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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150617   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★夜間等の電力が余っている際にコンプレッサで圧縮した空気を地下洞・タンクに貯蔵しておき、昼間等の電力が必要な
 際に圧縮空気を解放し発電する、又は、圧縮空気を燃料とともに燃焼させ、ガスタービンを回して発電することにより
 ガスタービンの発電効率を向上させる、圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES: Compressed Air Energy Storage)技術が、
 揚水発電やLNG複合火力よりワットあたりのコストが低くなる可能性がある。負荷平準化に有効な技術として、欧米で
 は既に実績があり信頼性が高い。などのメリットから、新たなCAESシステムの研究開発が進められています。
★本セミナーでは、CAESの原理・現状から、具体的な技術・システム【CAES-GT(圧縮空気貯蔵ガスタービン発電)、
 スクリュー式A-CAES(圧縮空気による電力貯蔵用空圧電池)、I-CAES(新しい等温圧縮空気蓄電)】について、
 斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)の技術開発動向
〜現状から、CAES-GT、A-CAES、I-CAESについて〜

●講 師 一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 部長・研究理事
蓮池 宏 氏
●講 師 一般財団法人 電力中央研究所
エネルギー技術研究所 エネルギー変換領域
副研究参事
幸田栄一 氏
●講 師 神鋼テクノ(株) 産機本部 理事 松隈正樹 氏
●講 師 富士電機(株)
発電・社会インフラ事業本部
総合技術部 主幹
財津靖史 氏
●日 時 2015年 6月 26日(金) 10:30〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
11:30
T.電力貯蔵の必要性と圧縮空気エネルギー貯蔵の位置づけ

 1.電力貯蔵が注目される背景
 2.電力貯蔵の用途
 3.様々な電力貯蔵技術
 4.電力貯蔵の評価
  (1)ニーズ側からの評価
  (2)シーズ側からの評価
 5.CAESの位置付け
 6.質疑応答・名刺交換
(蓮池 氏)
11:40
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12:40
U.CAES-GT(圧縮空気貯蔵ガスタービン発電)

<講演要旨>
 CAES-GT発電は1990年代まで揚水発電の役割を担う大規模かつ高効率なエネルギー貯蔵技術として開発が進められ、近年は再生可能エネルギーの変動吸収などを目的とした小規模なシステムなど様々な形態のシステムが提案されている。
 本講演ではCAES-GTの概要と、これまでの実績、現在の検討状況を紹介する。

 1.CAES-GT発電の概要
 2.CAES-GT発電の効率定義
  (1)火力発電と電力貯蔵を足し合わせたシステム
  (2)発電効率と貯蔵効率の定義
 3.負荷平準化を目指した技術開発
  (1)海外における商用化例
  (2)1990年代の国内における技術開発
 4.系統安定化に寄与する新たなシステム
  (1)エア・インジェクションサイクル
  (2)AHAT−CAESシステム
  (3)再生可能エネルギーを組合わせたシステム
 5.質疑応答・名刺交換
(幸田 氏)
13:40
|
14:50
V.圧縮空気による電力貯蔵用空圧電池(スクリュー式A-CAES)の技術動向

<講演概要>
 空圧電池はオイルフリー圧縮空気を用いたクリーンでグリーンな電力貯蔵システムとして、風力発電や太陽光発電など変動電力を効率よく電力貯蔵し、変動する放電指令電力に応じて系統へ電力供給が可能な蓄電池である。
 都市にも設置可能な小形揚水発電代替システムとしての空圧電池の特徴、システム構成、充放電効率、充電・放電特性等について紹介する。

 1.空圧電池(スクリュー式A-CAES)システムの概要
 2.システム性能と特徴
 3.風力発電と空圧電池
 4.太陽光発電と空圧電池
 5.質疑応答・名刺交換
(松隈 氏)
15:00
|
16:00
W.新しい等温圧縮空気蓄電(I-CAES)システムによる大規模蓄電

 1.米国の大規模圧縮空気蓄電(I-CAES)システムの紹介
 2.再生可能エネルギーおよび電力系統との連系
 3.実現に向けた国内法上の制約
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(財津 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。