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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140619   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★センサー・クラウドなど情報通信技術(ICT)を利用して効率的な上下水道の運営を図る「スマートウォーター」ビジネスに、
 水関連企業やIT企業が相次いで参入しています。上下水道の老朽化に直面している先進国の都市部や、新しい都市の
 建設が進む新興国では、スマートウォーターの需要が急速に高まっており、急激な人口増加と経済発展で深刻化する
 世界的な水不足問題の解決手段として注目されています。
★日本の水道事業を担う1350の自治体は、人口減少や企業の海外移転、節水機器の普及による水道料金減少と
 更新費用や耐震化、維持管理費の増加など喫緊の課題となっています。
★本セミナーでは、午前中にグローバルウォータ・ジャパンの吉村氏より、スマートウォーターに関する国内外最新動向と
 ビジネスチャンスについて、午後からは水ing、メタウォーター、日立製作所の方々より具体的なシステム(技術)・
 ソリューション・事業展開・展望などについて、詳説頂きます。

〜国内外で普及・開発が進む〜
スマートウォーターに関する情報通信技術と
ビジネスチャンス及び水道運営効率化・事業展開
●講 師 グローバルウォータ・ジャパン 代表
国連テクニカルアドバイザー
吉村和就 氏
  <水に関する国の委員などの経歴>
・国連テクニカルアドバイザー
・水の安全保障戦略機構 技術普及委員長
・経済産業省「水ビジネス国際展開研究会」委員
・文部科学省 科学技術動向研究センター専門委員
・環境省「水タスクフォースチーム」委員
・環境省「平成25年度環境成長エンジン研究会」専門委員
・外務省国際協力局「水に関する有識者会議」委員
・三省合同(国交省、経産省、厚労省)海外水インフラPPP協議会委員
・(社)水と環境の未来研究所 理事
・(社)日本水道協会 特別会員
・千葉工業大学 非常勤講師
・千葉県習志野市国際交流協会副会長
●講 師 水ing(株)
営業本部 維持管理システム開発統括統括
理事・工学博士・技術士(水道部門)
三島浩二 氏
●講 師 メタウォーター(株)
サービスソリューション事業本部
WBCセンター センター長
上野隆史 氏
●講 師 (株)日立製作所 インフラシステム社
水・環境ソリューション事業部 主管技師
舘 隆広 氏
●日 時 2014年 6月 27日(金) 10:30〜16:10
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
11:50
T.スマートウォーターに関する国内外最新動向とビジネスチャンス

<講演要旨>
 人口の増加と世界経済の発展で水インフラの整備や維持管理の重要性は加速度的に増加している。多くのインフラ整備を含むスマートシティ市場は、2020年には40兆円を超えるものと推測され、その中でもスマートウォーター・マネージメント市場の年間伸び率は17.2%で2018年には12.03ビリオン米ドル(約1兆2千億円、英国のレポート)市場になると予想されている。その大きな市場で活躍している海外企業の戦略やこれからのビジネスチャンスについて述べる。

 1.スマート概念の定義
 2.スマートシティの要素・市場と動向(スマートグリッド、他)
 3.スマートウォーター・マネージメントの市場動向
 4.スマートウォーター・ネットワークの現状(2013年)
 5.海外企業の動向
 6.質疑応答・名刺交換
(吉村 氏)
12:50
|
13:50
U.SWN(Swing water net)による維持管理高度化とソリューション事業展開

<講演要旨>
 上下水道施設は「建設」から「維持管理」の時代に移行しつつある。水ing(株)は1977年より上下水道施設の運転管理業務を受託し、現在は全国300箇所の上下水道施設に3,000人が勤務する。地方自治体は「技術継承」「財政」などの経営課題に直面し、維持管理の民間委託・民営化は広がりつつある。昨今、上下水道施設の維持管理にICTを活用する試みが始まっている。本発表では、上下水道施設の建設・維持管理に多くの実績を有する水ingが導入を進めるICTサービス『SWN;Swing water net』およびその事例を紹介する。

<質疑応答・名刺交換>
(三島 氏)
14:00
|
15:00
V.持続可能な水環境事業を支える情報プラットフォーム
  :ウォータービジネスクラウド(WBC)


【主旨】
 国内事情では少子高齢化や地方の過疎化が進み、地域の水環境事業を安定的に持続させる「スマート」が必要となります。このスマートは広域化と包括化を実現することだと考えています。当社は地域に根差した水環境事業を実現する情報プラットフォームを構築し、水環境事業を継続させるための広域化と包括化に対するクラウドサービスを提供します。
 本発表では情報プラットフォームである「ウォーター・ビジネス・クラウド WBC」とその事例について紹介します。


 1.会社紹介
 2.広域化と包括化の課題
 3.地元に根差す水環境事業とは?
 4.情報プラットフォームの必要性
 5.WBCコンテンツの紹介
 6.WBCの今後の展開
 7.質疑応答・名刺交換
(上野 氏)
15:10
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16:10
W.水循環の最適化に貢献する日立のインテリジェントウォーターシステム


<講演要旨>
 日立が提案するインテリジェントウォーターシステムは、上下水道をはじめとするさまざまな水処理システムを、情報制御システムと融合することで、地域の水資源循環の信頼性を高め、効率化するものです。本セミナーでは、日立の水環境事業の概要、インテリジェントウォーターシステム、これを実現するための技術や水環境ソリューションへの取り組みなどをご紹介します。

 1.スマートシティと水インフラ
  (1)ITが支えるスマートシティ
  (2)スマートシティと水インフラ
  (3)水インフラの国際標準化動向
 2.世界と日本の水環境
 3.日立の水環境事業
  (1)水環境ソリューション事業
  (2)事業運営への取り組み
 4.インテリジェントウォーターシステム
  (1)インテリジェントウォーター構想
  (2)電気・情報制御の果たす役割
 5.インテリジェントウォーターシステムを支える技術例
  (1)送配水系ソリューション
  (2)低環境負荷水処理制御技術
 6.質疑応答、名刺交換
(舘 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。