●講 師 |
九州大学大学院 総合理工学研究院 熱機関工学研究室 教授 |
高崎講二 氏 |
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<講師紹介> 1977−82年三菱重工業(株)・神戸造船所ディーゼル部。
1982年より九州大学勤務(1990年〜1年間、ドイツ・ハノーバー大学
客員教授・船舶用燃料の研究)、現在に至る。
公益社団法人日本マリンエンジニアリング学会 会長(2009−11年)、
国土交通省海事局 マリンイノベーション検討会 評価部会
(船舶からのCO2の30%削減プロジェクト)部会長(2009−13年)、
国土交通省海事局「天然ガス燃料船の普及促進に向けた
総合対策検討委員会」委員長(2012−13年)。
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●講 師 |
ABS(アメリカ船級協会) 技術・営業・社内技術教育担当特別顧問 |
田村 研 氏 |
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<講師紹介> ABS在籍中、国内・海外事務所にて図面審査員、本部にて規則開発部責任者、
北太平洋地区技術・営業開発部責任者を経て2014年退職。
現在同ABSにて、技術・営業・社内技術教育担当特別顧問として勤務中。
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●講 師 |
Winterthur Gas & Diesel Japan Ltd. ライセンスマネジメント部 技術顧問 |
大窪範夫 氏 |
●講 師 |
三井造船(株) 機械・システム事業本部 アドバイザ |
大津正樹 氏 |
●講 師 |
ダイハツディーゼル(株) 技術開発部 副部長 |
山田哲嗣 氏 |
●日 時 |
2015年 8月 19日(水) 10:00〜16:30 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
<アカデミック割引> 【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】 |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
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T.世界の天然ガス燃料船・天然ガスエンジンの開発動向
1.LNG燃料船発展の背景(世界と日本)
2.LNG燃料船普及のためのサポート(国プロなど)
3.日本におけるLNG燃料船(天然ガスエンジン)開発最前線
4.質疑応答・名刺交換
(高崎 氏)
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11:10 | 12:10
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U.LNG燃料船の設計・建造に係る関連規則等について
<講演要旨>
「2011年5月初版発行以来改正を重ねたABSガイドPropulsion and Auxiliary Systems for Gas Fueled Shipsに規定されている要求を軸にその背景及び関連する国際規則の動きを解説。LNG燃料船の設計に際しての留意点、米国に於いて進行中のプロジェクトの概要紹介、給ガスのための安全性確保、あるいは関連設備整備の実例などについても解説を行なう。
<質疑応答・名刺交換>
(田村 氏)
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13:10 | 14:10
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V.低圧で供給されるLNGを燃料とする
バルチラ舶用低速デュアルフューエルX-DF機関
<講演要旨>
バルチラにおける予混合希薄燃焼技術を採用した舶用低速2ストローク主機関の開発・設計を中心とし、市場導入に至る経過、技術の特長・安全性への配慮、実機関での確認や今後の展望を紹介する。
1.開発の歴史
2.低圧LNG 燃焼の原理と特長
3.X-DF機関のキーテクノロジーとセーフティコンセプト
4.テスト機関や製品機関の製造と受注
5.質疑応答・名刺交換
(大窪 氏)
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14:20 | 15:20
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W.三井造船のデュアルフューエル舶用ディーゼルエンジン
及びLNG船/燃料船向け関連技術
<講演要旨>
三井造船では、舶用デュアルフューエルディーゼルエンジンとして、様々な燃料に対応する技術の開発を進めて来た。実用機として、先ずメタノールを燃料とするME-LGI機関が完成、次いでLNGを燃料とするME-GIが試運転中である。
また、エタンを燃料とするME-GIの試運転も予定されている。気化したLNGをME-GIに燃料として供給するガスコンプレッサの開発も紹介する。
1.ME-GIについて
2.ME-LGIについて
3.ME-GI用燃料ガス供給装置
4.質疑応答・名刺交換
(大津 氏)
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15:30 | 16:30
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X.舶用重油・LNG二元燃料4ストロークエンジンの開発
<講演要旨>
近年、舶用燃料として環境負荷の低いガス燃料の利用がクローズアップされている。ダイハツディーゼル(株)では、デュアルフューエル(DF)機関を開発し、船級による機関の型式承認およびNOx鑑定を完了した。本講演では、舶用4ストロークDF機関の構造および性能等について紹介する。
1.開発の背景、機関諸元、等
2.機関構造と制御システム
3.機関性能
4.型式承認・NOx鑑定
5.ガス燃料船の実用化に向けた取り組み
6.質疑応答・名刺交換
(山田 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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