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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140618   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★レアメタルを含む重金属類含有の排水(廃液)・汚泥などをただ処理するのではなく、選択的に処理ならびに有価物として
 回収・リサイクルする技術とは?!
★本セミナーでは、経済性・環境性の両立に向けた排水(廃液)・汚泥からのレアメタルや重金属類の具体的な処理・回収・
 リサイクル技術の各手法(ガスセンサー制御硫化物法、エマルションフロー法、イオン交換樹脂、高機能金属吸着材、
 セルロース繊維吸着材)と適用例などについて、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

〜価格が上昇しているニッケル回収などを含めた〜
排水(廃液)・汚泥などからのレアメタル及び重金属類の
処理・回収・リサイクル技術とその適用事例
●講 師 (株)アクアテック 取締役 顧問
技術士(衛生工学)
大西彬聰 氏
●講 師 (独)日本原子力研究開発機構
原子力基礎工学研究センター 研究主席
兼 環境・放射線科学ユニット
環境化学研究グループリーダー
博士(理学)
長縄弘親 氏
●講 師 ピュロライト(株)
テクニカルサービスマネージャー
博士(Ph.D.)
伊藤正義 氏
●講 師 日本フイルコン(株)
アドセップ事業推進部 課長
加藤敏文 氏
●講 師 明星大学 理工学部 総合理工学科
環境生態学系 特別教授
博士(理学)
赤間美文 氏
●日 時 2014年 6月 20日(金) 9:40〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:00
T.排水(廃液)・汚泥などからのガスセンサー制御硫化物法による
  レアメタル等の効率的回収・リサイクル技術とその事例


 1.レアメタル・重金属排水(廃液)の特性
 2.レアメタル・重金属排水(廃液)処理
  〜各種技術の現状(金属イオン分離法)〜
   @沈殿法、A溶媒抽出法、Bイオン交換樹脂法、C晶析法、
   Dセメンテーション、E電解法、Fフェライト生成法、
   G貴金属シアン液の熱加水分解法によるシアンの無害化と貴金属単体分離析出
 3.新しい水処理制御技術(ガスセンサーによる液中反応制御技術)
  (1)新開発硫化物法(NS法)
  (2)メタノールモニター(微生物脱窒処理工程におけるメタノール添加制御)
  (3)アンモニアモニター(不連続点塩素添加工程における次亜塩素酸ソーダ添加制御)
 4.硫化水素ガスセンサー制御硫化物法(NS法)によるレアメタル・重金属等の
   処理・回収・リサイクル

  (1)NS法と従来硫化物法との違い
  (2)NS法の適用分野(対象金属)Ni、Cu、Mo、Co、Sn、In、Zn、
    希土類、Pb、Se、As、Hg、Cd

  (3)システム適用例
   @めっき排水処理
   A濃厚無電解ニッケル老廃液
   B濃厚無電解銅老廃液
   Cプリント基板製造工程
   D有害金属の高度処理
   Eステンレス工業排水
   F溶融亜鉛めっき廃酸および排水からの亜鉛回収(開発中)
 5.NS法による有用金属回収と汚泥の削減(NEDO国家プロジェクト)
  〜重金属汚泥からの金属ニッケル回収
 6.NS法およびキレート樹脂による水銀排水処理
 7.インジウムおよび遊離酸回収技術(液晶工程、半導体製造工程)
 8.質疑応答・名刺交換
(大西 氏)
11:10
|
12:30
U.エマルションフロー法による排水中レアメタル回収と廃液浄化技術及びその事例
 〜簡便・低コスト型の新規抽出分離法〜


 1.研究開発の背景
 2.エマルションフロー法の概要
 3.エマルションフロー法の他の技術との比較
 4.エマルションフロー法の適用経験(対象となるレアメタルなど)
  〜廃液、工程液、浸出液からの白金族(Pt、Pd)、チタン、コバルト、
   インジウム、モリブデン及び金、銀、銅、亜鉛など

 5.めっき廃液からのニッケル回収(具体例紹介)
 6.廃棄物(浸出液)からのレアアースの回収(具体例紹介)
 7.ウラン含有放射性廃液の処理(事例紹介)
 8.自動車用塗料廃液の浄化(事例紹介)
 9.コストと今後の展望
 10.質疑応答・名刺交換
(長縄 氏)
13:20
|
14:30
V.イオン交換樹脂による排水中の金属除去・回収技術とその事例

 1.イオン交換樹脂
  (1)機能と特徴
  (2)用途の紹介
 2.キレート樹脂について
  (1)キレート機能と特徴
  (2)用途の紹介
 3.排水の有害金属の除去と重金属等の回収
  (1)メッキ排水のクロム酸および金
  (2)モリブデン
  (3)水銀
  (4)その他重金属類
  (5)ホウ素
 4.質疑応答・名刺交換
(伊藤 氏)
14:40
|
15:50
W.高機能金属吸着材の開発とレアメタル回収事例
 〜希薄な排水からの回収技術〜


 1.開発背景
  (1)金属資源利用の現状
  (2)液中金属回収の必要性
  (3)キレート樹脂と課題
 2.高機能吸着材「ポリキレート樹脂」の開発
  (1)基材樹脂の最適化
  (2)官能基の最適化
  (3)ポリキレート樹脂の吸着特性
 3.ポリキレートカートリッジの開発
  (1)缶体充填による弊害
  (2)高速・低圧損処理へのアプローチ
  (3)ポリキレートカートリッジの吸着特性
 4.適用事例
  (1)貴金属めっき浴からの銅イオン除去
  (2)クロムめっき浴からの銅イオン除去
  (3)廃液からのニッケル回収
  (4)貴金属めっき水洗水からの貴金属回収
  (5)廃キャタリストからのパラジウム回収
 5.質疑応答・名刺交換
(加藤 氏)
16:00
|
17:00
X.セルロース繊維を基材とした吸着材によるレアメタルを含む金属の分離濃縮技術
 〜排水、河川水、海塩試料などからの分離濃縮〜


 1.セルロース繊維を基材とした吸着材(キレート繊維)について
  (1)キレート繊維の構造と特徴
  (2)キレート繊維による金属の吸着機構
 2.キレート繊維による金属の分離回収
  (1)排液中のMn, Co, Ni, Cu, Cd, Pbの吸着分離
  (2)地下水、海塩試料中微量重金属の抽出分離
  (3)金属亜鉛中のInの分離濃縮
  (4)今後の展望
 3.質疑応答・名刺交換
(赤間 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。