●講 師 |
(株)伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリー 代表取締役 兼 アナリスト |
伊藤敏憲 氏 |
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<講師紹介> 1984年6月に(株)大和証券経済研究所(現(株)大和総研)に配属されて以来、
一貫して調査研究業務に従事。大和総研で、石油、電力、ガス、鉄鋼、非鉄、電機、
精密、商業、運輸、サービスなどの産業の調査、素材・エネルギー産業調査の統括、
上場企業調査の総括などの担当を歴任後、HSBC証券で石油・鉱業・鉄鋼・金属業界、
UBS証券でエネルギー業界の調査を担当。
2012年1月に(株)伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリーを設立し代表取締役兼アナリストに就任。
内閣府、経済産業省、日本証券アナリスト協会、石油産業活性化センター、
全国石油商業組合連合会、中部商品取引所などの審議会・研究会等の委員を歴任。
現在、経済産業省の「総合資源エネルギー調査会 総合部会 電力システム改革専門委員会」、
「同 地域間連系線等の強化に関するマスタープラン研究会」、
「エネルギービジネス戦略研究会」、「スマートメーター制度検討会」、
日本証券アナリスト協会の「運営委員会」、「ディスクロージャー研究会」、
「企業会計研究会」などの委員に就任中。
セルサイドアナリスト時には、Institutional Investor誌による
”The Japanese Equities Investment Survey”の”Energy sector”および
”Energy & Utility sector”で10年間第1位にランクされ、
”All-Japan Research Team Hall of Fame”の10人の中の一人に選出されたほか、
Greenwitch Associates、週刊ダイヤモンド/Star Mine、
日経ヴェリタス(日経金融新聞)などによるアナリストランキングでも常時トップ
あるいはトップクラスの評価を得ていた。
主な著書・コラムは、「石油・新時代へ提言」(燃料油脂新聞社)、
「伊藤敏憲の提言」(月刊ガソリンスタンド96年10月号〜06年6月号、08年9月〜連載中)、
「道標」(北海道石油新聞、07年4月〜月1回連載中)、
「Expert Power」(石油ネット、12年1月〜月1回連載中)、
「エネルギー気象台」(電気新聞、01年4月〜04年9月)、
「賢人の目」(ガスエネルギー新聞、06年12月〜11年3月)、
「厳しさ増すエネルギー事情と関連産業」(大和総研)など。
<審議会・研究会等の主な参加履歴>(本セミナーに関連するもののみ記載) 経済産業省 原油価格研究会 委員:10年度、11年度、12年度、
精製問題研究会/精製合理化研究会 委員:03〜07年度。
公益社団法人 日本証券アナリスト協会 石油・鉱業専門部会 委員(部会長)
:09〜11年(09〜11年)。など多数。
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●講 師 |
Hy ChemTechno所長 (元Total Trading International 技術顧問) |
八木 宏 氏 |
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<略歴> 1970年 千代田化工建設入社。
プロセス設計業務、プロセス系ソフトウエア開発業務、原子力製鉄プロジェクト参加。
1977年‐1979年 マサチューセッツ工科大学ビジティングエンジニアでASPENシステムの開発。
1979年 マサチューセッツ工科大学化学工学修士。
1979年 千代田化工建設に復職。数々の開発型プロジェクトに参画。
石炭液化大型プロジェクト、オイルシェールプロジェクト、溶融塩燃料電池プロジェクト、
13Cメタン分離精製開発プロジェクト、多数エチレンプロジェクトや石油化学プロジェクトに参画。
2001年 NKK(現在 JFE)でDMEプロジェクトに参画。
商業化プロジェクトのエンジニアリングマネジャーを歴任。
2007年 JFE技研に事業会社間移籍。
2007年 トタル・トレーディングインターナショナルS.A.に技術顧問として移籍、
フランスに日本技術の紹介や産学、産産共同研究のアレンジなど主要業務。
2012年12月末トタル社定年退職。
2013年 1月 HyChemTechno技術士事務所開設、現在に至る。
<公職歴> 技術士(化学/総合監理部門)、APECエンジニア、EMF国際エンジニア
首都大学東京分子応用化学コース非常勤講師
早稲田大学大学院先進理工学研究科非常勤講師
米国プロジェクト協会PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
分離技術会 1998年より幹事、2004−2008年技術専門委員長、
2008年-2012年副会長、2012年より会長
化学工学会 2004年より継続教育委員、
2006年-2011年継続教育副委員長、
2011年より継続教育委員長、人材育成センター副センター長
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●講 師 |
