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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140816   このセミナーの受付は終了しています


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★改正電事法が国会を通過し、2016年より電力小売全面自由化が決定されるなど、進展する電力システム改革について、
 今後予測されるビジネスチャンスと各社の具体的な取組み・事業展開、また電力先物及びLNG先物市場創設の進捗状況
 など、電力制度改正や最近の動向を踏まえ、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★T〜W、またはXのみのご受講も受け付けております。

電力システム改革ならびに電力先物・LNG先物市場の動向と
ビジネスチャンス、事業展開(取組み)、今後の展望
●講 師 (株)富士通総研 経済研究所 主任研究員
経済産業省 総合資源エネルギー調査会
電力システム改革小委員会委員
高橋 洋 氏
●講 師 元経済産業省 商務情報政策局
商取引・消費経済政策課 課長補佐
(2014年3月まで電力先物、
LNG先物を担当、同月に退職)
國峯孝祐 氏
●講 師 富士通(株)
エネルギーソリューション開発事業部
中日本システム部 シニアマネージャー
赤堀勝幸 氏
●講 師 (株)エナリス 常務取締役 渡部 健 氏
●講 師 (株)エネット 経営企画部長 谷口直行 氏
●日 時 2014年 8月 28日(木) 10:00〜18:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆デイタイムセミナー(プログラムT〜W)受講 49,680円
 【1名につき】(テキスト代、消費税を含む)
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
◆イブニングセミナー(プログラムX)受講 21,600円
 【1名につき】(テキスト代、消費税を含む)
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき18,900円)
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:00
T.電力システム改革が拡大するビジネスチャンス

<講演概要>
 安倍内閣は、成長戦略の1つとして電力システム改革を進めている。昨年11月に第1弾として電気事業法が改正され、来年には広域的運営推進機関を設立することが決まっている。第2弾として、今年6月の法改正により、2016年に小売り全面自由化が行われることも決まった。2018年以降には発送電分離も見込まれており、これらが実現すれば、戦後の「9電力体制」は構造変化を迫られる。  本セミナーでは、電力システム改革の概要を解説した上で、今後のビジネスチャンスを予測する。先行する欧米の事例を取り上げつつ、再生可能エネルギー、小売りサービス、送電事業といった分野における内外の状況を紹介し、今後の展望を示す。

 1.電力システム改革の概要
  (1)電力システム改革の背景
  (2)3段階の工程表:広域的運営推進機関、小売り全面自由化、発送電分離
  (3)電力産業の水平分業化
 2.発電事業の展望
  (1)石炭火力、ガス火力
  (2)再生可能エネルギーの発電事業
  (3)固定価格買取制度の成果と課題
  (4)系統接続の制約
 3.小売り市場とサービスビジネスの拡大
  (1)新電力の動向
  (2)電力間競争の可能性
  (3)サービス競争の展望
  (4)改正省エネ法とデマンド・レスポンス
  (5)マンション高圧一括受電
  (6)スマートコミュニティ
 4.送電ビジネスと電力取引市場
  (1)送電会社の論理
  (2)デンマークの広域運用、スペインの再エネ優先の系統運用
  (3)北欧のノルドプール
  (4)需給調整市場、容量市場の見通し
 5.今後の展望
  (1)電力システム改革に伴う課題
  (2)原発再稼動と電力会社の経営問題
  (3)エネルギー基本計画2014とその後の展開
 6.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
13:00
|
14:30
U.経済産業省「エネルギー・資源の総合市場」を目指した電力先物及び
  LNG先物市場創設の進捗状況と今後の展開


<講演概要>
 エネルギー価格が高騰・乱高下する状況の中、価格変動をヘッジする場としての商品先物市場の重要性が高まっている。電力システム改革により、価格変動を有する卸電力取引所の取引が増加することが想定される。そこで、当該価格変動をヘッジするための電力先物市場を整備すべく、第二弾の電気事業法の改正と合わせ、商品先物取引法の改正を行ったところ。
また、不安定・割高なLNG価格について、その安定化を図るべく、LNG先物市場の創設の検討が進められている。
このような取組により、政府は、我が国に総合的なエネルギー先物市場を創設していくことを目指している。


