【習得知識】
・米国の一歩先のエネルギービジネスの今と将来
・定置型エネルギー貯蔵ビジネスの勘所
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【講師の言葉】
米国にとって「エネルギー政策」は「国家安全保障上の問題」であり、また「雇用創出」でもある。
オバマ政権は「グリーン・ニューディール政策」を掲げ、研究開発や事業化の支援を強化しており、政府の後押しを受けて、シリコンバレーだけでは無く、東海岸他でも多数のベンチャー企業が登場し、新しい技術の提案が行われている。
しかし、資金調達に難航する会社も多く、大型倒産等が頻発し、実際にはそれほどうまくいっているようには見受けられない。
同時に、電力の自由化によって下がるはずの電気代は上昇を続け、将来必要とされる発電施設の建設は進まない。また再生可能エネルギーは、良い面もあるがその弊害も指摘されだした。
こういう状況の中で、アメリカのエネルギー産業がどういう方向に向かっているのか、カリフォルニア州は、2030年までに再生可能エネルギー発電比率を50%にするというきわめて挑戦的な目標を法制化したが、成算及びビジネスに与えるインパクトはどれぐらいあるのか、なぜカリフォルニア州が1.3GW相当の蓄電施設設置を電力会社に義務化したのか、カリフォルニア州がゴールとする分散電源(12GW)はどういうインパクトがあるのか(良い面/悪い面)、米国ではどのようなエネルギー関連のベンチャー企業が出て来ているのか、日本の会社はこの波に乗るためには何をすればいいのか、等を俯瞰する。
活発な質疑応答や議論を行う事で、今後のビジネスの方向を考える一助となれば幸いである。
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【プログラム】
T.はじめに
・米国のエネルギー状況
・米国の再生可能エネルギー発電状況
・電力自由化の状況とその問題点
・今後の発電能力確保における問題点
・不安定な政策と大統領選挙の影響
U.米国内で先進するカリフォルニア州におけるクリーンエネルギー関係の動向
・温暖化ガス低減目標に向かっての施策
・分散電源を2020年までに12GWに
・再生可能エネルギー比率を2030年までに50%に
・エネルギー貯蔵を2020年までに1.3GWに
・最新のデマンドレスポンスオークション(DRAM)の内容
・ZEV(ゼロエミッション車両)目標の与える影響
・NZE(Net Zero Energy), CCA(Community Choice Aggregation)等
V.その他の先進州における状況
・テキサス州
・ニューヨーク州
・ハワイ州
W.定置型エネルギー貯蔵の市場
・アンシラリーサービスビジネスの詳細
・太陽光発電とエネルギー貯蔵の組み合わせの収益性
・電力網接続型と需要家設置型の違い
・エネルギー貯蔵システムへの米国の政策状況、補助金
・米国における定置型エネルギー貯蔵ビジネスの今後
X.エネルギー貯蔵の技術開発動向と注目の会社
・リチウムイオン電池
・フロー電池
・新しい化学に基づくエネルギー貯蔵技術
・圧縮空気・フライホイール等
Y.分散電源にまつわる色々な問題点の整理と今後の方向性
・なぜ、分散電源が重要なのか
・分散電源導入の問題点
・新しい高精度センサーの動向
・デマンドレスポンスの最新動向と伸び悩みの理由の解析
・高性能インバーター(Smart Inverter)の標準化動向
・新しいエネルギーマネージメントシステム
Z.まとめ
[.質疑応答(適宜)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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