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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150809   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★海水を取り扱うプラント、海水に接触する設備・機器においては、海水特有の「海水腐食」への特別な対策が
 必要になります。
★本セミナーでは、海水腐食の特徴・形態から、具体的な対策技術について、各種プラント、船舶、海洋構造物
 の腐食と防食の事例、また防汚技術まで、経験豊富な宮坂講師、畑井講師より詳説頂きます。

〜海水腐食のメカニズムと高耐久性・長期信頼性にむけた〜
海水設備(各種プラント、船舶、海洋構造物など)
における腐食・防食・防汚技術
●講 師 (株)荏原製作所 風水力機械カンパニー
工学博士
腐食防食専門士(公益社団法人腐食防食学会認定)
宮坂松甫 氏
  <略歴>
・株式会社荏原製作所中央研究所および株式会社荏原総合研究所にて
 腐食防食に関する研究に従事
・2008-2010年度、腐食防食協会(現腐食防食学会)副会長
・2005-2009年度、北海道大学客員教授
・2009年度から、早稲田大学 各務記念材料技術研究所 招聘研究員
・受賞:腐食防食協会から 協会賞、論文賞、技術賞
●講 師 日本防蝕工業(株)
エンジニアリング部 (元)技師長
畑井洋一郎 氏
  <略歴>
1970年入社以後、船舶業務、元船舶技師長 現在に至る
日本造船工業会 「造船技術者 社会人教育 電気防食部門」講師
主な著作文献
『軸系電位と防食にかかわる概説』(共著)舶用機関学会、1983
『(3)電気防食』(共著)日本造船学会、2002
『船のプロペラ軸アース装置における防食効果』日本防錆技術協会、2010
●日 時 2015年 8月 18日(火) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
14:30
T.海水腐食の基礎と対策技術

<講演概要>
 講師が長年取り組んできた海水ポンプの腐食・防食研究の経験を踏まえ、水溶液腐食の基礎、海水および海水腐食の特徴、および海水腐食の事例と対策をわかりやすく具体的に解説します。本講義は海水ポンプの腐食に焦点を当てますが、海水腐食は、金属材料の水溶液腐食に共通の普遍的な内容を含んでおり、腐食を基礎から学びたい人にとっても有益なものになると確信します。

 1.水溶液腐食の基礎
 2.海水腐食の基礎
  (1)海水の特徴
  (2)海水腐食の特徴
 3.海水腐食の事例と対策技術
  (1)流れの影響とエロージョン・コロージョン
  (2)異種金属接触腐食とカソード防食
  (3)腐食防食解析技術
  (4)孔食とすきま腐食
  (5)応力腐食割れ
  (6)鋭敏化と粒界腐食
  (7)微生物の影響
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(宮坂 氏)

 (途中、12時前後昼食休憩)
14:45
|
16:45
U.洋上プラント、船舶、海洋構造物における腐食・防食・防汚技術

 1.海水中の腐食形態
  〜腐食反応、全面腐食(自然腐食)、局部腐食(異種金属間接触腐食)、
   海水の特性等を説明〜
 2.防食方法
  〜電気防食法の理論と手法について
 3.洋上プラント、船舶、海洋構造物の設計に関する腐食と防食の事例
  (1)船舶の腐食と防食例
   〜塗装併用の船体外板及びタンク内面の腐食例と電気防食手法について、
    鋼船規則の紹介〜
  (2)港湾鋼構造物の腐食と防食例
   〜鋼管杭、鋼矢板の腐食と防食例〜
  (3)海洋構造物の防食例
   〜長期防食を目的とした防食手法と現状、鋼船規則の紹介〜
  (4)熱交換器、小口径海水管内面等の腐食と防食例
   〜腐食例と防食方法について〜
 4.洋上プラント、船舶、海洋構造物で必要な防食技術と防汚技術
  (1)海生生物の付着と腐食について
  (2)防汚装置との組合せについて
 5.質疑応答・名刺交換
(畑井 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。