9:40 | 11:40
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T.マイクロバブル/ナノバブルの基礎特性と各種応用技術
<講座趣旨>
マイクロバブルやナノバブルは環境、農業、化学工学、医療など非常に幅広い分野での応用が期待されているが、その反面、認識不足による誤解も多く招いている。本講座ではこれらの微小気泡の基礎特性について紹介するとともに、各種応用技術について正確なデータをベースに説明を行う。
1.マイクロバブルの基礎
・マイクロバブルの発生方法
・マイクロバブルの粒径分布の測定方法
・マイクロバブルの自己加圧効果
・ゼータ電位に基づく気泡の帯電性評価
・マイクロバブルの圧壊
・フリーラジカルの発生方法とメカニズム
2.革新的排水処理技術
・オゾンの新しい促進酸化技術
・難分解性有機排水の無機化
・溶解有機物の固相析出(SS化)
・微生物処理とのハイブリッド処理
・油田随伴水処理
3.半導体の洗浄技術
・半導体ウエハにおける洗浄技術
・SPM洗浄(ピラニア)の代替技術
・枚葉式による次世代洗浄装置
4.ナノバブルの基礎と応用
・ナノバブルの生成方法
・ナノバブルの安定化メカニズム
・ナノバブルの測定・評価方法
5.農業分野における応用事例
・短期持続性ナノバブルによる応用
・水田生態系改善と稲作への影響
6.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
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12:30 | 13:30
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U.マイクロバブル生成技術と界面輸送現象の利活用
<講座趣旨>
ベンチュリ管式微細気泡発生装置を用いて生成したマイクロバブルについて、油脂や半導体を対象とした洗浄技術としての利用や、化学反応器としての可能性などについて紹介する。
1.はじめに
2.ベンチュリ管式微細気泡生成装置によるマイクロバブルの生成
3.ベンチュリ管を用いたノンケミカルマイクロバブル洗浄技術
4.ベンチュリ管式微細気泡生成装置を用いたガス処理技術
5.おわりに
6.質疑応答・名刺交換
(金子 氏)
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13:40 | 14:40
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V.高濃度マイクロバブルによる精密部品の洗浄技術
<講座趣旨>
加圧溶解方式による高濃度マイクロバブル発生装置の特徴をマイクロバブル粒径に与える流体物性変化の影響の観点から概説し、また一つのマイクロバブルの観察実験からその挙動についても触れる。さらに、この装置の応用として精密部品の洗浄例などを紹介する。
1.高濃度マイクロバブルのための加圧溶解方式について
2.マイクロバブル粒径に与える流体物性変化
3.マイクロバブルの観察実験による挙動
4.マイクロバブルによる精密部品の洗浄例
5.超音波振動併用マイクロバブルによる洗浄例
6.最新の高濃度マイクロバブル発生装置によるデモ実演
7.質疑応答・名刺交換
(平井 氏)
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14:50 | 15:50
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W.二酸化炭素マイクロバブルを利用した食品殺菌・酵素失活法の開発
<講座趣旨>
近年、食品の殺菌・酵素失活技術として低加圧二酸化炭素マイクロバブル(MB-CO2)処理装置を考案した。本講座では、MB-CO2処理装置の概要、本装置の利用例および殺菌メカニズムについて紹介する。
1.低加圧二酸化炭素マイクロバブル(MB-CO2)処理装置の概要
2.MB-CO2連続処理装置の開発
3.MB-CO2連続処理装置の殺菌・酵素失活技術としての利用例
4.MB-CO2の殺菌メカニズム解析における現状
5.質疑応答・名刺交換
(小林 氏)
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16:00 | 17:00
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X.マイクロナノバブル発生器「YJノズル」とその応用技術
1.YJノズルの特長と仕様
2.湖沼浄化・河川浄化と実施例
3.YJノズルの工場排水処理に関わる導入事例
4.薬注・凝集汚泥減量化装置と実施例
5.YJ-CL洗浄システムと実施例
6.YJ-CT冷却塔システム
7.散気管・散気装置とその導入事例
8.質疑応答・名刺交換
(豊岡 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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