<受講対象>
化学・食品・医薬・環境関連(水処理)・その他、ろ過技術が必要な分野の方。
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<本セミナーでの習得知識>
ろ過技術及びろ過現象に関する基礎知識及びろ過試験結果に対する考察ができるようになる知識について学んで頂きます。
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<講師の言葉>
ろ過法には膜ろ過、砂ろ過、不織布ろ過、高速繊維ろ材ろ過、ケーク(脱水)ろ過などいろいろあるが、ろ過の機構と問題点は類型化でき、基本的に共通している事項が多い。本講義では、「ろ過およびそれに関連する諸現象、ろ材の評価法およびろ過技術とは何か?」ということを、できるだけわかり易く説明する。また、各種ろ過方法および装置におけるろ過特性に影響を及ぼす諸現象や諸因子を説明し、併せて実施例を通してろ過装置・ろ材選定法の考え方を紹介する。
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<プログラム>
1. ろ過・膜ろ過および関連現象・操作の基礎
1.1 ろ過装置およびろ材・フィルターの種類と特徴
1.2 各種ろ過機構とろ過特性の評価法およびその応用
(1)ろ材閉塞ろ過
(2)深層ろ過
(3)ケークろ過
(4)圧搾
(5)膜ろ過(NF、RO)
1.3 ろ材における界面動電現象(表面電荷、流動電位、ゼーター電位)の基礎と測定法
1.4 凝集・造粒機構の種類と凝集・造粒操作の基礎
(1)凝集剤の種類と特性および凝集機構
(2)凝集・分散性特性に影響を及ぼす諸因子と留意点
1.5 各種フィルター・ろ材のろ過精度・細孔径の定義と測定法
(1)分離粒子径、細孔径の種類とろ過精度の定義
(2)膜および不織布の細孔径(分布)の測定法
2. 膜ろ過特性(清澄ろ過)
2.1 膜の種類と特徴
2.2 ろ過式と濃度分極・物質移動係数
2.3 膜ファウリングの因子と機構と各種防止法
2.4 懸濁粒子の膜ろ過特性および膜透過(分級)特性に及ぼす諸因子
2.5 油・エマルションの膜ろ過特性
2.6 生物粒子・活性汚泥(MBR)の膜ろ過特性に及ぼす諸因子
2.7 酵素・たんぱく質などの可溶性生体物質の膜(MF,UF)ろ過特性
2.8 逆洗を伴う連続膜ろ過におけるろ過特性と逆洗効果の評価法
2.9 RO,NF膜による濃縮に伴うファウリング特性と防止法
3. 深層ろ過(不織布フィルター・高速繊維ろ材ろ過・砂ろ過)のろ過特性
3.1 不織布フィルターのろ過特性
3.2 高速繊維ろ材ろ過特性
4. ケークろ過と圧搾のろ過特性
4.1 ろ過試験とろ過特性の評価法
4.2 ケーク抵抗に及ぼす諸因子と低減法
4.3 圧搾特性の求め方
5. フィルターおよびろ過装置の選定法
5.1 固液分離におけるろ過装置の選定基準
5.2 ろ過装置の選定事例
5.3 最適ろ過システムの選定の考え方
6. 質疑応答
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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