TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20150220   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、今後大量の廃棄が予想される使用済みリチウムイオン電池(LIB)やニッケル水素電池(Ni-MH)用
 レアメタル(リチウム、コバルト、ニッケル、マンガンなど)の分離・回収・リサイクル技術に焦点をあて、LIB用レアメタル
 の特性(最近の成分組成を含め)から、LIB及びNi-MH用レアメタルリサイクルの技術開発動向と、具体的な各種分離
 ・回収・リサイクル技術(バイオ技術、マイクロリアクター、塩湖かん水からのリチウムの分離回収を含め)、更には、
 ユミコア社における取組みに至るまで、最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
※講師は全員大阪会場で講演致します。(東京会場は中継での受講となります。)
※大阪会場・東京会場とも同じ講義がご受講頂けます。(講演者へのご質問は東京会場からも可能です。)
※東京会場でご受講の方で講師との名刺交換をご希望の方は、お名刺を頂けましたら講師の名刺と交換させて
 頂きます。

リチウムイオン電池(LIB)、ニッケル水素電池(Ni-MH)からの
レアメタル回収・リサイクルに関する技術開発と取組み動向
●講 師 関西大学 環境都市工学部
エネルギー環境工学科 教授
芝田隼次 氏
  <講師紹介>
昭和55年9月〜昭和56年9月 アメリカ・カリフォルニア大学博士研究員
昭和58年4月 関西大学助教授、工学部化学工学科
昭和63年4月〜平成元年4月 アメリカ・カリフォルニア大学客員教授
平成2年4月〜現在 関西大学教授、環境都市工学部エネルギー環境工学科
日本溶媒抽出学会会長、資源・素材学会副会長、環境資源工学会会長、
中国遼寧大学交換教授、佐賀大学客員教授、秋田大学、山口大学、
宮崎大学、北九州市立大学、大阪大学非常勤講師などを務める。
<主な著書>
「物理化学」(朝倉書店、2011年)、
「工業排水・廃材からの資源回収技術」(シーエムシー出版、2010年)、
「レアメタル便覧」(丸善、2010年)、
「Li二次電池電極材料のスラリー調整」(技術情報協会、2009年)、
超微粒子の分散技術とその評価」(サイエンス&テクノロジー、2009年)、
「ゼータ電位利用集、―基礎/測定/解釈・濃厚/非水系・分散定性―」
(情報機構、2008年)、
貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成」(エヌ・ティー・エス、2007年)
いずれも共著。その他多数。
(芝田先生研究室:http://www.cheng.kansai-u.ac.jp/Shigen/)
●講 師 大阪府立大学 大学院工学研究科
物質・化学系専攻 化学工学分野 教授
小西康裕 氏
●講 師 大阪府立大学 大学院工学研究科
物質・化学系専攻 化学工学分野 教授
武藤明徳 氏
●講 師 北九州市立大学 国際環境工学部
エネルギー循環化学科 准教授
西浜章平 氏
●講 師 ユミコアジャパン(株) 貴金属・バッテリーリサイクル
セールス&マーケティング マネージャー
松島緯央 氏
●日 時 2015年 2月 16日(月) 10:00〜17:30
●会 場 ◆大阪会場(関西東通・1F会議室)
 http://www.kansai-totsu.com/location.html
◆東京会場(Akasaka plus USTREAM公認スタジオ)
 http://www.totsu.tv/akasakaplus/map.html
 (受講お申込み頂きましたら、大阪会場もしくは東京会場のご案内を
  受講票などとともにご送付申し上げます。)

                     
大阪・大阪市北区茶屋町・アプローズタワー 貸会議室・13階・11号室
 http://www.hhbm.hankyu-hanshin.co.jp/meeting/applause/access.html
※恐縮に存じますが、都合により、会場を変更させて頂くことになりました。
  (講演内容の変更はございません)

※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:00
T.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池からの
  レアメタル分離・回収・リサイクル技術


 1.リチウムイオン電池用レアメタルの特性
  〜金属成分の特性と最近の傾向
  (1)リチウムイオン電池の組成
  (2)各部品に含まれる金属成分の特性
   @焼成後のリチウムイオン電池に含まれる金属成分の組成
   A焼成リチウムイオン電池粉末の粒度分布とその組成
   B各粒径のリチウムイオン電池粉末に含まれる金属成分の割合
  (3)最近の成分組成
 2.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池用レアメタルリサイクルの
   基本と技術開発動向

  〜プロセスフロー、乾式法、湿式法、ハイブリッド法、不純物の除去
  (1)焼成・粉砕・分級プロセス
  (2)抽出・分離・回収プロセス
   @金属イオンの分離技術の基本
   A沈澱分離法(水酸化物沈澱法、硫化物沈澱法、シュウ酸塩・炭酸塩沈澱法)
   B溶媒抽出法
 3.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池用レアメタルリサイクル技術
   (事例含む)

  (1)リチウムの回収・リサイクル技術
  (2)コバルトの回収・リサイクル技術
  (3)ニッケルの回収・リサイクル技術
  (4)マンガンの回収・リサイクル技術
 4.質疑応答・名刺交換
(芝田 氏)
13:00
|
14:00
U.リチウムイオン電池等からのレアメタル(マンガン、リチウム)の
  バイオ抽出・回収技術


 1.バイオ抽出とは
 2.金属酸化物からのレアメタルのバイオ抽出機構
 3.正極活物質からのレアメタルの抽出速度
 4.使用済み電池からのレアメタル回収プロセス
 5.リサイクル技術としてのバイオ抽出の可能性と展望
 6.質疑応答・名刺交換
(小西 氏)
14:10
|
15:10
V.廃リチウムイオン電池からのリチウムイオンの回収を想定した
  マイクロリアクターによる高速抽出プロセスの開発


 1.マイクロリアクターの特長と大量処理操作
 2.スラグ流による液液抽出
 3.液液操作において発生するエマルジョンの解乳化
 4.質疑応答・名刺交換
(武藤 氏)
15:20
|
16:20
W.廃リチウムイオン電池からのレアメタルの分離回収

 1.塩湖かん水からのリチウムの分離回収
 2.廃リチウムイオン電池からのレアメタルの分離回収
  (1)廃リチウムイオン電池からのレアメタルの浸出
  (2)浸出液からのレアメタルの分離回収
 3.質疑応答・名刺交換
(西浜 氏)
16:30
|
17:30
X.ユミコア社におけるLIB/Ni-MHリサイクル

 1.ユミコアとは?
 2.UHT炉を用いたリチウムイオン電池・ニッケル水素電池のリサイクルについて
 3.DVDによるホボケン工場紹介
 4.xEV用の電池パック・ディスマントリングについて
 5.質疑応答・名刺交換
(松島 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。