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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130417   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、これまでに行われてきた電力システム改革およびエネルギー政策の審議における問題点・今後の行方
 から、再生可能エネルギーや分散型電源など卸電力市場の現状・動向と、電力小売り事業・関連ビジネスへの取組み及び
 FIT制度での発電事業開発など、今後のビジネスチャンスの可能性と展望について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に
 詳説頂きます。

電力システム改革・エネルギー政策の行方及び取引市場と
電力小売りならびに発電事業開発などビジネス展開

●講 師 経済産業省 総合資源エネルギー調査会
総合部会「電力システム改革専門委員会」委員
(株)伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリー
代表取締役 兼 アナリスト
伊藤敏憲 氏
  <講師紹介>
 1984年3月、東京理科大学 理工学部卒業。1984年4月、大和證券(株)入社、
同年6月(株)大和証券経済研究所(現(株)大和総研)出向、1995年3月(株)大和総研転籍、
1999年1月退社。1999年1月、HSBC証券会社入社、2000年4月退社。2000年4月、
UBSウォーバーグ証券会社(現UBS証券(株))入社、2012年1月退社。
2012年1月(株)伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリー設立、代表取締役兼アナリストに就任。
 内閣府、経済産業省、日本証券アナリスト協会、石油産業活性化センター、
中部商品取引所、石油商業組合などの審議会・研究会等の委員を歴任。現在、
経済産業省の「総合資源エネルギー調査会 総合部会 電力システム改革専門委員会」、
「同 地域間連系線等の強化に関するマスタープラン研究会」、
「エネルギービジネス戦略研究会」、日本証券アナリスト協会の「運営委員会」、
「ディスクロージャー研究会」、「企業会計研究会」などの委員に就任中。
 セルサイドの証券アナリスト時における主なランキング評価は、
Reuters Institutional Investor誌による”The Japanese Equities Investment Survey”の
”Energy & Utility sector”で2007年〜2011年連続で第1位。
週刊ダイヤモンド/Star Mineによる”2011 Analyst Awards”の”Energy & Utlitiy sector”で
第1位など。
●講 師 (一社)日本卸電力取引所 事務局長補佐 國松亮一 氏
●講 師 (株)エネット 経営企画部長 谷口直行 氏
●講 師 アセット パートナーズ 代表
(元)日揮(株) 事業推進プロジェクト本部
電力・新エネルギー部 シニアプリンシパル
渋谷英俊 氏
  <講師紹介>
 日揮(株)にて、1982年〜原子力分野での放射性廃棄物処理技術開発及び
プロジェクト遂行、火力発電所排煙脱硫設備建設プロジェクト、
地球温暖化ガス削減プログラム、PMC(Project management Contractor)。
2000年〜国内電力事業:特定規模電気事業者の立ち上げなど。
2005年〜事業投資:中東及び東南アジアでのIWPP/IPP、
スペインでの太陽熱発電を利用したIPP、国内及び海外での再生可能エネルギ−
を利用したIPPの開発、2012年〜アセットパートナーズ、現在に至る。
●日 時 2013年 4月 19日(金) 10:30〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
12:00
T.電力・エネルギー産業の現状と今後の展望
 〜電力システム改革とエネルギー政策の行方、
   電力およびエネルギー業界が抱える課題、ビジネスチャンスなどについて〜


 1. 電力システム改革について
  (1)喫緊の課題の克服なくしてシステム改革は不可能
   @原子力問題
   A料金制度
   B東京電力の経営構造改革と再建
  (2)「電力システム改革専門委員会」の論点整理とその問題点
   @需要サイド(小売分野)の改革
   A供給サイド(発電部門)の改革
   B送配電分野の改革(発送電分離)
   C広域化
   D電力システム改革の工程
  (3)詳細制度設計へ向けた検討課題とその行方
  (4)電力システム改革のリスクと期待される効果
 2. 国家戦略の中核たるべきエネルギー政策について
  (1)日本の正しいエネルギー事情
  (2)エネルギー政策の見直しについて
  (3)原子力の今後について
 3. 構造的な需給対策が必要
  (1)需給正常化について
  (2)電力需要と経済・暮らしとの関係
  (3)火力発電設備の更新・新増設が必要不可欠だが…
  (4)再生可能エネルギー導入拡大とその問題点
 4.今後の展望とビジネスチャンス
  (1)今後の電気事業経営について
  (2)これまでに実施された規制制度改革の評価
  (3)規制制度改革をきっかけに電気料金の低廉化が進行
  (4)産業用・業務用・家庭用でのエネルギー需要構成の変化
  (5)ガス市場制度改革
 5.質疑応答・名刺交換
(伊藤 氏)
13:00
|
14:00
U.JEPXの役割と再生可能エネルギー新市場について

【講演概要】
@東日本大震災以降、電力の取引が注目され、日本卸電力取引所についても色々なところで紹介いただいております。当講演では、日本卸電力取引所の職員が卸電力取引所について、これまでの経緯、その組織、取引されている商品等についてご説明いたします。

A日本卸電力取引所について知っていただいた後、電力事業を取り巻く環境をふまえつつ、取引所の位置付けや役割について思うところを説明させていただきます。また参加いただく皆さまからご質問をいただき、それに回答したいと存じます。

質疑応答・名刺交換
(國松 氏)
14:10
|
15:40
V.電力小売り事業とエネットのスマートビジネスへの取り組み

【講義概要】
 震災後の全国的な需給逼迫等を受け、電力システムの諸課題を解決すべく経産省の電力システム改革専門委員会において約1年間の検討が行われ、この2月に全面自由化や広域運用機関の設立などが盛り込まれた改革案の取りまとめが行われたところである。
 また、震災後の2年の間にお客様(消費者)の省エネ意識が大きく高まり、デマンドレスポンスやスマートグリッドといったような、需要サイドを需給バランス改善に巻き込む動きについても浸透してきており、サービスレベルでの競争環境もできつつある。
 本セミナーでは、新電力から見た現行制度の課題や電力システム改革のポイントなどについて紹介するとともに、制度改正により広がるビジネスチャンスやエネットの取組について述べる。

【講義項目】
 1.電力自由化の現状
  ・電気事業制度の概要
  ・電力自由化の特徴
  ・電力市場における競争進展状況
 2.新電力から見た電力システム改革の評価と課題
  ・現状の電力供給システムにおける課題
  ・電力システム改革検討における論点と方向性
  ・制度改正への期待とビジネスチャンス
 3.(株)エネットにおける取り組みと今後の展望
  ・電力小売ビジネスの事業状況
  ・スマート関連ビジネスへの取り組み
  ・制度改正を踏まえた今後の展望
 4.関連質疑応答・名刺交換
(谷口 氏)
15:50
|
16:50
W.再生可能エネルギー全量買い取り制度での発電事業開発
 〜プロジェクトファイナンス組成上での技術的な対応と発電事業開発〜


 1.プロジェクトファイナンスとその特徴
 2.事業開発スケジュール
 3.技術面でのリスクとその対策
 4.技術面でのリスクが事業及びキャッシュフローに与える影響とその対応
 5.質疑応答・名刺交換
(渋谷 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。