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<セミナー詳細>

セミナーコード:20141211   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、石油・ガス生産現場における随伴水・汚染水の水質特性から、随伴水処理技術の最新動向
 および再利用・処理設備の設計法ならびに、各種技術・システム(オマーンでの連続処理、高性能濾過フィルター
 /オイル吸着材、紫外線照射重合分離処理、キャメロンジャパンのシステム、膜/コアレッサー)について、
 斯界の最前線でご活躍中の講師陣に、最新動向・実例を織り交ぜ詳説頂きます。

石油・ガス生産現場における随伴水処理技術
〜随伴水処理設備の設計法、オマーンでの実施例、
高性能濾過フィルター・オイル吸着材、紫外線照射重合分離処理、
キャメロンジャパンのシステム、膜・コアレッサーなど〜
●講 師 日本オイルエンジニアリング(株)
施設技術部 技術顧問
冬室 誠 氏
●講 師 清水建設(株) 技術研究所
環境バイオグループ グループ長
田崎雅晴 氏
●講 師 (株)テクネット 上席研究員 岡村和夫 氏
●講 師 独立行政法人 物質・材料研究機構
先端的共通技術部門 高分子材料ユニット長
(分離機能材料グループリーダー兼任)
一ノ瀬 泉 氏
●講 師 大阪大学大学院
薬学研究科 招へい准教授
博士(工学)
永瀬裕康 氏
●講 師 (有)環境システム研究所
代表取締役
齊藤 博 氏
●講 師 キャメロンジャパン(株)
プロセス E&I本部 本部長
依田 宏 氏
●講 師 Pentair Water Asia Pacific Pte. Ltd.
X-Flow Area Sales Director, Japan
日本語:X-Flow地域セールスディレクター
博士(工学)
糸川博然 氏
●日 時 2014年 12月 11日(木) 9:30〜17:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 51,840円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき46,440円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:50
T.随伴水処理設備の設計技術

<講演趣旨>
 近年の石油・ガス開発における設備設計技術の動向として、「ゼロエミッション」型の環境対応設計が求められている。随伴水に関しては、従来の浮遊油の分離・回収から、溶解性有害物質の除去・回収技術へ転換している。随伴水の実データを基に、最新の処理設備設計の考え方及び設備設計の要点を概説する。

 1.随伴水とは
  @油・ガス田における随伴水の対応技術概要
  A随伴水の生産挙動
 2.随伴水の水質特性
  @塩分濃度を含む電解質成分
  A溶解性有害物質(重金属、酸、化学薬品、NORM等)
 3.随伴水の処理技術
  @随伴水の処理特性
   (油分濃度と油分粒径分布の関係、エマルジョン油特性、スケール発生特性等)
  A随伴水の処理技術の推移−従来型/最新技術の動向−
   (1960年代の設備から最近の技術体系を概説する。)
  B随伴水の再利用技術
   (工業用水、有価物回収等の利用技術、及びEORへの利用技術)
 4.処理設備の設計
  @排出規制値等の法規・ガイドライン
  A海洋油田における処理設備設計のポイント
  B陸上油田における処理設備設計のポイント
 5.纏め及び質疑応答・名刺交換
(冬室 氏)
11:00
|
12:00
U.オマーンにおける石油随伴水の現状と現地ニーズを活かした
  処理システムによる連続処理試験


 1.オマーンにおける随伴水の現状(発生量、水質、今後の予測)
 2.現地ニーズを活かした処理システムの設計
 3.各種随伴水における連続処理試験
 4.EOR薬剤注入法が適用された随伴水の処理について
 5.コスト試算と処理水利用の可能性について
 6.質疑応答・名刺交換
(田崎 氏)(岡村 氏)
12:50
|
13:40
V.随伴水処理のための高性能濾過フィルター、オイル吸着材の開発

 1.資源開発における廃水処理
 2.有機溶媒耐性の限外濾過膜
 3.ダイヤモンド状カーボンのナノ濾過膜
 4.随伴水処理のためのオイル吸着材の設計
 5.社会実装への展望
 6.質疑応答・名刺交換
(一ノ瀬 氏)
13:50
|
14:50
W.随伴水、汚染水中の有害芳香族化合物の紫外線照射重合分離処理

 1.新しい水処理法の開発
 2.随伴水処理への応用
 3.実用的システム
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(永瀬 氏)(齊藤 氏)
15:00
|
16:10
X.随伴水処理システム
 〜装置構成・各装置の特徴〜


 1.随伴水および処理についての概要
 2.井戸元で用いられる随伴水処理技術
  ・装置構成例
  ・重力による油水分離装置(Skim Tank)
  ・波形板を用いた油水分離装置(CPI Separator)
  ・遠心力を用いた油水分離装置(Hydrocyclone)
  ・気泡を用いた油水分離装置(Induced Gas Flotation)
  ・遠心力と気泡を組み合わせた油水分離装置(Compact flotation Unit)
  ・フィルターを用いた油水分離装置(Cartridge filter, Nutshell filter)
 3.質疑応答・名刺交換
(依田 氏)
16:20
|
17:50
Y−1.膜による随伴水処理技術

 1.油水分離と膜
 2.油水分離に強い膜システムおよび設計条件
 3.実例を通じて膜による随伴水処理技術の紹介
 4.経済性の分析
 5.質疑応答

Y−2.コアレッサーによる油水分離と油回収のシステム

 1.従来の油水分離方法
 2.高効率高性能のコアレッサーによる随伴水処理技術
 3.実例を通じてコアレッサーによる随伴水処理技術の紹介
 4.質疑応答・名刺交換
(糸川 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。