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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150408   このセミナーの受付は終了しています


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★海外(アジアなど)でのビジネス展開が、企業の成長を考える上で重要性が増しています。
 チャンスが広がる一方、現地でビジネスを展開するためには水資源などのインフラ事情や排水規制、排ガス
 規制ならびに、廃棄物・リサイクルに関する環境規制は、工場・プラント建設、製品の生産や販売に直接影響
 を及ぼす要素として、正確な把握が必要不可欠となります。
★本セミナーでは、海外(特にアジア)における環境法規制、環境影響評価制度やインフラに詳しい講師陣に、
 環境規制法規をダウンロードする方法とそれら法規の解読方法、アジア諸国における法令や規制を含めた
 水資源と水インフラ、廃棄物処理・リサイクル行政の最前線などについて詳説頂きます。

海外(アジア)環境法規制の最新動向と対応
●講 師 海外環境規制研究所 代表 鈴木明夫 氏
  <職歴・学歴>
1962年:慶応義塾大学工学部応用化学科卒業、
日本鋼管(株)(現JFEスチール(株))入社。
環境技術の研究開発に従事、研究部長等歴任
1995年:JICA専門家としてインドネシア政府環境管理庁赴任。
環境汚染のモニタリングと評価の指導に従事
1998年:JFEテクノリサーチ(株)入社。
経済産業省、環境省、公益法人、民間企業等からの
海外環境規制動向の委託調査に従事。
2010年:退社、海外環境規制研究所設立。
環境専門書の執筆/出版、公益法人/民間企業からの
委託調査・講演等を実施、現在に至る。
<著書>
・BAT/BEPによる排出規制(2010年)
・海外の環境規制法規のダウンロード方法(2010年)
・BATによる排ガス・排水規制(2004年)

●講 師 グローバルウォータ・ジャパン 代表
国連テクニカルアドバイザー
吉村和就 氏
  <水に関する国の委員などの経歴>
・国連テクニカルアドバイザー
・水の安全保障戦略機構 技術普及委員長
・経済産業省「水ビジネス国際展開研究会」委員
・環境省「水タスクフォースチーム」委員
・環境省「平成25年度環境成長エンジン研究会」専門委員
・三省合同(国交省、経産省、厚労省)海外水インフラPPP協議会委員
・(社)水と環境の未来研究所 理事
・(社)日本水道協会 特別会員
・文部科学省 科学技術動向研究センター専門委員

●講 師 日本貿易振興機構 アジア経済研究所
新領域研究センター 上席主任調査研究員
小島道一 氏
●日 時 2015年 4月 24日(金) 9:50〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:50
|
11:50
T.工場の海外進出に当たっての環境対策
  (相手国の排出規制、有害廃棄物規制、環境影響評価制度などの
   情報入手と対策)
 〜発展途上国の環境規制法規をダウンロードする方法と、
  それら法規の概要の解読方法を事例に基づいて説明する〜


【要旨】
 発展途上国に工場を進出するに当たり、相手国の排出規制、有害廃棄物規制、環境影響評価制度などの情報を入手する必要がある。これらの情報に基づいて、環境設備計画、工場建設の着工時期の確定、環境管理体制の構築など、万全の環境対策が求められる。
 本講演では、発展途上国の環境省ホームページから種々の環境規制法規をダウンロードする方法と、それら法規の概要の解読方法を事例に基づいて説明する。法規のなかには、日本の規制と大きく異なり、これまでの国内の経験に基づく対策では遵守することが困難なものもある。これら法規の事例と過去の国内外の企業の対策事例を紹介する。
 本セミナーが今後発展途上国に進出する企業に役立てば幸甚である。


 1.工場の海外進出における環境対策全体の流れ
  ・相手国の環境規制情報の入手
  ・排ガス、排水、有害廃棄物等の処理計画
  ・環境社会影響評価報告書(EIA)の承認取得
  ・環境対策設備設置・運転
  ・環境規制法規遵守の社内体制確立
 2.工場の海外進出における環境規制法規ダウンロード方法と解読の事例
   対象国:中国、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、ブラジル、トルコ等
  (1)排出基準値(排ガス、排水)
  (2)有害廃棄物基準
  (3)環境基準値(大気、河川等水質)
  (4)EIA関連法規
 3.国際的な環境社会影響評価(EIA)
  (1)国際金融機関のEIAの概要
   〜国際金融公社(IFC)、国際協力銀行、アジア開発銀行、民間金融機関等〜
  (2)海外のEIA手順の事例
   〜中国、ブラジル、インドネシア等
  (3)問題あるEIAの事例
   〜凍結された下水処理場建設プロジェクトなど
 4.特に留意すべき環境対策の事例
  (1)日本より著しく厳しい排出基準値
  (2)公認された処理場のない有害廃棄物規制
  (3)土壌汚染への規制
  (4)立退き住民、少数民族等への配慮
 5.質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
12:40
|
14:40
U.海外の水事情の実態と水ビジネスの動向
 〜日本企業は生き残りをかけ海外進出に邁進しているが、
  社会インフラとして電力、通信、道路はもとより、
  製造業にとって水インフラの整備が重要である。
  今回は世界の工場として注目されるアジア諸国の水資源問題と
  水ビジネスの現状と課題について説明する〜


【要旨】
アジア諸国における水資源問題と水ビジネス(上下水道、廃水処理)の現状と課題について概説する。特に水ストレスに直面する中国、インド、タイ、ベトナム、ミャンマーの水資源に関する基本的な法令や規制、上下水道への取り組み、さらに工業団地等の水処理について詳述し、日本企業の水ビジネスの可能性を紹介する。

 1.中国の水資源の現状と水インフラの課題
 2.インドの水資源の現状と水インフラの課題
 3.タイの水資源の現状と水インフラの課題
 4.ベトナムの水資源の現状と水インフラの課題
 5.ミャンマーの水資源の現状と水インフラの課題
 6.日本企業の勝てる水戦略とは
 7.質疑応答・名刺交換
(吉村 氏)
14:50
|
16:50
V.アジアにおける廃棄物処理・リサイクル行政の最前線
 〜工場進出する企業にとって注意すべきポイントを国別に解説する〜


【要旨】
アジアにおける廃棄物処理、リサイクル政策の現状と課題を概観する。中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インドの基本的な法令や取り組みについて紹介する。工場進出する企業にとって注意すべき産業廃棄物の適正管理に関する基本的な情報や廃棄物・リサイクル分野の課題、各国で議論されている法令改正の方向性、排出事業者の責任、工場進出の際などに日本と異なり注意が必要な点などについて解説する。

 1.アジア地域の経済概況
 2.廃棄物処理・処分の現状と課題
 3.リサイクルの現状と課題
 4.再生資源貿易
 5.各国の廃棄物・リサイクル政策
   (中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、
    インドネシア、インドをとりあげる)
 6.アジア諸国のリサイクル政策の課題
 7.産業廃棄物の排出者責任
 8.循環産業の海外展開に向けて
 9.質疑応答・名刺交換
(小島 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。