●講 師 |
埼玉工業大学 工学部 生命環境化学科/ 大学院工学研究科 応用化学専攻 教授 |
矢嶋龍彦 氏 |
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<略歴> 1977年3月、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了。
学位工学博士(1988年1月東京工業大学)。
1977年4月、埼玉工業大学工学部助手(環境工学科,現生命環境化学科)。
1989年4月、同助教授。
1991年12月、米国ペンシルバニア大学モネル化学感覚研究所博士研究員。
1993年3月、埼玉工業大学工学部助教授(復職)。
2000年4月、同教授(現在に至る)。
<本テーマ関連学協会でのご活動> (一社)表面技術協会平成25年度(第64期)会誌編集委員
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●日 時 |
2014年 2月 12日(水) 10:30〜16:30 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
44,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき34,000円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
【主な受講対象】
研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方まで。
本テーマに興味のある方なら誰でも歓迎です!
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【予備知識】
大学教養レベルの化学の知識
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【本セミナーで習得できること(一例)】
・親水・撥水に関する基礎知識
・接触角の測定と評価
・実際の表面への応用(ウェンゼルの表面とカッシーの表面)
・一般的な応用例
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【講師の言葉】
超親水および超撥水性の機能性材料は、プリントや接着を含め様々な生活用品や衣料、また、自動車のフロントガラスやミラー、建造物の外壁や窓ガラス、医療分野など広く利用されている。最近では、ディスプレイ用機能性フィルム、太陽電池、燃料電池、電気二重層キャパシタといった、エレクトロニクスや新エネルギー分野への応用展開も試みられ、関心を集めている。本講演では、こうした超親水性および超撥水性についての基礎的な知識と原理について詳述する。基本的な原理を理解することにより、実際上のさまざまな局面への正しい応用が可能となる。
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【プログラム】
1.超親水・超撥水の基礎と原理
(1)基材表面と表面エネルギー
(2)水と基材の相互作用と制御の考え方
(3)親水性と撥水性の違い
(4)なぜ超親水・超撥水現象が起こるか
(5)親水性・撥水性の向上に役立つ因子
(6)親水性・撥水性を制御するには
2.親水性・撥水性の測定と解析・評価
(1)静的接触角の測定と評価
(2)動的接触角の測定と評価
3.超親水化技術と超撥水化技術
(1)超親水化技術
(a)プラズマ処理による超親水化
(b)ゾル-ゲル法による超親水化
(c)光触媒による超親水化
(d)添加剤による超親水化
(2)超撥水化技術
(a)プラズマ処理による超撥水化
(b)フッ素系表面改質剤による超撥水化
(c)化学吸着法による超撥水化
(d)ゾル-ゲル法による超撥水化
4.超撥水・超親水化技術の実際
(1)超撥水ガラス
(2)繊維への超撥水加工
(3)燃料電池、太陽電池などエネルギー関連機器と超撥水性
(4)セルフクリーニング・防曇
(5)電極材料と超撥水化
(6)次世代ディスプレイと超撥水化
(7)プリント基板
(8)LCDへの応用
(9)医療材料と超親水性
※より良い講習会のため、4項については参加者のご要望をお伺いし、一部内容を変更する可能性がございます。
5.質疑応答<適宜>
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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