●講 師 |
埼玉大学名誉教授 埼玉大学環境科学研究センター客員教授 埼玉県環境科学国際センター総長 理学博士 |
坂本和彦 氏 |
|
<講師紹介> 昭和48年3月東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
埼玉大学名誉教授。(埼玉大学において、廃液処理施設長、
学長補佐、評議員、地域共同研究センター長、理工学研究科長、
工学部長、技術部長、環境科学研究センター長を歴任)
現在、環境省中央環境審議会委員、同大気・騒音振動部会長、
さいたま市環境影響評価専門委員会座長ほか環境関連委員・所属学会役員を在任中。
|
●講 師 |
JFEテクノリサーチ(株) 客員研究員 |
鈴木明夫 氏 |
●講 師 |
東北文化学園大学大学院 健康社会システム研究科 教授 (前)厚生労働省 国立公衆衛生院および 国立保健医療科学院 客員研究員 工学博士 |
野ア淳夫 氏 |
|
<講師紹介> 経済産業省、国土交通省、厚生労働省、大学等で組織した室内空気対策研究会
試験評価法WG主査、国土交通省シックハウス対策ガイドライン委員会委員等を歴任し、
現在、日本建築学会空気質環境設計法委員会委員長、放射性物質汚染対策WG主査、
燃焼排ガス汚染検討WG主査、室内環境学会東北支部支部長、燃焼器具分科会委員長、
日本臨床環境医学会評議員
研究テーマ:空気汚染、空気環境、空気清浄、放射性物質汚染、汚染対策技術など
|
●講 師 |
金沢大学 理工研究域 自然システム学系 微粒子プロセス研究室 教授 Ph.D. |
大谷吉生 氏 |
●講 師 |
東京大学 生産技術研究所 物質・環境系部門 准教授 博士(工学) |
小倉 賢 氏 |
●日 時 |
2013年 4月 26日(金) 9:30〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
|
●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 11:00
|
T.PM2.5の現状と生成メカニズムについて
1.はじめに
2.PM2.5とは
3.粒子状物質の粒径と挙動
4.激甚公害の発生と公害行政機構の整備
5.浮遊粒子状物質汚染と粒子状物質組成の変化
・SPM汚染と環境基準達成率の変化
・自動車排ガス規制の強化と微小粒子組成の変化
6.PM2.5の現状
・環境基準設定:長期基準と短期基準
・質量濃度測定法
・PM2.5の現状
7.粒子状物質の発生メカニズム
・相変化と平衡、粒子生成など
・一次発生
・二次生成
8.低減対策に向けた課題
9.質疑応答・名刺交換
(坂本 氏)
|
11:10 | 12:20
|
U.PM2.5粒子の対策技術の動向
高度経済成長時代の著しい大気汚染を経験し、これを解決した日本の対策技術を振り返って、現在のPM2.5汚染解決への一助としたい。
1.中国の現状
(1) 大気中PM2.5濃度と化学成分
(2) 日本の現状との比較
2.生成機構と大気中の存在形態
(1) 対策技術の視点での生成機構
(2) 大気中の存在形態と削減対策
3.発生源における対策技術
(1) 排ガス中のPM2.5測定方法
(2) 発生施設別の排出と削減技術
@石炭/石油火力発電所
A一般ボイラー
B流動接触分解装置
C製鉄所焼結機
Dその他
(3) 粒子別の削減技術
@フィルタブル粒子
A凝縮性粒子
B二次粒子
4.PM2.5生成に係る大気環境改善の経緯
(1) 二酸化硫黄
(2) 二酸化窒素
(3) 浮遊粒子状物質
5.PM2.5削減に関係する規制法規
6.質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
|
13:10 | 14:20
|
V.PM2.5汚染対策・低減技術とその評価
〜空気清浄化技術と空気清浄機の性能評価〜
1.中国、米国、日本における空気清浄機の性能評価法
2.空気清浄機における汚染物質性能の実態
(1)ガス状物質
(2)粒子状物質
3.機器の除去性能と室内濃度
4.室内濃度の予測計算
5.PM2.5などの注目すべき汚染物質
6.質疑応答・名刺交換
(野ア 氏)
|
14:30 | 15:40
|
W.エアフィルタによるPM2.5対策技術
1.エアフィルタのろ過理論
2.エアフィルタの性能評価
3.エアフィルタによるMWCNTの捕集
4.エアフィルタの応用−慣性フィルタ
5.エアフィルタの今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
(大谷 氏)
|
15:50 | 17:00
|
X.触媒システムを利用した自動車排ガス中PM除去技術
1.自動車から排出される規制対象物質と規制
2.ディーゼルエンジン自動車への期待と不安
3.現行の自動車排ガス触媒システム ガソリンエンジンvs.ディーゼルエンジン
4.ディーゼルすす(PM)の対策
5.ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)とその種類
6.フィルター連続再生に向けた触媒の開発
7.質疑応答・名刺交換
(小倉 氏)
|
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
|