●講 師 |
海外環境規制研究所 代表 |
鈴木明夫 氏 |
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<講師紹介> 専門分野:海外の環境規制、環境対策技術
略歴:1962年、慶応義塾大学工学部応用化学科卒業。
同年日本鋼管株式会社(現JFEスチール(株))入社、
環境対策技術の研究開発に従事。
1995年、JICA専門家としてインドネシア政府環境管理庁赴任、
環境汚染のモニタリング技術と評価法の指導等を実施し、
環境管理専門スタッフの育成に従事。
1998年、JFEテクノリサーチ(株)入社、経済産業省、公益法人、
企業等からの委託事業として海外の環境規制の調査に従事。
2010年、退社。海外環境規制シリーズの執筆・発刊を開始。
BAT/BEPによる排出規制発刊。海外の環境規制法規のダウンロード方法発刊。
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●講 師 |
(公財)東京財団 研究員 |
染野憲治 氏 |
●講 師 |
三菱重工業(株) エネルギー・環境ドメイン 火力発電システム事業部 環境プラント総括部 脱硫技術部長 |
長安立人 氏 |
●講 師 |
首都大学東京大学院 理工学研究科 電気電子工学専攻/超伝導応用工学研究室 准教授 |
三浦大介 氏 |
●講 師 |
IHテクノロジー(株) 常務取締役 愛媛大学 客員教授 |
幾島賢治 氏 |
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<講師紹介> 1974年東京電機大学卒業後、太陽石油(株) 入社、
1998年工学博士(東京工業大学)、2003年 同社中央研究所長、
2008年(財)国際石油交流センター参事、2012年愛媛大学客員教授、
2013年IHテクノロジー(株)常務取締役就任。
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●講 師 |
日本インスツルメンツ(株) |
渡辺朋亮 氏 |
●講 師 |
野村興産(株) 常務取締役 |
藤原 悌 氏 |
●日 時 |
2013年 12月 19日(木) 9:30〜16:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・2F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 10:40
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T.水銀条約の概要及びBAT/BEPによる排出規制と今後
1.水銀条約の概要
1.1 水銀条約の目的・経緯
1.2 水銀条約とBAT/BEP
2.BAT/BEPによる規制とは
2.1 BAT/BEPによる規制の誕生
(1)汚染物質の排出をゼロにする理念
(2)理念達成のためのBAT/BEP
2.2 BAT/BEPによる排出基準値設定の手順
(1)米国における事例
(2)EUにおける事例
3.米国とEUにおけるBAT/BEPによる水銀排出基準
3.1 米国における排出基準
(1)石炭火力発電
(2)セメント製造設備
(3)廃棄物焼却
3.2 EUにおける排出基準
(1)石炭火力発電
(2)非鉄金属製造
(3)セメント製造
(4)廃棄物焼却
4.水銀排出規制への対策技術
4.1 水銀の排ガス中の存在形態と特性
4.2 発生源別・処理技術別の除去効率
5.水銀条約の今後の推移予測
5.1 国内法規制定までのスケジュール
5.2 水俣条約における排ガス基準設定
6.質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
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10:50 | 11:20
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U.中国における水銀問題と中国政府の動き
1.中国の環境の状況
(1)大気、水質
(2)エネルギー
2.中国の重金属汚染事件
(1)重金属による汚染
(2)水銀汚染事件
3.中国の水銀使用量及び用途
(1)水銀使用量及び用途の推計
4.中国の水銀汚染防止対策
(1)中国の環境対策
(2)水銀規制
5.質疑応答・名刺交換
(染野 氏)
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11:25 | 12:15
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V.NH4Cl噴霧による水銀除去システム
1.水銀規制に対する世界の動向
2.火力発電所における環境対策設備
(1)脱硝装置
(2)除塵装置
(3)脱硫装置
3.水銀除去技術
(1)水銀除去技術概要
(2)NH4Cl注入による水銀除去技術
4.質疑応答・名刺交換
(長安 氏)
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13:10 | 14:00
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W.磁性活性炭と高勾配磁気分離による水溶液中からの水銀除去
1.高勾配磁気分離とは
2.磁気分離に要求される吸着剤の性能
3.磁気分離手法(坦磁方法+磁気分離方法)
4.水溶液中からのHgの除去
・磁性吸着剤の開発
・磁気分離除去実験
・システム設計
5.今後の課題
6.質疑応答・名刺交換
(三浦 氏)
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14:10 | 15:00
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X.ガス・石油からの水銀除去装置の開発とシェール層における水銀
<講演要旨>
原油および天然ガスには微量ではあるが水銀が含まれおり、これら水銀が配管の腐食、触媒の劣化等を誘発、さらに健康への影響等の多くの知見は既にある。そのため、原油および天然ガスからの水銀除去装置は多くの国で稼動している。
しかしながら、これらの水銀除去装置は複雑な装置構成で多額の投資額が必要である。今般、弊社では石油製品、天然ガス、大気および水質等で使用できる簡易装置で廉価な水銀除去装置を開発したので本講演で紹介する。
1.原油および天然ガスに含まれる水銀の概要
2.石油製品から水銀除去装置の開発および装置稼動状況
3.天然ガスから水銀除去の開発および装置稼動状況
4.シェールガスからの水銀除去の現状
5.水俣の水銀国際会議を踏まえて原油、天然ガス、シェールガス、大気、水質の水銀除去
6.まとめ・質疑応答・名刺交換
(幾島 氏)
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15:10 | 15:50
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Y.水銀測定装置の用途と測定技術について
<講演要旨>
様々な分野で使用されている水銀測定装置。測定対象・目的に適した水銀測定装置と測定技術をご紹介。「水俣条約」採択により水銀測定装置がどう関わるのか。応用技術、今後の課題なども踏まえご説明いたします。
(渡辺 氏)
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16:00 | 16:50
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Z.水銀含有廃棄物の処理・リサイクル技術
1.会社概要
2.水銀含有廃棄物について
3.焙焼処理
4.水銀の長期安定保管
5.質疑応答・名刺交換
(藤原 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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