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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140204   このセミナーの受付は終了しています


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★ガスタービンの性能・寿命を考慮しつつ、いかに保守・管理をし、トラブル防止、ランニングコストの低減へつなげていく
 のか!?
★本セミナーでは、ガスタービン及びガスタービン材料の特徴から、損傷・劣化メカニズム及び余寿命評価・診断技術と、
 効果的な補修・再生・長寿命化技術、高経年劣化対策、圧縮機の保守管理に至るまで、斯界の最前線でご活躍中の
 講師陣に詳説頂きます。

ガスタービン及びその材料・発電設備の余寿命評価と
点検・補修・改善技術など経年劣化対策

●講 師 (株)東芝 電力システム社 火力・水力事業部
火力改良保全技術部 担当部長 博士(工学)
吉岡洋明 氏
  <講師紹介>
昭和53年 京都大学大学院修了。同年(株)東芝入社、発電用タービンを中心とした
エネルギー機器材料の研究開発に従事。平成24年より、現職にてメンテナンスを
中心とした火力機器の材料技術全般を担当。これまでに【ガスタービン高温部品
用材料の選定・評価・開発・製造および実機適用検証】【ガスタービン高温部品の
経年劣化・損傷評価および寿命評価技術の開発および実機適用検証】【ガスター
ビン高温部品の補修技術および寿命延伸技術の開発および実機適用検証】【超々
・先進超々臨界圧蒸気タービンおよび大容量蒸気タービン・発電機用材料の開発】
などの業務に従事。
●講 師 (株)IHI エネルギー・プラントセクター 技師長 飯沼秀靖 氏
●講 師 (株)日立製作所 日立事業所
ガスタービン設計部 ガスタービン予防保全グループ
担当部長 博士(工学)
市川国弘 氏
●日 時 2014年 2月 7日(金) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
13:00
T.ガスタービン及びガスタービン材料の特徴・開発動向と
  余寿命評価・補修・再生技術


【習得知識】
1.ガスタービン用材料およびコーティングの基礎技術
2.ガスタービン部品の材料劣化・損傷形態およびその評価技術
3.ガスタービン高温部品の補修および再生技術

【講義概容】
コンバインドサイクル用ガスタービンの高温・高効率化の動きは近年目覚しいものがあります。これを支える技術としての材料技術の果たす役割は大きいといえますが、それはより耐熱温度に優れた材料の開発のみでなく、その評価技術や補修・再生技術による貢献も相まって得られたものといえます。
本講座では、ガスタービンに関わる技術者を対象に、ガスタービンに用いられている材料構成例を紹介すると共に、高温部品に主として用いられているNi基超合金を中心に、材料・プロセス技術の変遷、材料設計の考え方、代表的な部品の仕様と製造法、加えて、実機運転に伴う劣化・損傷とその評価技術および補修・再生技術について、近年の研究・開発動向を含め紹介します。

 1.ガスタービンの構造と使用材料
  (1)ガスタービンの開発動向
  (2)ガスタービンの構造と使用材料例
 2.ガスタービン材料
  (1)材料・プロセス技術の変遷
  (2)主要部品の製造プロセス
  (3)組織と強化機構および材料特性
  (4)材料劣化機構
  (5)最近の研究・開発動向
 3.ガスタービン用コーティング
  (1)材料・プロセスの変遷
  (2)組織、機能および材料特性
  (3)劣化・損傷形態とその評価法
 4.ガスタービン高温部品の劣化・損傷形態・寿命とその評価技術
  (1)高温部品の劣化・損傷形態
  (2)部品管理寿命の考え方と設定事例
  (3)劣化診断・寿命評価法
  (4)実機損傷評価事例
 5.補修・再生技術
  (1)補修の考え方と運用法
  (2)運転モードと管理基準
  (3)補修技術
  (4)ガスタービン高温部品の損傷と補修の適用事例
  (5)寿命延伸技術
 6.質疑応答・名刺交換
(吉岡 氏)
14:00
|
15:10
U.航空転用型ガスタービン発電設備の高経年化の問題点とその対策

 1.はじめに
 2.発電設備高経年化の問題点
  (1)圧縮機翼、タービン翼
  (2)ディスク類
  (3)シール類
  (4)ケースなどの熱変形
  (5)制御装置
  (6)その他の要素
 3.高経年化に対する対策(長期間運用のために)
  (1)エンジンのオーバーホール
  (2)新規エンジン(同形機)との換装
  (3)新規機種との換装
  (4)設備の更新
 4.質疑応答・名刺交換
(飯沼 氏)
15:20
|
16:30
V.ガスタービンの予防保全技術について

 1.はじめに
 2.高温部品の保守管理
  (1)高温部品の損傷形態
  (2)高温部品の寿命管理
  (3)高温部品の運用計画
 3.高温部品の余寿命診断
  (1)余寿命診断の概念
  (2)静翼のき裂進展予測
  (3)動翼のコーティング劣化診断
  (4)燃焼器の材料劣化と熱疲労寿命評価
  (5)TBC剥離損傷評価
 4.高温部品の補修・長寿命化技術
  (1)動翼の補修再生技術
  (2)静翼の拡散ろう付補修
 5.圧縮機の保守管理
  (1)圧縮機翼の損傷形態
  (2)腐食ピットの管理
 6.おわりに
 7.質疑応答・名刺交換
(市川 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。