 1.商品先物市場の役割
  〜先物市場の意義、昨今の市場動向等〜
 2.総合エネルギー先物市場の今後の展開
  (1)LNG先物市場に関する検討状況
  (2)電力先物市場に関する検討状況
 3.質疑応答・名刺交換
(國峯 氏)
14:40
|
15:40
V.電力システム改革に向けた電力営業系ソリューションの取り組み

<講演概要>
 家庭向けを含めた電力小売を2016年に完全自由化する改正電気事業法が2014年6月に国会で可決、成立した。電力業界以外の事業者も電力小売事業への参入を相次いで表明しており、今後電力小売市場におけるビジネス環境は一変することが想定される。
 本セミナーでは、今回成立した電力システム改革の内容から、電力小売事業の業務や関連システムへのインパクトを分析し、 必要となるIT技術やソリューションについて説明する。

 1.電力システム改革の内容と電力小売事業への影響
  (1)電力システム改革の影響
  (2)制度改革後のシステムイメージ
  (3)必要となるIT技術・ソリューション
 2.マーケティング活動
  (1)積極的なマーケティング活動への取り組み
  (2)新しいマーケティング活動を支援するIT技術・ソリューション
 3.受付業務
  (1)制度改革内容と受付業務の変化
  (2)新しい受付業務を支えるIT技術
 4.小売自由化に伴う新サービス・料金メニュー
  (1)新サービス・料金メニューのイメージ
  (2)料金メニューを迅速に提供する為のIT技術・ソリューション
 5.関連質疑応答・名刺交換
(赤堀 氏)
15:50
|
16:50
W.エネルギー流通情報事業者 エナリスの事業展開

<講演概要>
 東日本大震災後、電力・エネルギーに関する関心が高まり、特に需要家側においては、省エネや節電、また電力コスト増など急激な環境の変化が起こっている。
 そのような中で、2016年電力小売り全面自由化が決定し、新電力登録件数も大きく増加、競争環境は激化し、需要家向けにも様々な新サービスの展開が期待されている。
本セミナーでは上述のように大きく変化する電力事業環境下、当社の事業や今後の展開について述べる。

 1.会社のご紹介
 2.エナリスの事業について
  (1)電源開発事業(バイオ系発電事業)
  (2)新電力(PPS)向けエネルギーマネジメント事業
  (3)電力需要家向け電力代理購入サービス事業
 3.電力は選択する時代へ
 4.エナリスの目指す社会
 5.質疑応答・名刺交換
(渡部 氏)
17:10
|
18:40
X.新電力ビジネスの見通しとエネットの事業展開

<講演概要>
 震災後の全国的な需給逼迫等を受け、電力システムの諸課題を解決すべく経産省の電力システム改革専門委員会において検討が行われ、昨年11月の臨時国会にて広域的運営推進機関の設立の決定、および全面自由化と法的分離のスケジュールの提示が行われた。詳細設計はまだ進行中ではあるものの、制度改革の動きを受け、通信、自動車などの幅広い業態において270社を超える特定規模電気事業者(新電力/PPS)の事業届が行われ、新市場への参入準備を進めている。 また、最近ではお客様(消費者)の省エネ意識が大きく高まり、デマンドレスポンスやスマートグリッドといったような、需要サイドを需給バランス改善に巻き込む動きについても浸透してきており、サービスレベルでの競争環境もできつつある。本セミナーでは、新電力から見た現行制度の課題や電力システム改革のポイントなどについて紹介するとともに、全面自由化を見据えたエネットのスマートサービスへの取組や市場への期待について述べる。

 1.(株)エネットの概要
  (1)電力小売り事業の仕組み
  (2)事業概要
 2.電力システム改革の方向性
  (1)電力システム改革検討における論点
  (2)改革の方向性と新電力事業へのインパクト
 3.スマートサービスへの取り組み
  (1)スマートサービスに対する考え方
  (2)スマートサービスの取り組み事例
 4.全面自由化に向けた取り組み
  (1)サービス展開の考え方
 5.質疑応答・名刺交換
(谷口 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。