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<セミナー詳細>

セミナーコード:20151213   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、業務用・産業用及び大規模向けのSOFC(固体酸化物形燃料電池)の技術開発とアンモニアSOFC、
 電気化学的多段酸化SOFC、金属支持SOFC、ならびにSOFCの耐久性・信頼性向上、劣化機構解明に関する研究
 開発動向について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

固体酸化物形燃料電池(SOFC)の技術開発動向
〜大型次世代SOFC、業務用・産業用SOFC、アンモニアSOFC、
電気化学的多段酸化SOFC、金属支持SOFC、信頼性向上・劣化機構解明〜
●講 師 東京大学 生産技術研究所 特任教授
(前)三菱日立パワーシステムズ株式会社
燃料電池事業室 室長 新製品SBU SBU長
(2015年8月まで)
小林由則 氏
●講 師 Hitz日立造船(株) 環境事業本部
開発センター SOFCプロジェクト 主幹技師
高木義信 氏
●講 師 京都大学 工学研究科
物質エネルギー化学専攻 教授
江口浩一 氏
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
省エネルギー研究部門
燃料電池材料グループ グループ長
山地克彦 氏
●講 師 東京ガス(株) 基盤技術部 主席研究員
九州大学 客員教授(NEXT-FCセンター)
松崎良雄 氏
●講 師 Ceres Power社 営業技術部長 Steven Rogers 氏
●日 時 2015年 12月 18日(金) 10:00〜17:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:10
T.大型次世代燃料電池SOFCの開発状況と今後の展開

 1.水素社会についての考察
 2.燃料電池の果たすべき役割
 3.SOFCの発電原理とメリット
 4.これまでのSOFCの技術開発の成果
 5.分散電源としてのSOFCハイブリッドシステムの今後の展開
 6.将来の大規模発電トリプルコンバインドサイクルの概要
 7.SOFCの今後の展望と課題
 8.火力発電の将来について
 9.まとめ
 10.質疑応答・名刺交換
(小林 氏)
11:20
|
12:30
U.日立造船におけるSOFCシステム開発の取組み

<講演要旨>
 既存の熱機関による発電設備と比較して発電効率の高いSOFCは、エネルギーの安定供給および温室効果ガス排出量削減の観点から期待が大きい。特に数百kW未満においては効率差による省エネルギー効果が大きく実用化の可能性が高い。また、化石燃料を持たない国としては、バイオ燃料の有効利用、風力・太陽光といった再生可能エネルギーの出力平準化も必須であり、SOFCの燃料多様性は有効である。
 本講演では、当社における業務用・産業用規模のSOFCシステム開発について、その取組状況について紹介する。

<質疑応答・名刺交換>
(高木 氏)
13:20
|
14:20
V.アンモニアを燃料とした燃料電池発電と今後の展望

 1.再生可能エネルギーとエネルギーキャリア
 2.アンモニアのエネルギーキャリアとしての利用
 3.アンモニアSOFCにおける燃料供給方式と発電
  (1)アンモニア分解触媒
  (2)SOFC発電
  (3)その他の燃料電池や排ガスの処理
 4.質疑応答・名刺交換
(江口 氏)
14:30
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15:20
W.SOFCの耐久性・信頼性向上、劣化機構解明に関する研究開発動向

<講演概要>
固体酸化物形燃料電池(SOFC)の耐久性・信頼性向上のためには、その劣化機構を明らかにした上で対策を行うことが求められる。2005年より継続的にNEDOプロジェクトで取り組まれてきたSOFCの耐久性・信頼性向上に向けたプロジェクトについて、どのような観点で取り組んできたか、これまでどのような成果が得られたかを解説するとともに、現在の取り組み状況について紹介する。

<質疑応答・名刺交換>
(山地 氏)
15:30
|
16:20
X.電気化学的多段酸化SOFCによる高効率発電の可能性

<講演概要>
プロトン導電性電解質(プロトン輸率=1を仮定)を多段酸化SOFCに適用することで発電効率が80%を超える革新的燃料電池の可能性が解析的に示された。ただし、このような超高効率発電実現のためにはプロトン輸率が十分高い、すなわちプロトン以外の電荷担体(電子・ホールや酸化物イオン)の導電率が十分小さい固体酸化物材料の開発が必要である。
今回の講演では、1)電気化学的多段酸化SOFC、2)プロトン導電性電解質の適用効果、3)超高効率発電の可能性、4)実現のための技術課題、について述べる。


<質疑応答・名刺交換>
(松崎 氏)
16:30
|
17:20
Y.次世代の燃料電池(金属支持SOFC)

<日本語で講演頂きます。質疑応答・名刺交換>
(Rogers 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。