●講 師 |
東京理科大学 工学部 工業化学科 教授 |
杉本 裕 氏 |
●講 師 |
Hitz日立造船(株) 執行役員 地球環境ビジネス開発推進室長 |
熊谷直和 氏 |
●講 師 |
国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS) 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA) 主任研究員 |
井出裕介 氏 |
●講 師 |
一般財団法人 電力中央研究所 材料科学研究所 上席研究員 |
森 昌史 氏 |
●講 師 |
一般財団法人 石炭エネルギーセンター 技術開発部 部長代理 |
林 石英 氏 |
●講 師 |
SAKURAビジネスコンサルティング(株) 代表取締役社長 元 千代田化工建設(株) CCS担当技師長 |
宮川俊彦 氏 |
●日 時 |
2016年 6月 14日(火) 9:30〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
<アカデミック割引> 【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】 |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 10:40
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T.CO2の有効利用技術の動向と事業展望
1.CO2の有効利用の考え方
(1)CO2についての基礎
(2)CO2変換の考え方
(3)CO2の反応メカニズムとプロセスの比較
(4)CO2利用の現状と有効性
2.CO2の化学的利用の概観と事例紹介
(1)化成品製造の概略
(2)メタノールの製造
(3)炭酸エステルの製造
(4)ポリマーの製造
(5)その他の化成品の製造
3.CO2を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造の詳細
(1)基礎的な知見とこれまでの開発状況
(2)研究開発課題と進捗
(3)工業化・実用化に向けた研究開発動向
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(杉本 氏)
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10:50 | 12:00
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U.CO2を利用した再生可能エネルギーの燃料化技術
<講演概要>
2100年までに産業革命前より地球の平均気温を+2℃未満に抑えるためには、直ちにCO2排出の大幅削減が必要であり、各国で化石燃料に代わる再生可能エネルギーの導入拡大が進められている。
一方、再生可能エネルギーの変動性を安定的に制御するためには、大規模エネルギー貯蔵技術が必要であり、余剰電力を水素に変換することが提案されている。
しかし、水素を利用するインフラが未だ整っておらず、化石燃料依存のエネルギーシステムから水素エネルギー依存のエネルギーシステムには簡単に切り替えられない。
そこで、再生可能エネルギーの変動性の問題を解決し、導入拡大の加速に貢献するためにCO2を再生可能エネルギー由来のH2と反応させ、これまで利用してきたメタンという使いやすい燃料の形に変換して、利用することを講演者は提案している。
<質疑応答・名刺交換>
(熊谷 氏)
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12:50 | 13:40
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V.二酸化炭素雰囲気下での化成品合成
<講演要旨>
光触媒による化成品合成において、CO2は、目的の部分酸化物の逐次酸化によって生成する副生物であり、また最近では、CO2を基質とした反応も注目されている。本講演では、CO2を反応促進剤とした特異な光触媒反応を紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(井出 氏)
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13:50 | 14:40
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W.固体酸化物型電解セルを用いた水蒸気・CO2電解技術の開発
1.電解による水素製造の必要性
2.電解セルの種類と特徴
3.水蒸気-CO2共電解について
4.水蒸気-CO2電解を火力プラントの排ガスへの応用を考えた場合の電解システム効率
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(森 氏)
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14:50 | 15:50
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X.CO2分離型化学燃焼石炭利用技術(ケミカルルーピング技術)
1.ケミカルルーピング技術の原理と分類
2.ケミカルルーピング石炭燃焼およびガス化の基礎反応
3.ケミカルルーピング石炭利用プロセス熱と物質収支
4.世界のケミカルルーピング石炭利用技術の開発動向
5.日本のケミカルルーピング石炭利用技術開発
6.質疑応答・名刺交換
(林 氏)
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16:00 | 17:00
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Y.先進する海外でのCO2利用ビジネスの最新動向と展望
1.CCSと他の温暖化対策技術との比較
(各分野の専門家が採点、統計分析した温暖化対策技術のランキング)
2.CO2輸送の新たな視点:シャトルシップ方式
(海外機関の資金を活用したシャトルシップ方式のスタディ実施)
3.北米でのCO2ビジネスの見方
(NYのエネルギーコンサルが示すCO2ビジネスの可能性)
4.オランダの公的研究所が進める革新的CO2活用システム
(火力発電所からCO2を回収してバイオ燃料用の藻を大量育成)
5.オランダのCO2農業利用ビジネスの紹介
(年間40万トンCO2を600戸の農家に供給、年商35億円)
6.質疑応答・名刺交換
(宮川 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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