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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160619   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、JOGMECの地熱開発支援策・活動状況から、各種要素技術(地熱井の掘削、発電設備の
 性能・信頼性向上、温水ポンプ、ハイブリッド熱源地熱発電システム)ならびに次世代地熱発電技術と言わ
 れるEGS(Engineered/Enhanced Geothermal Systems)に至るまで、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に
 詳説頂きます。

〜JOGMEC、帝石削井工業、富士電機、電業社、
電中研、地熱技術開発の講師が詳説〜
地熱発電の開発と要素技術動向
●講 師 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
地熱部 部長
西川信康 氏
●講 師 帝石削井工業(株) 代表取締役社長 島田邦明 氏
●講 師 富士電機(株) 発電・社会インフラ事業本部
川崎工場 技師長
酒井吉弘 氏
●講 師 (株)電業社機械製作所
水力機械設計部 水力機械1課 課長
田中大輔 氏
●講 師 (一財)電力中央研究所 エネルギー技術研究所
エネルギープラットフォーム創成領域 主任研究員
中尾吉伸 氏
●講 師 (一財)電力中央研究所 地球工学研究所
地圏科学領域 研究参事
(兼)東京工業大学 特任教授
海江田秀志 氏
●講 師 地熱技術開発(株) 取締役 技術部長 岡部高志 氏
●日 時 2016年 6月 16日(木) 10:00〜18:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 54,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき48,600円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:00
T.日本の地熱発電の現状とJOGMECによる地熱開発支援事業

<講演概要>
 再生可能エネルギーの中で、ベースロード電源の一翼として期待が高まっている地熱発電であるが、太陽光発電や風力発電などに比べ、導入が遅れている。本講演では、その原因と課題、JOGMECの活動状況、今後の展望等を紹介する。

 1.地熱発電のしくみ
 2.日本の地熱発電の現状
 3.地熱発電を取り巻く課題
 4.JOGMECの支援策と最近の活動状況
 5.質疑応答・名刺交換
(西川 氏)
11:10
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12:10
U.地熱井の掘削技術
 ―坑井仕上げとトラブル事例―


<講演概要>
 地熱開発を行うには、開発の各段階で坑井を掘削することが必要となり、その費用は全体開発費の3〜4割になると言われている。地熱井は、試験や生産、還元等により大きな温度変化や腐食性流体にさらされる。この影響により、掘削中はもとより、掘削後に坑井トラブルが発生すると坑井の寿命を短くするだけでなく、周辺の環境破壊や人的事故が発生することがある。このトラブルを防止するためには、坑井の温度条件、採取する地熱流体等に合わせたケーシングパイプの設置やセメンチング、坑口装置の取り付け等の坑井仕上げを行うことが必要である。最後に掘削中ならびに掘削後に発生した仕上げ方法に関係するトラブル事例と対応策を説明する。

 1.地熱掘削技術概要
 2.仕上げ計画立案に必要な地下状況予測
 3.ケーシングプログラムの策定
 4.ケーシングの仕様と選択
 5.ケーシングセメンチング方法と選択
 6.坑口装置の仕様と選択
 7.仕上げ方法に関係するトラブル事例
 8.質疑応答・名刺交換
(島田 氏)
13:00
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14:00
V.地熱発電設備の性能および信頼性向上技術

<講演概要>
地熱発電設備の性能および信頼性向上技術と開発動向について、蒸気タービン設備を中心に紹介する。

 1.地熱発電設備の性能向上技術
 2.地熱発電設備の信頼性向上技術
 3.性能・信頼性向上のための開発課題
 4.質疑応答・名刺交換
(酒井 氏)
14:10
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15:00
W.地熱発電所向け温水ポンプ

 1.温水ポンプへの技術要件
 2.温水ポンプの設計・運用上のポイント
 3.納入実績と稼働状況
 4.トラブル事例
 5.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
15:10
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16:00
X.地熱発電適用地域拡大のためのハイブリッド熱源地熱発電技術の開発

 1.ハイブリッド熱源地熱発電技術の開発
  (1)ハイブリッド熱源地熱発電システムとは
  (2)外部熱源の探索
  (3)システムの性能評価
  (4)システムの経済性
  (5)海外における先行事例
  (6)スケールセンサーの開発
  (7)今後の展開
 2.運転データ解析システムの紹介
 3.質疑応答・名刺交換
(中尾 氏)
16:10
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17:00
Y.地熱増産システム(EGS)の技術開発

<講演概要>
 近年、地熱開発における蒸気生産量の回復や増産を目的として、貯留層に地表から水を注入したり、貯留層内外に亀裂を進展させたり、さらには貯留層を新たに造成したりする技術開発が地熱増産システム(EGS)として進められている。これらの国内外における技術開発の現状について概説する。

 1.地熱増産システム(EGS)とは
 2.貯留層涵養型EGS
 3.貯留層改良型EGS
 4.貯留層造成型EGS
 5.EGS技術開発の課題
 6.質疑応答・名刺交換
(海江田 氏)
17:10
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18:00
Z.涵養型EGS技術開発

<講演概要>
 奥会津地熱地帯をフィールドとして平成25年から「地熱貯留層評価・管理技術」研究開発(JOGMECによる涵養型EGS研究開発)が実施されている。地熱貯留層への人工涵養の規模による温泉帯水層や地熱貯留層への影響の解明、技術マニュアルの作成および地熱発電所への一般的な適用のガイドラインの作成を目的としている。新たに掘削した涵養井において平成27年6月から河川水による涵養を開始した。本講演では、まず国内外の涵養型EGSの事例を示し、奥会津地熱地帯で実施している研究開発のこれまでの実績と取得したデータを紹介するとともに、得られた知見等について概説する。

 1.涵養型EGSについて
 2.涵養型EGSの事例
 3.「地熱貯留層評価・管理技術」の進捗
 4.涵養型EGSの課題
 5.質疑応答・名刺交換
(岡部 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。