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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130420   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★中国はもとより日本でも直径2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子状物質(PM2.5)による大気汚染問題がクローズアップされ、
 対策が求められています。
★本セミナーでは、PM2.5問題の現状から、その生成メカニズム、対策技術の動向と具体的な各技術(空気清浄・エアフィルタ・
 触媒システム)について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

PM2.5対策技術
〜現状・生成メカニズムから、対策技術の動向、
空気清浄、エアフィルタ、触媒システムなど〜
●講 師 埼玉大学名誉教授
埼玉大学環境科学研究センター客員教授
埼玉県環境科学国際センター総長
理学博士
坂本和彦 氏
  <講師紹介>
昭和48年3月東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
埼玉大学名誉教授。(埼玉大学において、廃液処理施設長、
学長補佐、評議員、地域共同研究センター長、理工学研究科長、
工学部長、技術部長、環境科学研究センター長を歴任)
現在、環境省中央環境審議会委員、同大気・騒音振動部会長、
さいたま市環境影響評価専門委員会座長ほか環境関連委員・所属学会役員を在任中。
●講 師 JFEテクノリサーチ(株) 客員研究員 鈴木明夫 氏
●講 師 東北文化学園大学大学院
健康社会システム研究科 教授
(前)厚生労働省 国立公衆衛生院および
国立保健医療科学院 客員研究員
工学博士
野ア淳夫 氏
  <講師紹介>
経済産業省、国土交通省、厚生労働省、大学等で組織した室内空気対策研究会
試験評価法WG主査、国土交通省シックハウス対策ガイドライン委員会委員等を歴任し、
現在、日本建築学会空気質環境設計法委員会委員長、放射性物質汚染対策WG主査、
燃焼排ガス汚染検討WG主査、室内環境学会東北支部支部長、燃焼器具分科会委員長、
日本臨床環境医学会評議員
研究テーマ:空気汚染、空気環境、空気清浄、放射性物質汚染、汚染対策技術など
●講 師 金沢大学 理工研究域 自然システム学系
微粒子プロセス研究室 教授
Ph.D.
大谷吉生 氏
●講 師 東京大学 生産技術研究所
物質・環境系部門 准教授
博士(工学)
小倉 賢 氏
●日 時 2013年 4月 26日(金) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
11:00
T.PM2.5の現状と生成メカニズムについて

 1.はじめに
 2.PM2.5とは
 3.粒子状物質の粒径と挙動
 4.激甚公害の発生と公害行政機構の整備
 5.浮遊粒子状物質汚染と粒子状物質組成の変化
  ・SPM汚染と環境基準達成率の変化
  ・自動車排ガス規制の強化と微小粒子組成の変化
 6.PM2.5の現状
  ・環境基準設定:長期基準と短期基準
  ・質量濃度測定法
  ・PM2.5の現状
 7.粒子状物質の発生メカニズム
  ・相変化と平衡、粒子生成など
  ・一次発生
  ・二次生成
 8.低減対策に向けた課題
 9.質疑応答・名刺交換
(坂本 氏)
11:10
|
12:20
U.PM2.5粒子の対策技術の動向

 高度経済成長時代の著しい大気汚染を経験し、これを解決した日本の対策技術を振り返って、現在のPM2.5汚染解決への一助としたい。

 1.中国の現状
  (1) 大気中PM2.5濃度と化学成分
  (2) 日本の現状との比較
 2.生成機構と大気中の存在形態
  (1) 対策技術の視点での生成機構
  (2) 大気中の存在形態と削減対策
 3.発生源における対策技術
  (1) 排ガス中のPM2.5測定方法
  (2) 発生施設別の排出と削減技術
   @石炭/石油火力発電所
   A一般ボイラー
   B流動接触分解装置
   C製鉄所焼結機
   Dその他
  (3) 粒子別の削減技術
   @フィルタブル粒子
   A凝縮性粒子
   B二次粒子
 4.PM2.5生成に係る大気環境改善の経緯
  (1) 二酸化硫黄
  (2) 二酸化窒素
  (3) 浮遊粒子状物質
 5.PM2.5削減に関係する規制法規
 6.質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
13:10
|
14:20
V.PM2.5汚染対策・低減技術とその評価
 〜空気清浄化技術と空気清浄機の性能評価〜


 1.中国、米国、日本における空気清浄機の性能評価法
 2.空気清浄機における汚染物質性能の実態
  (1)ガス状物質
  (2)粒子状物質
 3.機器の除去性能と室内濃度
 4.室内濃度の予測計算
 5.PM2.5などの注目すべき汚染物質
 6.質疑応答・名刺交換
(野ア 氏)
14:30
|
15:40
W.エアフィルタによるPM2.5対策技術

 1.エアフィルタのろ過理論
 2.エアフィルタの性能評価
 3.エアフィルタによるMWCNTの捕集
 4.エアフィルタの応用−慣性フィルタ
 5.エアフィルタの今後の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(大谷 氏)
15:50
|
17:00
X.触媒システムを利用した自動車排ガス中PM除去技術

 1.自動車から排出される規制対象物質と規制
 2.ディーゼルエンジン自動車への期待と不安
 3.現行の自動車排ガス触媒システム ガソリンエンジンvs.ディーゼルエンジン
 4.ディーゼルすす(PM)の対策
 5.ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)とその種類
 6.フィルター連続再生に向けた触媒の開発
 7.質疑応答・名刺交換
(小倉 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。