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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150620   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、2016年の電力全面自由化ならびに2017年のガス全面自由化を見据え拡大する
 電力事業・エネルギー関連ビジネスのチャンス及び政策の展望と、先行事例・取組みなどについて、
 斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

電力システム改革/ガスシステム改革の最新動向と展望
●講 師 都留文科大学 社会学科 教授
経済産業省 総合資源エネルギー調査会
電力システム改革小委員会元委員
高橋 洋 氏
●講 師 経済産業省 総合資源エネルギー調査会 総合部会
基本政策分科会 ガスシステム改革小委員会 委員長
一橋大学 大学院 商学研究科 教授
山内弘隆 氏
●講 師 (株)エネット 経営企画部長 秋山一也 氏
●講 師 (一財)電力中央研究所
社会経済研究所 電気事業経営領域
主任研究員
遠藤 操 氏
●日 時 2015年 6月 23日(火) 10:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:00
T.電力システム改革が拡大するビジネスチャンス

電力システム改革については、既に今年4月に広域的運営推進機関が創設され、1年後には小売り全面自由化が実施される。今国会で第三段階の電気事業法改正が終われば、2020年までには法的分離も実施される。
電力システム改革は実行段階に入っており、新規参入も本格化している。
本セミナーでは、改革の全体像を理解すると共に、エネルギー政策の今後を展望する。

 1.電力システム改革の概要
  (1)電力システム改革の背景
  (2)3段階の工程表
  (3)電力産業の水平分業化
 2.発電事業の展望
  (1)エネルギーミックスの議論
  (2)再生可能エネルギー事業と系統接続問題
 3.小売り全面自由化
  (1)新電力の動向
  (2)電力間競争の可能性
  (3)サービス競争の展望
 4.送電事業と電力取引
  (1)欧州の送電会社
  (2)卸電力取引市場
 5.今後のエネルギー政策の展望
  (1)原子力の動向
  (2)再エネの動向
  (3)新規参入のポイント
 6.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
13:00
|
14:20
U.「ガスシステム改革」への具体的対応

ガスシステム改革については、電力システム改革とともに法案化された。来年度からの電力に続き、再来年度から都市ガスについても全面自由化されることになっている。エネルギー供給制度の変更に対しては、消費者を含め、社会的に大きな関心が寄せられている。また、産業界では、新たな事業機会を求め、新規参入の動きもある。本講では、制度上の変更点を概括し、自由化後の市場の予想、必要な戦略について検討する。

 1.ガスシステム改革の背景
 2.都市ガス政策の経緯
  (1)東日本大震災と電力システム改革
  (2)都市ガス部分自由化の成果
 3.ガスシステム改革小委員会での論点
  (1)システム改革の目的
  (2)システム改革の内容
   @小売の自由化
   A自由化後の料金
   B導管中立性と法的分離
   C二重導管規制と同時同量制度
   DLNG基地の第三者利用
   E簡易ガス事業
 4.自由化後のガス市場
 5.質疑応答・名刺交換
(山内 氏)
14:30
|
15:50
V.電力システム改革の動向と新電力ビジネスの展望

 1.エネットの概要と制度改革の方向性
  (1)電力小売りの仕組み
  (2)事業展開の状況
  (3)制度改正による電力小売り事業環境の改善ポイント
 2.全面自由化を見据えたスマートサービスへの取り組み
  (1)デマンドレスポンスサービス
  (2)スマートコミュ二ティ向けサービス
  (3)環境価値関連サービス
  (4)全面自由化に向けたサービス開発への取り組み
 3.質疑応答・名刺交換
(秋山 氏)
16:00
|
17:00
W.電力取引における市場機能の活用と課題
 〜海外の事例とわが国への示唆〜


電力システム改革では、「市場機能の活用」のため卸電力市場活性化や電力先物・LNG先物導入がなされようとしている。卸電力価格が日々変動するようになると、電気事業者は、卸電力・化石燃料の価格変動に応じて、市場でトレーディング(売買)を行い、それに併せて、発電所やストレージ(貯炭場・タンク等)、輸送船といったアセットの運用最適化を行うことで、市場リスクを回避しつつ、追加収益機会を求めていくことになる。電力自由化で先行する欧米では、このようなトレーディング及びアセット運用最適化を専門に行う部門(もしくは子会社)がグループ内に新たに設立されることが多い。本セミナーでは、文献調査及びヒアリング調査に基づいて、自由化で先行するドイツの電気事業者が行っているトレーディング戦略の基本的な考え方を明らかにし、わが国の電気事業者が今後とりうる対応策について展望する。

 1.電力・燃料トレーディング・最適化の意義と基本的戦略
   電源運用権の移転と対価としての移転価格
   電源タイプ別の電源価値評価
   基本的なトレーディング・最適化の戦略
 2.ドイツにおける電力・燃料トレーディング・最適化の実態
   実際のポジション管理とヘッジ比率
   トレーディング部門及び発電部門の収益
 3.わが国への示唆
 4.質疑応答・名刺交換
(遠藤 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。