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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140602   このセミナーの受付は終了しています


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クロマト分離の装置・応用技術と工業化事例&
イオン交換膜及び電気透析・拡散透析の基礎と応用技術
●講 師 オルガノ(株) 開発センター
機能材グループ 次長(クロマトチーム長)
佐藤康平 氏
  <講師紹介>
1990年4月 オルガノ入社(当初は材開発部門所属)
1992年4月〜 クロマト分離設備の研究開発担当
擬似移動層方式クロマト分離装置開発を中心に活動
●講 師 (株)アストム 技術部 松井多嘉夫 氏
●講 師 (株)アストム 技術部 岸本文都 氏
●日 時 2014年 6月 12日(木) 10:00〜18:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講 59,400円
   【1名につき(テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む)】
◆プログラムTのみ受講 39,960円
   【1名につき(テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む)】
◆プログラムUのみ受講 32,400円
   【1名につき(テキスト代、消費税を含む)】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
14:40
T.クロマト分離の装置・応用技術と工業化事例

【予備知識】
工業用途でのクロマト分離装置活用に興味をお持ちの方であれば、特に必要な専門知識はありません。

【習得知識】
・クロマト分離の基礎知識
・連続式クロマト分離装置(SMB)の基本原理とその応用
・工業用クロマト分離装置の導入手順
・最近のSMB適用例

【講師の言葉】
 クロマト分離技術は、分析用途ではHPLCとして広く活用されている。工業的な分離精製技術としては、蒸留や晶析等よりも比較的新しい技術であり、食品、機能性食品、医薬、化粧品、電子産業、ファインケミカル等様々な分野でその応用が検討されている。
 本セミナーでは、はじめてクロマト分離装置の導入を検討される方でも容易に取り組む事が出来るようになることを想定し、クロマト分離の基礎知識、効率良く連続分離を行う擬似移動層方式クロマト分離装置についての基本原理とその実用例について解説するとともに、実際に導入検討を行う場合の手順について解説を加える。本セミナーがプロセス開発者、分離精製技術研究者の一助になることを期待する。

【プログラム】
 1.クロマト分離の基礎
  1-1 クロマト分離とは
  1-2 固定層方式クロマト分離装置
  1-3 擬似移動層方式クロマト分離装置
  1-4 各種方式の特徴と使い分け
 2.工業的クロマト分離装置
  2-1 分取用クロマト分離装置とは
  2-2 分取カラム、周辺機器の特徴
  2-3 固定層方式の特徴と工業化のための注意点
  2-4 擬似移動層方式の特徴と工業化のための注意点
 3.擬似移動層方式クロマト分離装置導入手順とポイント
  3-1 分離剤の選定
  3-2 基礎試験と挙動解析
  3-3 コンピューターシミュレーションによる分離予想
  3-4 パイロットプラント試験
  3-5 擬似移動層方式クロマト分離実験装置
 4.擬似移動層方式クロマト分離装置の工業化事例
  4-1 糖類分離(澱粉糖、甜菜糖、等)
  4-2 健食精製(ビタミン、高度不飽和脂肪酸、等)
  4-3 ファインケミカル原料精製
  4-4 最近の分離対象物トピックス
   〜廃液からの有価物回収、反応クロマト、グラジエントSMB、等
 5.擬似移動層方式の特徴理解のための基礎演習
 6.質疑応答・名刺交換
(佐藤 氏)
 (※途中昼食休憩50分含む)
15:00
|
18:00
U.イオン交換膜及び電気透析・拡散透析の基礎と応用技術

【受講対象】
水処理・環境関連・化学・食品・医薬他、電気透析・拡散透析の利用および関連するプラント・製品を扱っておられる、又は検討されているエンジニア・技術・研究・開発・生産のご担当の方など。

【予備知識】
上記担当者であれば専門知識は特に必要ありません。

【習得知識】
イオン交換膜の基礎知識
電気透析・拡散透析の基礎知識
電気透析の応用用途と最新の適用例

【講師の言葉】
 国内でのイオン交換膜及び電気透析の技術開発は、製塩工業の近代化を旗印におよそ半世紀前に本格化した。その後、これらの技術は、一般工業・食品分野・飲料水分野・廃水処理など非常に広い分野で利用されるようになり、近年においてもバイポーラー膜が開発されるなど、さらに応用範囲が拡大している。
 本セミナーではイオン交換膜による分離の基礎理論をわかり易く説明するとともに、電気透析・拡散透析の応用用途を紹介し、それぞれの技術内容の詳細を解説する。

【プログラム】
 1.イオン交換膜の構造と機能
  1-1 イオン交換膜の構造
  1-2 イオン交換膜の種類
  1-3 イオン交換膜の特性
 2.電気透析の機能
  2-1 電気透析の原理
  2-2 電気透析装置の概要と運転条件
 3.電気透析の応用
  3-1 製塩工業
  3-2 海洋深層水からのミネラルウォーター製造
  3-3 地下かん水からの飲料水の製造(硝酸性窒素除去処理など含め)
  3-4 最終処分場浸出水の処理
  3-5 廃酸からの酸回収
  3-6 金属・有価物の回収
  3-7 メッキ液の再生
  3-8 醤油の減塩
  3-9 ワインの酒石安定化
  3-10 アミノ酸の脱塩
  3-11 梅調味液、梅酢の脱塩
  3-12 糖液の脱塩(オリゴ糖の脱塩)
  3-13 チーズホエーの脱塩
  3-14 医薬中間体の脱塩
 4.拡散透析
  4-1 拡散透析の原理
  4-2 拡散透析による酸の回収
   〜硝フッ酸回収、塩酸回収、硫酸回収
 5.バイポーラー膜の機能と応用
  5-1 バイポーラー膜電気透析の原理
  5-2 有機酸塩からの有機酸の製造
  5-3 中性塩からの酸・アルカリの製造
  5-4 ピックリング廃液からの酸回収
 6.質疑応答・名刺交換
(松井 氏)(岸本 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。