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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160408   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、蒸留の基礎理論から、塔内部品選定、最近の高性能トレイ・高性能充填物、蒸留障壁と
 分離計画など蒸留プロセスの設計、ならびに運転トラブルと対応例、また革新的なシステム“SUPERHIDIC®
 を含めた省エネルギー蒸留技術の実際、蒸留塔の保守に至るまで、実務の第一線でご活躍中の若林博士
 に詳しく解説頂きます。

〜革新的省エネルギー技術“SUPERHIDIC®”を含めた〜
蒸留プロセスの設計、運転トラブル・対応例と
省エネルギー蒸留の実際、蒸留塔の保守
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング本部 プロセスシステム部
設計技術チーム チームマネージャー
博士(工学)
若林敏祐 氏
●日 時 2016年 4月 14日(木) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

蒸留塔の設計・運転を行う実務に携わり問題意識を持たれている方。
蒸留プロセスの運転解析を行う必要のある方、省エネルギー化について考えている方。
蒸留技術全般に興味をお持ちの方。

【予備知識】

化学工学の基礎(物質収支、輸送現象)、熱力学を履修していることが望ましい。
【修得知識】

蒸留設計の基礎理論と設計方法、及び蒸留塔構造について理解する。
そのうえで、連続蒸留を対象に、蒸留塔単独の設計、蒸留計画方法や、省エネルギー化のアプローチを修得する

【講師の言葉】

 近年我が国では、蒸留操作は比較的理論が確立されたとして、大学などではかつてほど研究が盛んに行われていないのが実情です。一方で、産業界では依然として最も利用される分離単位操作であり、そのエネルギー消費量も非常に大きな割合を占めています。蒸留技術への理解が、既存設備の有効な利用へとつながり、更には省エネルギー化などの達成などに結びつくものと考えます。
 本講演では、蒸留の基礎理論から、プロセス設計ならびに運転解析とトラブル対応例、また従来型HIDiC(内部熱交換型蒸留塔)の問題を解決し、より優れた省エネルギー性能を得られる革新的なシステムであるSUPERHIDIC®のケーススタディーを通して得られた具体的な効果についても紹介する。

【プログラム】

T.蒸留の基礎理論

 1.蒸留が何故いまでも重要なのか
 2.蒸留の原理
 3.蒸留塔の構造
  (1)蒸留システムの構成
  (2)トレイ
  (3)充填物
  (4)充填物用インターナルス


U.蒸留プロセスの設計

 1.トレイハイドロリクス、充填物ハイドロリクス
 2.塔内部品選定
  〜トレイ・充填物の選定方法〜
 3.最近の高性能トレイ・高性能充填物
 4.蒸留障壁と分離計画
  (1)Residue Curve Map
  (2)Distillatoin Boundary diagram
  (3)三角線図を用いた蒸留分離計画
 5.図解法
  (1)McCabe-Thiele法
  (2)Ponchon-Savarit法


V.運転解析とトラブル例

 1.運転データと解析アプローチ
  (1)物性推算の確認
  (2)解析に必要な運転データの種類と精査
  (3)トレースシミュレーション
 2.運転トラブルと対応例
  (1)フォーミング 〜マランゴニー効果〜
  (2)フォーミング 〜ロスフォーム〜
  (3)固形物析出


W.省エネルギー蒸留プロセス

 1.ペトリューク塔・Divided Wall Column
 2.改良型Petlyuk塔
 3.塔頂ガス再圧縮型蒸留塔
 4.従来型HIDiCとSUPERHIDIC®
 5.自己熱再生塔よりSUPERHIDIC®が優れる理由


X.蒸留塔の保守
 〜ガンマ線を用いた蒸留塔保守ストラテジー〜




Y.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。