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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140803   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★補助金対象講座★
★生産工程や排水処理など多くの産業の基盤技術となっているろ過技術を修得し、各プロセスへ応用する!!
★本セミナーでは、ろ過を効果的に行うために、ろ過・膜ろ過および関連現象・操作の基礎から、各種ろ過技術
 【膜ろ過(清澄ろ過)、深層ろ過(不織布フィルター・高速繊維ろ材ろ過・砂ろ過)、ケークろ過と圧搾】と、
 フィルターおよびろ過装置の選定法に至るまで、経験豊富な松本博士にわかりやすく解説頂きます。

−じっくり学ぶ充実の2日間セミナー−
各種ろ過方法の特性およびろ材・装置の選定方法
〜各種ろ過特性とろ材の評価法、実施例を通したろ過技術の応用法〜
●講 師 横浜国立大学 名誉教授
日本液体清澄化技術工業会(LFPI) 会長
松本幹治 氏
  <講師紹介>
職歴:1974年 東京大学工学部助手、1979年 カナダ国立研究所化学工学課研究員、
1984年 横浜国立大学工学部化学工学科助教授、1991年 同学科教授、
2006年 同大学院工学研究院教授、2012年 同大学名誉教授、現在に至る。
研究内容:分離工学、固液分離、膜分離、粉体工学
学会活動等:日本液体清澄化技術工業会(LFPI)会長、
(社)日本粉体工業技術協会バルクハンドリング分科会コーディネータ
著書:凝集工学(日本粉体工業技術協会編)、5章、6章、日刊工業新聞社(1982)。
生物化学工学(東稔節治編)、5章、朝倉書店(1996)。
ユーザーのための実用膜分離技術(松本幹治編著)、1章、3章、日刊工業新聞社(1996)。
ユーザーのための実用固液分離技術(日本液体清澄化技術工業会編)、1章、2章、
分離技術会(2010)。ほか多数。
●日 時 2014年 8月 20日(水) 13:00〜16:50
2014年 8月 21日(木)  9:50〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 64,800円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき59,400円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

中小企業庁の「ものづくり小規模事業者等人材育成事業」の指定講座につき、
中小企業の方には受講料の2/3,交通費の2/3,宿泊費の2/3の補助金が支給されます

 中小企業従業員で、事前の申請が中小企業庁に認可採択されると、受講料等費用の2/3が補助される
 セミナーです。詳細は下記URLにてご確認願います。
 ※補助を受けるためには事前の申請が必要です。ご注意ください。
    事務局ホームページ 「指定講習会受講希望者の方へ」
    http://www.mstc.or.jp/jinzai/jyuko.html
    (一財)製造科学技術センター ものづくり人材育成事業部 TEL. 03-3500-4891

 <公募要領・申請様式はこちらからもダウンロードできます>
  ものづくり小規模事業者等人材育成事業公募要領 http://www.mstc.or.jp/jinzai/H26koubo.pdf
  別紙公募申請書 http://www.mstc.or.jp/jinzai/H26koubosin.doc
  様式1申請書概要 http://www.mstc.or.jp/jinzai/sinseigaiyo.doc
  様式2講習会等受講計画書(公開型) http://www.mstc.or.jp/jinzai/keikakukoukai.doc


●セミナープログラム●
<受講対象>

 化学・食品・医薬・環境関連(水処理)・その他、ろ過技術が必要な分野の方。
<本セミナーでの習得知識>

 ろ過技術及びろ過現象に関する基礎知識及びろ過試験結果に対する考察ができるようになる知識について学んで頂きます。
<講師の言葉>

 ろ過法には膜ろ過、砂ろ過、不織布ろ過、高速繊維ろ材ろ過、ケーク(脱水)ろ過などいろいろあるが、ろ過の機構と問題点は類型化でき、基本的に共通している事項が多い。本講義では、「ろ過およびそれに関連する諸現象、ろ材の評価法およびろ過技術とは何か?」ということを、できるだけわかり易く説明する。また、各種ろ過方法および装置におけるろ過特性に影響を及ぼす諸現象や諸因子を説明し、併せて実施例を通してろ過装置・ろ材選定法の考え方を紹介する。
<プログラム>

1. ろ過・膜ろ過および関連現象・操作の基礎

 1.1 ろ過装置およびろ材・フィルターの種類と特徴
 1.2 各種ろ過機構とろ過特性の評価法およびその応用
  (1)ろ材閉塞ろ過
  (2)深層ろ過
  (3)ケークろ過
  (4)圧搾
  (5)膜ろ過(NF、RO)
 1.3 ろ材における界面動電現象(表面電荷、流動電位、ゼーター電位)の基礎と測定法
 1.4 凝集・造粒機構の種類と凝集・造粒操作の基礎
  (1)凝集剤の種類と特性および凝集機構
  (2)凝集・分散性特性に影響を及ぼす諸因子と留意点
 1.5 各種フィルター・ろ材のろ過精度・細孔径の定義と測定法
  (1)分離粒子径、細孔径の種類とろ過精度の定義
  (2)膜および不織布の細孔径(分布)の測定法


2. 膜ろ過特性(清澄ろ過)

 2.1 膜の種類と特徴
 2.2 ろ過式と濃度分極・物質移動係数
 2.3 膜ファウリングの因子と機構と各種防止法
 2.4 懸濁粒子の膜ろ過特性および膜透過(分級)特性に及ぼす諸因子
 2.5 油・エマルションの膜ろ過特性
 2.6 生物粒子・活性汚泥(MBR)の膜ろ過特性に及ぼす諸因子
 2.7 酵素・たんぱく質などの可溶性生体物質の膜(MF,UF)ろ過特性
 2.8 逆洗を伴う連続膜ろ過におけるろ過特性と逆洗効果の評価法
 2.9 RO,NF膜による濃縮に伴うファウリング特性と防止法


3. 深層ろ過(不織布フィルター・高速繊維ろ材ろ過・砂ろ過)のろ過特性

 3.1 不織布フィルターのろ過特性
 3.2 高速繊維ろ材ろ過特性


4. ケークろ過と圧搾のろ過特性

 4.1 ろ過試験とろ過特性の評価法
 4.2 ケーク抵抗に及ぼす諸因子と低減法
 4.3 圧搾特性の求め方


5. フィルターおよびろ過装置の選定法

 5.1 固液分離におけるろ過装置の選定基準
 5.2 ろ過装置の選定事例
 5.3 最適ろ過システムの選定の考え方


6. 質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。