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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130809   このセミナーの受付は終了しています


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★広域系統運用の拡大、小売及び発電の全面自由化、法的分離による送配電部門の中立性の一層の確保など、
 電力システム改革を3段階に分け進める電気事業法改正案が通過する見込みであるという。
 (9月に開催される臨時国会で通過するのが確実と見られています。)
★本セミナーでは、電力システム改革の概要から、今後予想される電力産業の構造変化について、先行する欧米
 の事例を取り上げつつ、発電、小売り、送電の各分野におけるビジネスチャンス、今後の展望を第T部にて、
 第U部では、新電力(PPS)から見た現行制度の課題やポイント及び、制度改正により広がるビジネスチャンスと
 エネットの取組について、第V部では、電気事業に参入する際の規制について、斯界の最前線でご活躍中の
 講師陣に詳説頂きます。

電力システム改革及び電力自由化政策の最新動向と
それに伴う事業戦略・ビジネスチャンス・今後の展望と
電気事業参入における規制と法的解釈

●講 師 (株)富士通総研 経済研究所 主任研究員
経済産業省 総合資源エネルギー調査会
電力システム改革小委員会委員
高橋 洋 氏
  <講師紹介>
1993年3月 東京大学法学部政治コース卒業
1993年4月 ソニー(株)入社
1999年5月 タフツ大学フレッチャー大学院修了
2000年8月 内閣官房IT担当室主幹(ソニーより出向)
2007年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
2007年4月 東京大学先端科学技術研究センター特任助教
2009年4月 東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、成城大学非常勤講師
2009年6月 富士通総研経済研究所主任研究員(〜現在)
2011年10月 経済産業省総合資源エネルギー調査会 基本問題委員会委員
2012年2月 経済産業省総合資源エネルギー調査会
電力システム改革小委員会委員(〜現在)
2012年2月 大阪府市 特別参与(〜現在)
2012年8月 内閣府本府参与
●講 師 (株)エネット 経営企画部長 谷口直行 氏
●講 師 TMI総合法律事務所
弁護士(日本・ニューヨーク州)
深津功二 氏
  <略歴>
1988年東京大学法学部卒業、生命保険会社勤務。
92年デューク大学ロースクール卒業(LL.M.取得)、93年ニューヨーク州弁護士登録。
2004年弁護士登録、07年よりTMI総合法律事務所勤務。
主な業務分野は、不動産や債権の流動化、プロジェクトファイナンス等の金融全般、
再生可能エネルギー発電や土壌汚染等のエネルギー・環境法関連案件等。

<主な著書・論文>
「国内排出量取引における法的問題点について(上)(下)」
(NBL No.888(2008年9月1日号)、No.889(2008年9月15日号))、
「土壌汚染とその対応(上)(下)」
(NBL No.901(2009年3月15日号)、No.902(2009年4月1日号))、
「土壌汚染の法務」(民事法研究会、2010)、
「再生可能エネルギーの法と実務」(民事法研究会、2013)。
●日 時 2013年 8月 30日(金) 10:00〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:00
T.電力システム改革による電力産業の構造変化


<講演概要>
 本年4月に政府は「電力システムに関する改革方針」を閣議決定し、電気事業法改正案を国会に提出した。残念ながら同法案は成立しなかったが、これが実現されれば、戦後60年以上もの間維持されてきた「9電力体制」は、構造変化を迫られる。
 本セミナーでは、電力システム改革の概要を説明した上で、今後予想される電力産業の構造変化について解説する。先行する欧米の事例を取り上げつつ、発電、小売り、送電の各分野におけるビジネスチャンスを紹介し、今後の展望を示す。

 1.電力システム改革の概要
  ・小売り全面自由化
  ・発送電分離
  ・広域系統運用機関
  ・電力産業の水平分業化
 2.発電分野の競争拡大
  ・ガスシフト
  ・再生可能エネルギー
 3.消費者の選択肢とサービスビジネスの拡大
  ・電力会社を選択する
  ・デマンド・レスポンス
 4.送電ビジネスの確立
  ・市場を通した需給調整
  ・広域運用
  ・送電網投資
 5.今後の展望
  ・電力システム改革に伴う課題
  ・原発再稼動と電力会社の経営問題
  ・安倍政権の動向
 6.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
13:00
|
15:00
U.電力自由化政策の最新動向とエネットのサービス展開

<講演概要>
震災後の全国的な需給逼迫等を受け、電力システムの諸課題を解決すべく経産省の電力システム改革専門委員会において約1年間の検討が行われ、この2月に全面自由化や広域運用機関の設立などが盛り込まれた改革案の取りまとめが行われた。
詳細設計はこれからではあるものの、今回の制度改革の動きを受け、通信、自動車などの幅広い業態において特定規模電気事業者(新電力/PPS)の事業届が行われてきている。
また、震災後の2年の間にお客様(消費者)の省エネ意識が大きく高まり、デマンドレスポンスやスマートグリッドといったような、需要サイドを需給バランス改善に巻き込む動きについても浸透してきており、サービスレベルでの競争環境もできつつある。
本セミナーでは、新電力から見た現行制度の課題や電力システム改革のポイントなどについて紹介するとともに、制度改正により広がるビジネスチャンスやエネットの取組について述べる。

 1.電力自由化の概要と現状
  ・電気事業制度の概要と参入形態
  ・電力自由化の特徴
  ・電力市場における競争進展状況
 2.制度的な課題と電力システム改革の方向性
  ・現状の電力供給システムにおける課題
  ・電力システム改革における整理と電気事業法の改正
  ・制度改正によるビジネスチャンス拡大への期待
 3.(株)エネットにおける取り組みと今後の展望
  ・電力小売ビジネスの事業状況
  ・スマート関連ビジネスへの取り組み
  ・制度改正を踏まえた今後の展望
 4.関連質疑応答・名刺交換
(谷口 氏)
15:15
|
16:15
V.電気事業への参入への規制

 1.発電・調達における規制
 2.電・託送における規制
 3.小売における規制
 4.質疑応答・名刺交換
(深津 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。