●講 師 |
早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 教授 |
栗原正典 氏 |
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<講師経歴> 1980年、日本オイルエンジニアリング(株)入社、
1992年、米国テキサス州立大学オースチン校工学部石油工学科博士課程入学、
1995年、米国テキサス州立大学オースチン校工学部石油工学科博士課程修了、
2002年、早稲田大学大学院非常勤講師、
2009年、日本オイルエンジニアリング(株)取締役、
2011年、早稲田大学理工学術院創造理工学部環境資源工学科教授。
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●講 師 |
シュルンベルジェ(株) コミュニケーションマネージャー |
大澤 理 氏 |
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<講師紹介> 1986年4月、日本シュルンベルジェ(株)入社。
1989年、Geco Geophysical社(英国)に出向、
1990-93年、Services Techniques Schlumberger社(フランス)で勤務、
1994年、日本に戻り、シュルンベルジェ東京事業所に勤務、
2005年、東京事業所長、
2007 年、シュルンベルジェ(株)コミュニケーションマネージャーに就任、
現在に至る。
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●講 師 |
日本オイルエンジニアリング(株) 施設技術部 技術顧問 |
冬室 誠 氏 |
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<講師経歴> 1977年に日本オイルエンジニアリング(株)入社後、プロセスエンジニアとして
原油・ガス処理設備の設計に従事してきた。近年は原油・ガス生産プロセスを
環境/安全面から考慮した調査業務が主体に、石油・ガス資源の再利用の
視点でCCS、随伴水の再利用技術、フレアガス不純物中のCO2を回収した
CO2EOR設備の案件形成、同プロジェクトの推進、プロジェクト経済性評価及び
環境/安全面(腐食対応等)の材料等の操業技術の検討業務における
コンサルタント業務を数多く実施し、EOR技術に精通している。
主たる業務実績は、北アフリカ・中近東・アジアの産油諸国が中心で、現在は
イラン・イラクの石油産業の環境・安全調査プロジェクトのPMを実施している。
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●講 師 |
(株)明電舎 水・環境事業部 膜・水処理プラント部 研究開発第2課 主任 |
中川彰利 氏 |
●講 師 |
日揮(株) テクノロジーイノベーションセンター 本部長スタッフ |
猪俣 誠 氏 |
●日 時 |
2014年 6月 25日(水) 9:30〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 11:00
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T.非在来型原油の開発・生産技術とその動向(現状技術、課題、等)
〜重質油・ビチューメン、オイルシェール、タイトオイル(シェールオイル)、
等について〜
1.非在来型原油・天然ガスの紹介
2.重質油の開発
(1)生産手法
(2)輸送・改質
(3)研究・開発動向
(4)課題等
3.オイルシェールの開発
(1)生産手法
(2)研究・開発動向
(3)課題等
4.タイトオイル(シェールオイル)の開発
(1)生産手法
(2)研究・開発動向
(3)課題等
5.まとめ(研究・開発動向、課題、対応策、展望、等)
6.質疑応答・名刺交換
(栗原 氏)
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11:10 | 12:20
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U.非在来型油田開発を可能にした新技術と装置・材料など今後の研究開発動向
<発表要旨>
今世紀に入り、シェールオイルを始めとする非在来型油田の開発が盛んになってきた。この背景には、水圧破砕、水平掘削、微小地震観測といった新しい技術の実用化が大きい。一方で、回収率や環境問題など、油田の新たな開発にはまだまだ越えなければならない課題も多い。本講演では、非在来型資源の開発を可能にしたこれら新しい技術を解説し、現在の油田開発への技術的な課題と今後の研究開発への期待について述べる。
1.非在来型油田開発への背景
2.非在来型油田開発を可能にした技術
(1)水平掘削技術
(2)水圧破砕技術
(3)微小地震観測技術
3.現在の油田開発における課題
(1)探査・開発における課題
(2)高温・高圧技術
(3)回収率を向上させる手法
(4)安全・環境問題
4.まとめ−今後の研究開発への期待
5.質疑応答・名刺交換
(大澤 氏)
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13:10 | 14:40
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V.EOR設備の設計の技術動向と装置・材料への開発対応技術
1.EOR概論
2.ガス溶解型攻法(Miscible Gas)
(1)CO2圧入とEOR/CCS設備
(2)設計と設備コスト(経済性)
(3)最近の技術動向(アミン系溶剤、膜開発技術等)
3.ケミカル攻法
(1)必要な設備
(2)設計と設備コスト(経済性)
(3)最近の技術動向(ケミカルの開発動向等)
4.熱を利用する攻法
(1)空気燃焼法(空気圧入攻法)
(2)スチーム攻法
(3)その他の攻法
(4)設計と設備コスト(経済性)
(5)最近の技術動向(重質油対応の随伴水再利用技術等)
5.CO2EORにおける装置・材料への開発技術
(1)開発技術―CO2腐食とは
(2)腐食管理技術
(3)耐腐食材料の開発技術
6.今後の展望
7.質疑応答・名刺交換
(冬室 氏)
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14:50 | 15:50
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W.オイルサンド採掘等での排水処理技術の動向と展望
1.オイルサンド・シェールガス採掘における水処理技術
(1)既存技術の紹介
(2)同分野における膜処理の重要性
2.セラミック平膜
(1)製品概要
(2)随伴水処理におけるセラミック平膜の導入例
3.セラミック平膜を用いたオイルサンド採掘で発生するOSPWの処理事例紹介
(1)オイルサンドとOSPW
(2)処理フロー
(3)検証結果
4.まとめと今後の展望
5.質疑応答と名刺交換
(中川 氏)
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16:00 | 17:00
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X.重質油および非在来型原油のアップグレーディング技術動向
1.重質油・非在来型重質原油の性状とアップグレーディング技術
(1)定義と性状
(2)アップグレーディング技術と製品
2.主なアップグレーディング技術
(1)Full-Upgrading技術
(2)Partial-Upgrading技術
3.最近のUpgradingプロジェクトの動向
4.原油重質化に対応した装置材料
(1)原油性状と腐食
(2)材料からの対応
5.質疑応答・名刺交換
(猪俣 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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