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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140205   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、各種素材・施設への抗菌・防カビ性の付与及び抗菌・抗カビ剤を利用した製品・商品開発・設計・品質管理
 等をご担当されている方々に、各用途において効率的かつスマートに加工処理する技術とノウハウについて、抗菌・抗カビ剤
 の選び方・使い方のポイント、効力試験・性能評価・付加価値の示し方、欧州で拡がるKOHKINに日本発の技術として対応す
 るための留意点に至るまで、本格的に学んでいない方にも理解できるよう、経験豊富な冨岡博士に平易に解説頂きます。

〜本格的に学んでいない方にも理解できるよう、平易に解説する〜
抗菌・抗カビ剤の選び方・使い方
●講 師 関西大学 特任准教授
(元)松下電器産業(株) 本社技術部門
工学博士
冨岡敏一 氏
  <略歴>
大阪府立大学 工学部 応用化学科 1970年 3月卒業。
大阪府立大学 1996年 工学博士 取得。
松下電器産業(株)(1970年4月入社,2005年5月退社)退職後、
(株)松下電工解析センターにて、事業場の抗菌JNLA登録を推進し、
第三者試験機関認定に貢献。
パナソニック(株)ホームアプライアンス社 技術本部 基盤技術開発
センターにて家電製品の清潔性向上に関する開発に従事。
2011年4月より現職 関西大学 理工学教育開発センター 特別任用准教授。

<社会貢献>
日本防菌防黴学会 監事、編集委員、査読委員(継続中)、評議員(継続中)。
日本化学会 界面コロイド部会 関西支部(2000-2001年度副支部長)。
抗菌製品技術協議会(2000年度副会長)。
非常勤講師(大阪電気通信大学:2002年度、神奈川工科大学:2008〜)。

<著書>
1.(共著)「DDSの人体・環境・ものづくりへの適用技術」,
 第2章 不快生物(ゴキブリ)による家電製品での被害の実態と忌避剤による
 安全性対策,エヌ・ティー・エス(2013.7)
2.(共著)「ケイ素化合物の選定と最適利用技術 −応用事例集−」,
 下巻1章第4節[6], 技術情報協会,(2006.10)
3.(共著)「抗菌・抗カビの最新技術とDDSの実際
 〜SARS、新興感染症対策対応から製品設計・評価まで〜

 1章第4節、1章第6節、2章第1節、2章第7節, エヌ・ティー・エス,(2005.4)
4.(共著)「機能性フィラー総覧」, 3.9.4珪酸塩系抗菌剤(シリカゲル系),テクノネット,(2000.11)
5.(共著)「動物忌避剤の開発と応用」,4章1.害虫忌避処理技術
 −家電製品への接触型忌避剤の応用−,(株)シーエムシー,(1999.7)
6.(共著)「抗菌剤の科学 PARTU」,執筆章:3.2、4.1、6.1, (株)工業調査会,(1997.11)
7.(共著)「抗菌のすべて」,第2章、第3章,(株)繊維社,(1997.9)
8.(共著)「多様化する無機系抗菌剤と高度利用技術」,
 第6章 錯体化銀/シリカゲル抗菌剤,(株)アイピーシー,(1997.9)
9.(共著)西野 敦,冨田 勝己,冨岡 敏一,小林 晋「抗菌剤の科学」,(株)工業調査会,(1996.11)
10.(共著)「抗菌・抗黴剤の使用技術と抗菌力試験、評価」,
 4.銀系抗菌剤(錯体化銀)の特性抗菌効果と使用技術,工業技術会,(1996.2)
技術論文 39報。口頭発表 24件。登録特許 85件 など(2013.9現在)。

●日 時 2014年 2月 5日(水) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講演要旨】

 20年前の付加価値としての抗菌ブームとは異なり、デフォルトで当たり前のように処理されている抗菌について、その選び方・使い方と効率的かつスマートに加工処理する技術とノウハウを解説する。また、欧州で拡がるKOHKINに日本発の技術として対応するための留意点も併せて説明する。
【プログラム】

0.基礎知識
  (抗菌処理技術の講演をお聞き頂く前に、
  微生物制御に関する基礎知識を確認頂くための入門編まとめ帳を事前配布)


 0−1 微生物の種類と分類
 0−2 微生物各論
  @ 真菌  A 細菌  B ウイルス
 0−3 微生物制御
 0−4 抗菌機作


1.抗菌・抗カビ剤の選び方

 1−1 薬剤の種類と用途
  @ 無機系  A 有機系  B 天然系
  C 光触媒  D 防かび剤
 1−2 選び方の変遷
  @ 特許から観る技術動向
  A 応用分野と抗菌成分
 1−3 化学薬品を用いない抗菌
  @ 埃と環境  A 物理的抗菌
  B 熱殺菌   C 電場除菌
  D 放電処理技術


2.抗菌・抗カビ剤の使い方

 2−1 表面処理のノウハウ
  @ 抗菌成分の分散方法と技術
  A 塗装処理技術
  B 抗菌処理の事例
 2−2 樹脂混練のノウハウ
  @ 混錬条件と抗菌性能
  A 熱可塑性樹脂への混練技術
  B 抗菌樹脂の事例
 2−3 抗菌性向上のポイント


3.抗菌・抗カビ効果の測り方(抗菌品質評価技術)

 3−1 抗菌性能評価
  @ JIS  A 具体的試験方法
 3−2 ユーザーへの説明に必要な性能評価
  @ 安全性評価方法  A 持続性評価技術


4.抗菌・抗カビ付加価値の示し方

 4−1 日本
  @ 全国公正取引協議会連合会
  A 工業会  B 抗菌製品技術協議会
 4−2 KOHKINのグローバル化(世界の抗菌動向)
  @ ISO  A 欧州  B 中国  C 米国


5.質疑応答<適宜>
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。