●講 師 |
栗田工業(株) ケミカル事業本部 技術統括部門 技術サービス一部 ボイラ技術課 主任技師 |
佐藤隆敏 氏 |
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<講師紹介> 略歴(ボイラ関係業務の経験年数など)
1981年4月栗田工業(株)に入社
1981年10月〜化学洗浄技術部門に配属
1984年10月〜ボイラ水処理薬品開発部門に配属
1989年10月〜ボイラ水処理技術部門に配属
2005年〜 JIS B 8223:2006 改訂委員会分科会に参加
2013年〜 JIS B 8223:XXXX(次期改訂版) 改訂委員会に参加
現在に至る。
エネルギー管理士、ボイラ技士、ボイラJIS改定委員他。
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●日 時 |
2015年 6月 17日(水) 10:15〜16:15 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
<アカデミック割引> 【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】 |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
【受講対象】
蒸気ボイラ(低圧〜高圧)を扱っておられるご担当の方・エンジニア・技術・研究・開発・設計・生産・施設等(温水ボイラ除く)
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【予備知識】
上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
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【習得知識】
1.ボイラ水処理の基本(役割、効果、作用機構)
2.ボイラ水処理試験及び効果確認方法
3.最新のボイラ水処理と省エネ・省コスト
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【講師の言葉】
ボイラの水処理については、低圧ボイラ市場では免許不要の小型貫流ボイラ、高圧ボイラ市場では外資系メーカーによる一括契約等により、ボイラ水処理の「現場ノウハウ」が益々薄れてきている為に、最新の機器を導入しても「ボイラや蒸気系統にあるプロセス機器の効率維持が出来ない」「設備寿命が短くなる」等のトラブルがまだまだ発生しています。
本講座では、これを予防する為の水処理の基礎から実践までを「低圧ボイラ」を中心に誰にでも分かりやすく解説していきます。
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【プログラム】
T.ボイラ水処理の基本(役割、効果、作用機構)
1.ボイラ水処理の適用範囲と役割
(1)低圧ボイラ及びその水処理の歴史
(2)中・高圧ボイラ及びその水処理の歴史
2.ボイラ水処理剤の種類と特徴
<低圧ボイラ水処理の基本>
(1)缶内腐食抑制方法
@pH調整剤の種類と特徴
A脱酸剤の種類と特徴
B皮膜形成剤の種類と特徴
(2)缶内スケール付着抑制方法
(3)缶内スラッジ付着抑制方法
(4)蒸気・復水腐食抑制方法
@pH調整剤の種類と特徴
A皮膜形成剤の種類と特徴
B脱酸素効果の影響
<中・高圧ボイラ水処理の基本>
(1)缶内腐食抑制方法
@pH調整剤の種類と特徴
A脱酸剤の種類と特徴
(2)缶内スケール付着抑制方法
(3)缶内スラッジ付着抑制方法
(4)給・復水腐食抑制方法
@pH調整剤の種類と特徴
A脱酸素効果の影響
U.ボイラ水処理試験及び効果確認方法
1.実技・ビデオ講習
(1)鉄の腐食(実演)
(2)スケール除去(ビデオ講習)
(3)スラッジ分散(実演)
2.水処理効果確認方法
(1)ボイラ関係の水質分析基礎
(2)低圧ボイラにおける水処理効果確認
(3)中・高圧ボイラにおける水処理効果確認
V.最新のボイラ水処理と省エネ・省コスト
(1)低圧ボイラにおける省エネ・省コスト(事例中心)
@ブロー削減
Aスケール除去
Bドレン回収
C最新の水処理
(2)中・高圧ボイラにおける最新のボイラ水処理・省エネ・省コスト
@ブロー削減
Aスケール除去
B最新の水処理
W.質疑応答(適宜)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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