アイシーラボ 代表 (元)BASFジャパン シニアコンサルタント 日本ガス合成(株) 執行役員 早稲田大学 イノベーションデザイン研究所 招聘研究員 |
室井高城 氏 |
●講 師 |
石油資源開発(株) 米州ロシア事業本部 本部長補佐 |
影山 隆 氏 |
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<講師紹介> 1984年4月石油資源開発(株)入社。
2011年7月石油資源開発(株) 米州ロシア事業本部 事業開発部長。
2013年7月 同事業本部 本部長補佐。
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●日 時 |
2013年 8月 27日(火) 10:00〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:40
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T.虚実相半ばする「シェール革命」の真実と今後の展望
<講演概要>
アメリカでは、シェールガスなど非在来型天然資源の増産によって需給構造が大きく変化し、天然ガス純輸出国への転換、天然ガス取引価格の急落などのいわゆるシェールガス革命が起きています。これが世界及び日本に大きな影響を及ぼすとの見方が広がっていますが、アメリカの天然ガス価格が著しく割安になっているのは天然ガスのローカル性に起因するもので、これがそのまま世界に広がるとは思えません。本講ではシェール革命の実態とその影響を明快に解説します。
(伊藤 氏)
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12:30 | 14:00
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U.シェールガスを原料にしたケミカルと化学産業への影響評価(技術動向含め)
1.シェールガスの開発と化学品プラントへのインパクト
2.シェールガスのC1〜C4化学への展開
(1)シェールガスの組成と特徴
(2)シェールガスによるC1化学への展開
(3)エタン、プロパン利用による化学品への展開
@シェールガスからのエチレン生産の可能性
・最大エチレン生産可能量
・最大プロピレン生産可能量
A北米エチレン生産能力増強計画
Bエチレンを出発物質とする化学品
Cエチレンからプロピレンの製造
Dプロピレンを出発物質とする化学物質
E1-ブテンからのブタジエンの製造
3.石油化学コンプレックスの検討と課題
(1)石油化学ビジネス状況
(2)シェールガス、NGLを利用した石油化学コンプレックスオプション
4.シェールガスの経済性と化学品産業に与える影響
5.質疑応答・名刺交換
(八木 氏)
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14:10 | 15:40
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V.シェールガスによる石油化学の変貌(技術動向含め)
〜ナフサクラッカーの衰退と米国石油化学産業の復活〜
1.シェールガス革命の石油化学産業へのインパクト
2.米国石油化学の復活
3.ナフサクラッカーとエタンクラッカーの違い
4.シェールガスNGLによるエチレン価格
5.エタンクラッカーにより不足する化学品原料
(1)プロピレンの新製法
(2)ブタジエンの新製法
(3)芳香族の製法
6.MTP プロセス
7.日本の石油化学のシェールガス革命対策
8.質疑応答・名刺交換
(室井 氏)
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15:50 | 17:00
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W.シェールガス・オイル開発の技術的問題点と環境問題について
〜どのような課題があり、求められる技術とは〜
<発表要旨>
2002年に、米国テキサス州北部において、水平井とフラクチャリング技術を用いて、シェールからガスを生産することに成功した。その後、技術革新が急速に進み、2005年よりシェールガスの生産が飛躍的に増加し、その後2009年よりシェールオイルの生産が急激に増加した。
しかしながら、技術的な問題点も多く、理論的に解明されていない点も多く存在している。現在、操業会社やコントラクターなどが評価技術を研究しているが、端緒についたばかりであり、今後研究が進んでいくと考えられる。
また、フラクチャリングを取り巻く環境問題は厳しく、今後シェール開発の大きな問題点となる可能性が示唆されている。
本講演では、シェール開発の技術的問題点と環境問題について、石油資源開発鰍ェ参入した米国プロジェクトの経験をもとに解説する。
1.シェール開発概要
2.プロジェクト概要
3.技術的問題点 〜どのような課題があり、求められる技術とは〜
4.環境問題点 〜どのような課題があり、求められる技術とは〜
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(影山 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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