また、DF機関を搭載したLNG燃料船のタンクシステムを含めた適用例及び運航実績について紹介致します。
<質疑応答・名刺交換>
(木原 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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