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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130614   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★シェールガス・シェールオイル、地熱開発、メタンハイドレート・海底熱水鉱床など海洋資源、CO2貯留etc、地下深部
 のエネルギー資源の生産・増産のために掘削技術が注目されています。
★本セミナーでは、坑井掘削技術の基礎から、各種具体的な掘削方法(ロータリー掘削、坑内計測技術、傾斜掘削、
 海洋掘削)と新規技術などの最先端、又、如何にして地下に割れ目を形成し制御することが可能になるか、掘削中の
 逸泥トラブルや地震発生メカニズム解明のための科学掘削などの断層や天然の割れ目に関するトピックも交え、
 斯界の第一線でご活躍中の長縄博士に詳説頂きます。

最新の坑井掘削技術
●講 師 東京大学 大学院工学系研究科
エネルギー・資源フロンティアセンター 助教
早稲田大学 理工学術院 非常勤講師
博士(工学)
長縄成実 氏
  <講師紹介>
【学会活動など】
 ●石油技術協会 (Japanese Association for Petroleum Technology, JAPT)
  ○幹事
  ○編集委員会 委員
  ○作井技術委員会 運営幹事
   ・大水深掘削技術分科会 会員
 ●Society of Petroleum Engineers (SPE)
 ●日本地熱学会 (Geothermal Research Society of Japan, GRSJ)
 ●日本エネルギー学会ガスハイドレート研究会(GH研究会)
 ●地熱研究会
 ●ICDP(国際陸上科学掘削計画)プロポーザル Japan Beyond-Brittle Project(JBBP)
  コアメンバー

【外部資金など(研究代表者分)】
 ●新井科学技術振興財団研究助成金(平成25年度)
  「国内難掘地層の低コスト掘削のための高効率と耐摩耗を両立するローラーコーンビット
  の基本設計要素の最適化」
 ●受託研究:地熱技術開発株式会社(平成23〜25年度)
  環境省地球温暖化対策技術開発等事業「自然環境への悪影響を回避・最小化した
  地熱発電に関する技術開発」のなかの「高傾斜泥水制御技術の開発」
 ●共同研究:(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(平成20年度〜)
  「石油・天然ガス開発・探鉱のフロンティア分野における先導的研究」のサブテーマ2
  「大偏距掘削時のカッティングストランスポート及びECD挙動に関する研究」
 ●文部省科学研究費補助金奨励研究(A)(平成11〜12年度)
  「3次元グラフィックスを用いた掘削挙動シミュレータの開発」
 ●文部省科学研究費補助金奨励研究(A)(平成8年度)
  「圧力下でのローラービットの掘削挙動と振動特性に関する研究」
 ●文部省科学研究費補助金奨励研究(A)(平成7年度)
  「ローラービットの振動解析統合システムの開発」

【学外委員会など】
 ●(社)日本エネルギー学会 MH21研究コンソーシアム受託事業「メタンハイドレート
   堆積層からの天然ガス新規生産手法調査」委員会 委員(平成14〜17年度)
 ●(財)エンジニアリング振興協会石油開発環境安全センター
  「坑井廃止基準調査委員会」 委員(平成18〜19年度)
 ●秋田市 廃止石油坑井封鎖検討委員会 委員(平成21年度)
 ●(株)テクノリサーチ研究所 海洋石油開発海底生産技術等調査委員会 委員長
  (平成21年度)
 ●石油資源開発(株) メタンハイドレート掘削作業検討会 参考人(平成24年度)
 ●(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 南鳥島海域のレアアース泥に関する勉強会
  委員(平成24〜25年度)
 ●IODP Environmental Protection and Safety Panel(統合国際深海掘削計画
  環境保護安全パネル) 代理委員(平成24〜25年度)
 ●(独)海洋研究開発機構地球深部探査センター 科学掘削安全検討委員会
  委員(平成25年度〜、予定)


●日 時 2013年 6月 13日(木) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講演要旨】

 容易に発見・生産できるイージーオイルが少なくなりつつあるなか、北米でのシェールガス革命に見られるように、より高度で低コストの坑井掘削技術が今後の石油・天然ガス開発の鍵を握っている。一方、宇宙では遠く太陽系を離れつつある探査機があるなか、人類は半径6,400 kmの地球の最も表面にある地殻すら未だ掘り抜くことができていないように、地球深部への到達は宇宙開発以上に高度な技術を要し、実にチャレンジングでロマンに満ちている。本セミナーでは、最新の坑井掘削技術の基礎から応用までを、非在来型石油・天然ガスや地熱資源の開発、CO2地中貯留、科学掘削などにも触れながら専門外、異業種の方にも分かりやすく解説する。
【プログラム】

1.坑井掘削概論

 (1)石油掘削の歴史
 (2)石油開発の流れと坑井掘削
 (3)石油掘削の特徴


2.ロータリー掘削

 (1)リグ
 (2)ビット
 (3)掘削泥水
 (4)地層と坑井内の圧力
 (5)油井用鋼管
 (6)セメンチング
 (7)ウェルコントロール
 (8)仕上げ


3.坑内計測技術

 (1)泥水検層
 (2)物理検層(ワイヤーライン検層)
 (3)MWD・LWD
 (4)コア掘り


4.傾斜掘削

 (1)傾斜掘削の基礎
 (2)傾斜制御技術
 (3)高傾斜掘削における技術的課題


5.海洋掘削

 (1)海洋掘削の基礎
 (2)海洋掘削リグ
 (3)大水深掘削技術


6.新規技術と非在来型資源の開発


7.石油掘削技術の他分野での利用


8.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。