●講 師 |
自由民主党 総合政策研究所 特別研究員 政策アナリスト(宇宙・海洋・防衛) |
坂本規博 氏 |
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<略歴> 1976年早稲田大学理工学部電気工学科卒業、同年三井海洋開発入社、
その後日産自動車、日本航空宇宙工業会(技術部長)、
東京財団(フェロー)を経て2013年4月より現職。
所属学会;測位航法学会理事
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●講 師 |
内閣府 宇宙政策委員会 委員 前 内閣官房宇宙開発戦略本部 事務局長 京都大学 生存圏研究所 教授 博士(工学) |
山川 宏 氏 |
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<略歴>
<宇宙政策分野プロフィール>
【2001年】 文部科学省「ミールの軌道離脱計画に関する検討チーム」
ロシアモスクワ運用センター派遣チーム
【2005年】 経済産業省 産業構造審議会 臨時委員
【2010年】 内閣官房 宇宙開発戦略本部、
今後の宇宙政策の在り方に関する有識者会議委員
【 同年 】 文部科学省 宇宙開発委員会 国際宇宙ステーション部会 特別委員
【 同年 】 内閣官房 宇宙開発戦略本部 事務局長(行政職)
【2011年】 内閣府 大臣官房 宇宙政策予算等準備室長(行政職)
【2012年】 内閣府 宇宙政策委員会 委員
【 同年 】 内閣府 独立行政法人評価委員会 臨時委員 JAXA 分科会長代理
【2013年】 内閣府 宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会長、
宇宙産業部会委員、宇宙科学・探査部会委員
<宇宙工学分野プロフィール>
【1988年】 東京大学大学院工学系研究科、博士(工学)、宇宙研にて衛星計画に従事
【1993年】 文部科学省 宇宙科学研究所 助手・助教授、ロケット・人工衛星の開発に従事
【1997年】 NASA(米国航空宇宙局) 客員科学者
【2000年】 日欧共同水星探査BepiColombo 計画 スタデイマネージャー
【2002年】 ESA(欧州宇宙機関) 客員科学者
【2003年】 JAXA 宇宙科学研究所 助教授
【2005年】 日欧共同水星探査BepiColombo プロジェクトマネージャー
【 同年 】 JAXA 経営企画部(併任)
【2006年】 京都大学 生存圏研究所 教授・工学研究科教授
【2007年】 JAXA 宇宙科学研究本部 宇宙工学委員会 委員
【2008年】 京都大学 宇宙総合学研究ユニット 副ユニット長
【2009年】 USEF 空中発射に係る 専門委員会委員
【2013年】 JAXA 宇宙科学研究所 宇宙工学委員長
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●講 師 |
三菱重工業(株) 防衛・宇宙ドメイン 宇宙事業部 事業部長 |
阿部直彦 氏 |
●講 師 |
三菱電機(株) 電子システム事業本部 宇宙システム事業部 副事業部長 |
小山 浩 氏 |
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<略歴> 【1987年】 東京大学工学部航空学科 博士課程 修了
【 同年 】 三菱電機株式会社 入社
所属学会;航空宇宙学会、計測自動制御学会
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●講 師 |
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 航空本部複合材センターおよび 筑波研究開発本部材料・機構G客員研究員 宇宙科学研究所 ソーラーセイルWG |
横田力男 氏 |
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<略歴> 1963年 日本大学理工学部卒、同年東京大学宇宙航空研究所入所(文部技官)
1974年 クラークソン工大留学 リサーリアソシエイト
2003年 文部科学省宇宙科学研究所 助教授
2006年 退職に伴い主任研究員(非常勤)
2007年より現在に至る(工学博士)
所属学会;高分子学会、強化プラスチック協会、ポリイミド研究会
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●講 師 |
(株)アクセルスペース 代表取締役CEO |
中村友哉 氏 |
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<講師紹介> 2002年、東京大学工学部卒業。
07年に東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。
在学中に超小型衛星「XI-W」「XI-X」「PRISM」の開発に携わる。
同専攻での特任研究員(JST独創的シーズ展開事業大学発ベンチャー創出推進、
開発代表者は中須賀真一教授)を経て、08年にアクセルスペースを設立。
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●日 時 |
2014年 4月 22日(火) 9:30〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 10:40
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T.我が国の宇宙総合戦略について 〜宇宙産業の振興策などを含め〜
