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<セミナー詳細>

セミナーコード:20141213   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★工場やごみ焼却施設などの排ガスから二酸化炭素を分離・回収する技術開発について、2015年度から経済産業省
 及び環境省が乗り出すとされており、更なる研究開発が期待されています。
★本セミナーでは、各種のCO2分離・回収技術とその応用・研究開発動向に焦点をあて、膜技術(CO2分離膜開発の
 国際動向、分子ゲート膜、アミン液体膜、ゼオライト分離膜、イオン液体を用いた分離膜)、CO2吸収セラミックス、
 イオン液体を用いたCO2分離回収プロセス、湿潤下における低環境負荷型二酸化炭素貯蔵材などについて、斯界の
 第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

CO2分離・回収技術と応用・研究開発動向
●講 師 (公財)地球環境産業技術研究機構 (RITE)
化学研究グループ 主任研究員
博士(工学)
甲斐照彦 氏
●講 師 東京工業大学大学院 理工学研究科
化学工学専攻 教授
工学博士
伊東 章 氏
●講 師 早稲田大学 先進理工学研究科
応用化学専攻 教授
工学博士
松方正彦 氏
●講 師 早稲田大学 理工学術院
創造理工学部 総合機械工学科 教授
(元)(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター
博士(工学)・技術士(機械部門)
中垣隆雄 氏
●講 師 (独)産業技術総合研究所
コンパクト化学システム研究センター
コンパクトシステムエンジニアリングチーム チーム長
博士(理学)
金久保光央 氏
  【共同研究】
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
コンパクトシステムエンジニアリングチーム 主任研究員   牧野貴至 氏
●講 師 千葉大学大学院 理学研究科
化学コース 教授
博士(理学)
加納博文 氏
●日 時 2014年 12月 10日(水) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
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10:30
T.CO2分離膜技術の動向と高度化・実用化への取り組み

 1.RITEにおけるCO2分離回収技術の紹介
 2.CO2分離膜開発の国際動向
 3.分子ゲート膜の開発
 4.質疑応答・名刺交換
(甲斐 氏)
10:40
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11:40
U.アミン液体膜による空気中の二酸化炭素回収

 温室への二酸化炭素濃縮空気供給装置を目的として、アミン液体膜による空気中の二酸化炭素回収・分離性能を検討した。液体膜保持法として,新規のナノ微粒子混合による液体膜保持法を開発した。液体膜成分としては溶媒にイオン液体を用い,アミン成分としては不揮発性のエチレンジアミン系のアミンを検討した。成分と混合比が二酸化炭素分離性能におよぼす効果を調べた。最後に実際の応用におけるエネルギー的観点からの検討をおこなう。
(伊東 氏)
12:30
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13:30
V.ゼオライト分離膜を用いたCO2など分離回収技術

 1.はじめに
 2.CO2回収方法における膜分離技術の特長
 3.ゼオライト分離膜の特徴
 4.CO2分離回収技術への分離膜の展開
 5.CO2の膜分離による天然ガス回収技術の展望
 6.CO2分離膜を利用したメタノール合成技術への展開
 7.質疑応答・名刺交換
(松方 氏)
13:40
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14:40
W.CO2吸収セラミックスによる高温分離回収

 1.固体吸収材の開発動向
 2.CO2吸収セラミックスの特性
 3.応用システムの研究事例
 4.技術課題と今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(中垣 氏)
14:50
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15:50
X.イオン液体を用いたCO2分離回収プロセスの開発

 1.イオン液体を用いたCO2分離・回収技術の開発動向
  (1)イオン液体とは
  (2)物理吸収液としての特徴
  (3)化学吸収液としての特徴
  (4)分離膜の材料としての利用
 2.CO2分離・回収プロセスの検討事例
 3.技術課題と今後への期待
 4.質疑応答・名刺交換
(金久保 氏)
16:00
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17:00
Y.湿潤下における低環境負荷型二酸化炭素貯蔵材の開発

 NaCO3やK2CO3といった炭酸アルカリ塩は、室温付近、湿潤下でCO2を効率的に吸蔵する物質として知られているが、再生エネルギーが高いので、廃熱利用で再生できるほどその温度を下げることができれば、環境負荷の低い回収・貯蔵材となる。この点については、ナノコンポジット化や異原子置換により、より低い温度で再生可能性を示すデータを持ち合わせており、新しい材料が創製できる見込みである。
 また、このような物質は、CO2を貯留する貯蔵材でもあり、運搬材でもある。CO2を必要とする場所に運び、少し加熱するだけでCO2(と水)を供給することができる。(例えば、植物工場での利用)
 現状では、貯留技術も研究段階であることを考えると、我々が簡単にできるCO2の回収利用・貯蔵技術として応用可能である。これを実用化するためには、経済的な評価が必要であり、多方面への応用を総合的に考え、実用性について検討されるべきである。

(加納 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。