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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130618   このセミナーの受付は終了しています


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★原油価格の上昇傾向・需要増加、技術の進展・二酸化炭素への懸念などから、原油増進回収法:EOR(Enhanced Oil Recovery)
 技術への関心が高まっています。
★本セミナーでは、EORの概論から、具体的な重質原油のEORやフィールドテスト事例としてCO2-EOR、微生物攻法(MEOR)と、
 各回収法における設備と設計、また技術動向などに至るまで、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

既生産油田回収率向上:EOR
(Enhanced Oil Recovery)技術に関する最新動向


●講 師 早稲田大学 理工学術院
創造理工学部 環境資源工学科 教授
栗原正典 氏
  <講師経歴>
1980年日本オイルエンジニアリング(株)入社、
1992年米国テキサス州立大学オースチン校工学部石油工学科博士課程入学、
1995年米国テキサス州立大学オースチン校工学部石油工学科博士課程修了、
2002年早稲田大学大学院非常勤講師、
2009年日本オイルエンジニアリング(株)取締役、
2011年早稲田大学理工学術院創造理工学部環境資源工学科教授。
●講 師 JX日鉱日石開発(株)
執行役員 HSE統括部長・技術部部長
上田善紹 氏
  <講師経歴>
1980年東京大学 工学部資源開発工学科、
1986年テキサス大学 大学院石油工学科修士、
1994年東京大学 博士(工学)
●講 師 中外テクノス(株)
つくばバイオフロンティアセンター所長
藤原和弘 氏
  <講師経歴>
1991年(株)関西新技術研究所(現 KRI Inc.)入社。
1995年〜2002年に中国吉林油田における日中国際共同研究
「微生物攻法(MEOR)フィールドテスト」に参画。
2002年に中外テクノス(株)に入社。
2003年から現在まで「枯渇油層および油層常在微生物を利用した
地中メタン生成技術の開発」に従事。
●講 師 日本オイルエンジニアリング(株)
施設技術部 技術顧問
冬室 誠 氏
  <講師経歴>
1977年に日本オイルエンジニアリング株式会社入社後、
原油・ガス生産プロセス及び環境/安全エンジニアとして設備設計業務に従事し、
近年は原油・ガス生産・EOR設備の設計、研究開発、
プロジェクト経済性評価におけるコンサルタント業務のPMを数多く実施し、
EOR技術やCO2圧入に関するCCS業務に精通している。
現在はイラン国石油省にて、これらに関連するコンサルタント業務を実施している。
●日 時 2013年 6月 21日(金) 10:00〜16:15
●会 場 東京・中央大学駿河台記念館・3F・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:00
T.EOR概論及び重質原油のEORと今後の展望

 1. EORの概要
 2. 各種EORの現状と熱攻法の意義
 3. 重質油の開発
  (1)重質油の定義と生産手法の概要
  (2)非加熱法
  (3)熱攻法
  (4)試験・研究段階の生産手法
  (5)重質油の輸送・改質
 4. 今後の展望
 5. 質疑応答・名刺交換
(栗原 氏)
11:15
|
12:35
U.原油増進回収法のフィールドテスト事例
 ‐CO2-EOR ラボ実験からパイロットテストまで‐


<発表要旨>
 原油増進回収技術(EOR:三次回収法)の概念(一次回収、二次回収法との違い及び三次回収法の原理)についての概説を行ったうえで、今なぜEORが注目を浴びているか解説する。次に、実油田のCO2-EORスタディ適用例を紹介する。スタディ対象油田の油層概要、対象油層データを用いたラボ実験、油層スタディを解説する。そのスタディに基づくテストデザイン及び2011年に実施されたフィールドテスト(パイロットテスト)の結果、その解析結果を示す。

 1.原油増進回収技術の概念及びその適用性
 2.今なぜEORなのか?
 3.実フィールドのスタディ適用例
  (1)スタディ対象油層の紹介
  (2)ガスミシブル攻法とは?
 4.スタディ概要
  (1)コア・原油分析 ラボ実験
  (2)多成分系モデルとは?
  (3)各種圧入ガスの掃攻フロント
 5.パイロットテスト結果
 6.質疑応答・名刺交換
(上田 氏)
13:40
|
14:40
V.微生物攻法(MEOR)の現状と展望

<発表要旨>
 油価高騰が続く昨今、増油を目的とした数々の3次回収技術において経済性が見いだされているが、微生物攻法(MEOR)は、最も安価な3次回収技術であり、環境調和型などの利点もあることから、これまで多くの産油国で実用化研究が進められている。本講演では、1926年に提唱された微生物攻法(MEOR)を概説し、これまでの研究状況をレビューすると共に、油ガス田開発への技術的な課題と今後の研究開発への期待について述べる。

 1.微生物攻法(MEOR)技術の概要
 2.世界の産油国における研究状況
 3.国内の微生物攻法(MEOR)の研究実績
 4.油ガス田開発への技術的な課題
 5.今後の研究開発への期待
 6.質疑応答・名刺交換
(藤原 氏)
14:55
|
16:15
W.EOR設備の設計と技術動向

 1.EOR設備の概論
 2.各種EOR設備
  (1)熱による攻法
  (2)炭化水素系圧入攻法
  (3)窒素圧入攻法
  (4)炭酸ガス圧入攻法
  (5)ケミカル圧入攻法
 3.CCS −EOR技術
 4.纏め‐今後の技術動向
 5.質疑応答・名刺交換
(冬室 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。