●講 師 |
東京理科大学 工学部 工業化学科 教授 |
杉本 裕 氏 |
●講 師 |
静岡大学大学院 工学研究科 化学バイオ工学専攻 環境応用化学コース 教授 |
福原長寿 氏 |
●講 師 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 官能基変換チーム 研究チーム長 北海道大学 触媒化学研究センター 客員教授 |
富永健一 氏 |
●講 師 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 主任研究員 |
姫田雄一郎 氏 |
●講 師 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 ナノケミカルプロセスグループ グループ長 |
依田 智 氏 |
●講 師 |
広島大学 先進機能物質研究センター 准教授 |
市川貴之 氏 |
●講 師 |
東京大学大学院 工学系研究科 化学生命工学専攻 教授 |
野崎京子 氏 |
●日 時 |
2014年 12月 18日(木) 9:30〜17:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
|
●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
<アカデミック割引> 【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】 |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 10:50
|
T.CO2の有効利用技術の動向と事業展望
1.CO2の有効利用の考え方
(1)CO2についての基礎
(2)CO2変換の考え方
(3)CO2の反応メカニズムとプロセスの比較
(4)CO2利用の現状と有効性
2.CO2の化学的利用の概観と事例紹介
(1)古典的な化成品製造と規模
(2)メタノールの製造
(3)炭酸エステルの製造
(4)ポリマーの製造
(5)その他
3.CO2を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造の詳細
(1)基礎的な知見とこれまでの開発状況
(2)研究開発課題と進捗
(3)工業化・実用化に向けた研究開発動向
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(杉本 氏)
|
11:00 | 11:50
|
U.構造体触媒を利用したCO2から資源物質(メタンや合成ガス)への変換技術
メタルハニカム基材に触媒成分を創製した構造体触媒は、大量で迅速、かつ制御性の高い物質変換を可能にする触媒材料です。
本講演では、構造体触媒を利用してCO2のメタネーション反応によるメタン化技術やドライリフォーミングによる合成ガス(H2+CO)の製造技術について紹介します。
(福原 氏)
|
12:40 | 13:30
|
V.錯体触媒を用いた一酸化炭素代替としての二酸化炭素利用技術
1.金属錯体による二酸化炭素の活性化と反応性
2.Ru錯体触媒による逆水性ガスシフト反応とその反応機構
3.二酸化炭素利用ヒドロホルミル化反応の開発
4.貴金属代替触媒の可能性
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(富永 氏)
|
13:40 | 14:30
|
W.二酸化炭素を利用した水素貯蔵技術
〜「水中常温常圧での二酸化炭素の水素化」と
「ギ酸脱水素化による高圧水素の放出」〜
水素貯蔵の観点から二酸化炭素の水素化反応によるギ酸合成が注目を集めている。
本講演では、二酸化炭素の水素化触媒の触媒設計指針を紹介するとともに、水素貯蔵を指向した水中での二酸化炭素とギ酸の相互変換のための錯体触媒開発の概要について述べる。
(姫田 氏)
|
14:40 | 15:30
|
X.高圧CO2を用いた多孔質材料の製造
1.高圧CO2の物性と特徴
(1)高圧流体と相平衡の基礎
(2)高圧CO2の物理的・化学的性質
(3)高圧CO2の用途と利用の現状
2.高圧CO2と多孔質構造の構築
(1)発泡、相分離
(2)超臨界乾燥
(3)その他の手法
3.シリカエアロゲルと複合材料
(1)シリカエアロゲルとは
(2)利用の現状と課題
(3)製造プロセス
4.発泡ポリマーと複合体
(1)発泡ポリマーの製造
(2)利用の現状と課題
(3)発泡ポリマー・シリカナノコンポジット
5.まとめと今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
(依田 氏)
|
15:40 | 16:40
|
Y.二酸化炭素からのメタンガス合成技術
1.加溶媒分解によるフュエルガス発生
(1)加水分解による水素発生
(2)加アンモニア分解による水素発生
2.加二酸化炭素分解によるメタン発生
(1)メカノケミカル反応
(2)メカニカルミルによる活性化処理
3.実用上想定されるシステム
4.質疑応答・名刺交換
(市川 氏)
|
16:50 | 17:30
|
Z.CO2を原料とする脂肪族ポリカルボナート、ポリエステルの製造技術
1.脂肪族ポリカルボナート製造技術の進歩
(1)ポリマーの立体規則性の制御と樹脂物性
(2)ポリマー精製に関わる技術 〜触媒除去〜
2.ブタジエンと二酸化炭素の共重合体の合成
(1)速度論的考察
(2)樹脂特性評価
3.質疑応答・名刺交換
(野崎 氏)
|
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
|