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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150210   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★2014年4月(http://www.tic-co.com/seminar/20140416.html)、8月(http://www.tic-co.com/seminar/20140818.html
 に続くセミナー企画!!
★本セミナーでは、午前中にLNG船の最新技術開発動向と、LNG燃料船とバンカリングの最新動向・DNV GLの取組を、
 午後は、LNG燃料船の開発ならびに燃料船向けエンジンシステムの技術開発動向と、排熱および冷熱利用システムなどに
 ついて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

LNG船/燃料船の開発と要素技術動向
〜船舶技術開発、バンカリングの最新動向、
エンジン・排熱利用・冷熱回収システム等要素技術〜
●講 師 三菱重工業(株) 交通・輸送ドメイン
船舶・海洋事業部 船海エンジニアリング部
技監・環境技術担当部長
雲石隆司 氏
●講 師 DNV GL AS, Japan
Head of Class Operations Japan
首席検査員 船級業務統括部長
三浦佳範 氏
  <経歴>
【1985年】広島大学工学部第四類船舶工学課程 卒業
【同年】Det Norske Veritas Region Japan, Ship Section
【1987年】興亜火災海上保険株式会社 船舶保険・積荷保険・
賠償責任保険等営業および損害査定
【1991年】Det Norske Veritas Classification AS Central Japan
District 就航船検査員 Vancouver office,West Japan Districtを経て
【1998年】同 大島造船所 三菱重工業長崎造船所 新造船検査員
【2007年】Det Norske Veritas AS (DNV)Approval Centre Japan
【2008年】同Central Japan District, District Manager
【現在】DNV Maritime Japan, Director of Class Operations Japan
<所属学会>
日本マリンエンジニアリング学会 日本エネルギー学会
●講 師 川崎重工業(株)
船舶海洋カンパニー 技術本部
基本設計部 基本計画第一課 課長
本井達哉 氏
●講 師 (株)GDEC(Gas & Diesel Engine Consultant)
代表取締役
安枝信次 氏
  <講師紹介>
昭和59年4月、三菱重工業(株)入社
平成15年10月〜GDEC社創業 設計開発コンサルティング事業開始
<主な研究内容>
舶用低速2サイクルディーゼル及びガスエンジンの開発設計、
舶用・発電用中速4サイクルディーゼル及びガスエンジンの開発設計、
舶用・発電用高速ガスエンジンの開発設計等
●講 師 三井造船(株)
機械・システム事業本部
ディーゼル設計部 計画グループ 主管
大塚厚史 氏
●講 師 潮冷熱(株) 常務取締役 大町輝久 氏
●講 師 コモテクノ 代表 古林義弘 氏
●日 時 2015年 2月 26日(木) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
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10:30
T.LNG船の最新技術開発動向

 三菱重工業(株)は1983年に播州丸を引渡して以来30年間以上LNG船を建造し続け、常に技術の最先端を牽引し、安定的かつ経済的な天然ガスの海上輸送に貢献してきた。
近年、LNGの需要増、環境規制の強化、シェールガス革命そしてパナマ運河拡張による海上輸送ルートの多様化を背景に、技術革新が急激に加速しており、技術動向を紹介すると共に三菱重工業(株)が開発した最新鋭のLNG船を紹介する。


 1.三菱LNG船の開発と建造実績
 2.新世代LNG船「さやえんどう」
 3.LNG船の環境技術
 4.三菱最新鋭LNG船
 5.今後の技術動向
 6.質疑応答/名刺交換
(雲石 氏)
10:40
|
11:40
U.欧州を中心としたLNG燃料船とバンカリングの最新動向とDNV GLの取組

 1.舶用代替燃料の展望 (Future of Shipping 2050)
 2.LNG燃料船の現況
 3.LNG Ready サービスの概要
 4.最近のトピックス
  (1)MR Tanker 新造船
  (2)客船へのレトロフィット
  (3)大型船のLNG燃料タンク
  (4)アメリカとLNG燃料船
 5.LNGバンカリング施設の動向とリスクアセスメント
 6.質疑応答・名刺交換
(三浦 氏)
12:30
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13:40
V.LNG燃料船の開発動向と課題

 近年、環境負荷低減の観点からLNG燃料船への関心が高まっている。
 LNG燃料船の燃料タンクシステム、BOGの処理、LNG燃料推進システム等に関しては選択肢がいくつかあり、それらの特長や課題について試設計例を基に紹介する。

 <質疑応答・名刺交換>
(本井 氏)
13:50
|
15:00
W.LNG燃料船向けエンジンシステムの比較と技術開発動向

 近年の環境規制に対応すべく、舶用ディーゼル機関においては、コモンレール型燃料噴射システム、可変バルブ、高過給化等の様々な排ガス対応技術を開発してきたが、最新の厳しい規制に対応するには、NOx、SOx低減のための後処理技術の併用が不可欠である。
 一方、CO2、NOx、SOx、煤塵を同時に低減できるガスエンジンが舶用機関として注目され、複数の異なる燃焼システムを用いた舶用ガスエンジンが実用化されている。
 本講演では、これらの技術を比較紹介すると同時に、それぞれの技術課題を解説する。

 1.ディーゼルエンジンの排ガス対応技術
 2.LNG燃料船向けガスエンジンの市場動向
 3.ガスエンジンの特徴と課題
  (1)ディーゼルエンジンとの特性比較
  (2)ガスエンジンの種類と得失
  (3)舶用化に向けた技術課題
 4.質疑応答・名刺交換
(安枝 氏)
15:10
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16:00
X.船舶主機排熱利用VPCシステムの紹介

 船舶主機関からの低温排熱を有効利用可能な二相流サイクル(VPC)を紹介します。
 作動媒体を熱交換器で蒸発させることなくタービンのノズルに導入でき、機器構成などの簡略化が可能です。

 1.船舶主機関からの排熱利用について
 2.VPC(Variable Phase Cycle)システムの紹介
 3.船舶主機関への適用例
 4.今後の予定
 5.質疑応答・名刺交換
(大塚 氏)
16:10
|
17:00
Y.LNG船のLNG冷熱回収による省エネルギーと発電システム

 LNG船及びLNG燃料船で現在大気放出しているLNG冷熱を有効に活用するバイナリー発電他いくつかのシステムの取り組みについて紹介する。

 1.LNG船の燃料系統現状
 2.冷熱源としてのLNG特徴
 3.冷熱回収装置
 4.発電への応用
 5.CO2回収
 6.メタンハイドレートへの転換
 7.主機との関連他
 8.質疑応答・名刺交換
(大町 氏)(古林 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。