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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160814   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、デマンドレスポンス(ディマンドリスポンス、DR:Demand Response)に関する海外と日本の現状から、
 ネガワット取引の最新動向、経済産業省、関西電力、東京電力、エナジープールにおける取組みと展望について、
 電力システム改革、エネルギー・リソース・アグリゲーション、バーチャルパワープラント(VPP)なども含め、斯界の
 最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

デマンドレスポンス(ディマンドリスポンス)、
ネガワット取引の最新動向と取組み、今後の展望
〜経済産業省、関西電力、東京電力、エナジープールの識者ご登壇〜
●講 師 経済産業省
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギーシステム課 課長補佐
青鹿喜芳 氏
  <略歴>
2007年 特許庁入庁
2015年 資源エネルギー庁
2016年 東京女子大学非常勤講師
●講 師 大阪大学大学院工学研究科 招聘教授
関西電力(株) お客さま本部 部長
公益事業学会 理事・学術研究会(電力) 幹事
西村 陽 氏
  <略歴>
1984年、一橋大学経済学部卒業。
関西電力(株)で調査、戦略、マーケティング、電力市場改革等を担当。
公益事業学会理事・学術研究会(電力)幹事、国際公共政策学会理事。
1999〜2001年、学習院大学特別客員教授。
2006〜2008年、大阪大学招聘教授。
2014年〜早稲田大学先進グリッド研究所招聘研究員。
2016年〜大阪大学大学院工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 招聘教授
東京女子大学非常勤講師
<主著>
『電力改革の構図と戦略』、『電力自由化完全ガイド』、『検証エンロン破綻』、
『電力のマーケティングとブランド戦略』、『エナジー・エコノミクス』、『にっぽん電化史』
『低炭素社会のビジョンと課題』、『にっぽん電化史@〜B』
『電力システム改革の検証〜開かれた議論と国民の選択のために』(共著・白桃書房)
『まるわかり電力システム改革キーワード360』(電気新聞)
●講 師 東京電力パワーグリッド(株)
系統計画室 系統技術グループマネージャー
馬橋義美津 氏
●講 師 エナジープールジャパン(株)
代表取締役社長兼CEO
市村 健 氏
  <略歴>
1987年慶応大卒業、1995年ジョージタウン大学マクドノー経営大学院MBA修了。
1987年、東京電力(株)入社。
本店資材部・原子燃料部副長・総務部マネージャー、神奈川支店部長等を経て
2014年7月シュナイダーエレクトリック(株)入社。
ディレクター・デマンドレスポンス事業部長の後、
2015年6月よりエナジープールジャパン(株)代表取締役社長兼CEO。
●日 時 2016年 8月 30日(火) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講(T〜W) 45,900円 【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
◆Tのみ受講      5,400円 【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
◆U〜Wのみ受講  43,200円 【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
11:40
T.ディマンドリスポンスに関する経済産業省の取組み

<講演要旨>
 平成27年11月26日、「未来投資に向けた官民対話」において、安倍総理から2017年までにネガワット取引市場を創設するとの発言があった。ディマンドリスポンス・ネガワット取引は、特に欧米において普及しているところ、日本においてもこの発言を機に普及に向けた議論が活発になってきている。本セミナーでは、ディマンドリスポンスの概略や現在の検討状況に触れると共に、海外の電力制度概要やディマンドリスポンス普及状況との対比をしながら、日本におけるディマンドリスポンスの普及に向けた課題と今後の見通しについて解説する。

 1.概論
  (1)ディマンドリスポンスとは何か
  (2)ディマンドリスポンスの意義
 2.これまでの取組
  (1)「ネガワット取引に関するガイドライン」の策定
  (2)技術実証事業
 3.「ネガワット取引市場」創設に向けた取組
  (1)取組の全体像
  (2)「ネガワット取引に関するガイドライン」の改定
 4.海外事例
 5.課題と今後
  (1)現状の課題と今後の対応の方向性
  (2)ディマンドリスポンスの普及に向けたスケジュール
 6.質疑応答・名刺交換
(青鹿 氏)
12:40
|
13:50
U.電力システム改革の進行とDR制度の展望、関西電力の取り組み

 1.世界のDR(各国の実情と最新動向)
  (1)世界各国とわが国DRの現状
   @DRの定義と特徴
   A米国・欧州での導入の現状
   B最近の米国でのDR動向(PJM容量市場等)
  (2)DRの3つの活用フィールド(エナジー・調整力・容量市場)
 2.電力システム改革とDR
  (1)電力システム改革と予備力・調整力
  (2)予備力・調整力としてのDRの枠組みと将来像
  (3)小売サービスとしてのDRの枠組みと将来像
 3.エナジー・リソース・アグリゲーションと関西電力の取り組み
  (1)DRはエナジー・リソース・アグリゲーションの時代へ
  (2)関西電力のDRへの基本スタンス(DR実証、面開発、VPP実証)
 4.質疑応答・名刺交換
(西村 氏)
14:00
|
15:10
V.東京電力パワーグリッドにおけるディマンドリスポンスへの取組み

<講演要旨>
 昨年安倍首相の「2017年までにネガワット市場創設」の指示を受け、今年1月にエネルギーリソース・アグリゲーション・ビジネスフォーラム(ERABF)が創設され、ネガワット導入に向けた整備が進んでいる。
 本講演では、特に期待が寄せられている送配電事業者が活用するDRに焦点を絞り、その意義や期待するところについて述べる。加えて最近注目されているバーチャルパワープラント(VPP)の活用についても言及する。


 1.スマートグリッドの実現とDR
 2.DRの類型整理
 3.系統運用者から見たDRの活用方法
 4.我が国におけるDR導入展開に向けた課題と解決の方向性
 5.VPPの活用
 6.電源入札制度とネガワット取引
 7.質疑応答・名刺交換
(馬橋 氏)
15:20
|
16:30
W.エナジープールの日本におけるディマンドリスポンス事業戦略の方向性

 1.シュナイダーエレクトリック及びエナジープールの概要
 2.エナジープール社の目指す方向
 3.エナジープール社の事業中核
 4.産業用ディマンドリスポンス
 5.具体的事例
 6.日本における事業戦略
 7.質疑応答・名刺交換
(市村 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。