<講義概要>
・2008年5月に制定された宇宙基本法と2013年12月17日に閣議決定された国家安全保障戦略、防衛計画の大綱などの国家戦略を踏まえ、我が国の宇宙総合戦略について概説するとともに、その具体例として我が国の宇宙産業の振興策について詳説する。
1.我が国の宇宙総合戦略
(1)宇宙政策の階層
(2)国家戦略から宇宙戦略への要求
(3)我が国の宇宙総合戦略について
2.宇宙利用と宇宙産業
(1)宇宙利用の具体例について
(2)世界の宇宙産業の特徴
(3)日本の宇宙産業振興のために考慮すべき事項
3.我が国の宇宙産業の振興策
(1)短期的方策(通信放送、打上げサービス、衛星画像など有望分野の推進)
(2)中期的方策(安全保障、海洋など他分野との連携)
(3)長期的方策(宇宙旅行、宇宙太陽光発電、宇宙建設など将来ビジネスの推進)
4.関連質疑応答・名刺交換
(坂本 氏)
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10:50 | 12:00
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U.我が国の宇宙政策:宇宙輸送と安全保障利用
<講義概要>
内閣府宇宙政策委員会における2013年5月の中間とりまとめでは、液体ロケットについて「輸送系の全体像を明らかにし、我が国の総合力を結集して、新型基幹ロケットの開発に着手する」とし、固体ロケットについて「小型衛星の効率的な打ち上げに資する輸送システムの自律性の確保の観点から、当面は、イプシロンロケットの開発及び高度化を推進する」としている。本セミナーでは、その後の具体的な進捗と今後について詳説する。また、宇宙の安全保障利用の状況について概説する。
1.宇宙基本計画(内閣府宇宙政策委員会)
2.宇宙輸送政策(宇宙輸送システム部会)
(1)液体ロケット:新型基幹ロケットの今後について
(2)固体ロケット:イプシロンロケットの今後について
3.宇宙の安全保障利用について
4.まとめ
5.質疑応答・名刺交換
(山川 氏)
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12:50 | 13:50
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V.衛星打上げ輸送サービス事業の展開
<講義概要>
我が国の基幹ロケットであるH-IIA、H-IIBの打上げ民営化以降、三菱重工業が行ってきた衛星打上げ輸送サービス事業について概説するとともに、その発展に向けた取組みについて詳説する。
1.MHIの打上げ輸送サービス
(1)日本の基幹ロケットの紹介
(2)基幹ロケットの歴史
(3)打上げ民営化
2.衛星打上げ市場の世界情勢
(1)各国ロケット開発・運用状況
(2)我が国打上げ輸送サービスの課題
3.打上げ輸送サービス事業発展への取組み
(1)確実な打上げに向けた取組み
(2)顧客サービス向上への取組み
4.質疑応答・名刺交換
(阿部 氏)
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14:00 | 15:00
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W.衛星ビジネスの展開 〜開発から産業化に向けて〜
<講義概要>
三菱電機の宇宙ビジネスの概要を紹介すると共に、商業化の進展している通信衛星市場を対象に、世界の動向、欧米の取り組み状況、今後の産業化に向けた当社の活動等を概説する。
1.三菱電機の宇宙ビジネス
2.商用通信衛星市場の動向
(1)商用通信衛星市場の動向
(2)商用通信衛星の技術のトレンド
3.開発から産業化へ
(1)欧米の取組み状況
(2)産業化に向けた取組み
4. 関連質疑応答・名刺交換
(小山 氏)
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15:10 | 16:10
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X.宇宙機材料開発の最前線 〜有機系材料の宇宙機適応の現状と課題〜
<講演概要>
高度の信頼性を要求される宇宙機に用いられる有機系材料の厳しい使用環境における適応と課題を概観し、その解決のための一つの方向・新しい耐熱材料開発について紹介する。
1.環境における有機系材料適応の現状と課題
2.耐熱構造材に向けた複合材料開発の流れと新材料の創生
3.世界初の宇宙ヨット・ソーラーセイルポリイミド膜開発
4.材料開発の現状ととるべき道
5.質疑応答・名刺交換
(横田 氏)
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16:20 | 17:00
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Y.宇宙ビジネスをひらく超小型の人工衛星
〜世界初の商用衛星を打ち上げる大学発ベンチャーの挑戦〜
<講演概要>
2013年11月21日、アクセルスペースは世界初の民間商用超小型衛星WNISAT-1をロシアから打ち上げることに成功した。本講演では超小型衛星の歴史から、起業に至る動機と経緯、WNISAT-1の特性・ミッションおよび軌道上での状況について概説し、民間による宇宙ビジネスが成り立つ可能性、将来への展望についても紹介する。
(中村 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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