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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160903   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、1日目にプラント配管における耐震設計及び耐震性能評価、耐震補強工事を、
 2日目は、耐震診断技術・地震リスク評価から、塔槽類、建屋・架台、タンク(円筒形と球形)の
 耐震設計と補強技術などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★1日目のみ、2日目のみのご受講も受け付けております。

プラント設備の耐震設計と補強対策技術
〜配管系、塔槽類、建屋・架台、タンク(円筒形、球形)の地震対策〜
●講 師 日本インターグラフ(株)
Process, Power & Marine
技術1部 部長 シニア・コンサルタント
(元)千代田アドバンスト・ソリューションズ(株)
安藤文雄 氏
  <講師紹介>
1977年 千代田化工建設に入社、石油、石油化学の配管強度設計、
耐震設計、振動対策に関する業務を実施、高圧ガス保安協会の高圧ガス、
設備等耐震対策検討委員会に参加、配管系の耐震に携わり、
2002年千代田アドバンスト・ソリューションズに移籍、
配管系、および圧力容器等の設計、構造解析に関する豊富な知見と
経験をもとに、幅広い技術コンサルテーションに従事した。
2011年8月、日本インターグラフに転職。
CAD、CAE製品技術サービス、コンサルテーションに従事している。
「委員会活動」高圧ガス保安協会
:高圧設備等耐震設計基準の性能規定化に向けた調査研究委員会。
●講 師 (株)東芝 京浜事業所 技監 湯原耕造 氏
●講 師 新興プランテック(株)
エンジニアリング本部 配管部 担当部長
長尾賢治 氏
●講 師 千代田化工建設(株)
ChAS・ライフサイエンス事業本部
プラント診断ユニット 技師長
大嶋昌巳 氏
●講 師 (株)プラント耐震設計システムズ
代表取締役
池田雅俊 氏
●講 師 JFEエンジニアリング(株)
シビルエンジニアリングセンター 設計部
第一構造設計グループ グループマネージャー
吉田勝利 氏
●講 師 (株)IHI エネルギー・プラントセクター
タンクプロジェクト部 元 技師長
博士(工学)
石田和雄 氏
  <講師の略歴>
1970年 東京大学工学部卒業、同年、石川島播磨重工業入社(現IHI)
各種貯蔵タンクの構造設計と耐震技術の開発に従事、
2004年博士号(工学)を取得。
高圧ガス保安協会高圧ガス設備等耐震対策委員会等に参画。
近年、横浜国立大学の石油タンクの安全関連の調査研究会に参画。
●講 師 川崎重工業(株)
プラント・環境カンパニー 低温貯槽プラント総括部
低温貯槽プラント部 設計1課 担当課長
堀野 聡 氏
●日 時 2016年 9月 1日(木)  9:40〜17:00
2016年 9月 2日(金)  9:30〜17:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆2日間受講      75,600円
  【1名につき(※受講者が 9月1日 と 9月2日 で違う場合でも可)】
◆9月1日のみ受講 49,680円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
◆9月2日のみ受講 49,680円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
1日目   9月1日(木)
9:40
|
11:40
T.プラント配管系の耐震設計技術と地震対策

 1.はじめに
 2.配管強度設計
 3.プラント配管系の地震被害
 4.配管系の損傷モード
 5.プラント配管系の耐震設計基準
 6.レベル1耐震性能要求と評価(わかりやすい簡易法/詳細法)
 7.レベル2耐震性能要求と評価(代替評価法/等価線形解析法)
 8.既存配管系の改造に係る法の解釈、簡易耐震診断法
 9.地震対策(対策の事例、可とう性 ・変形吸収能力)
 10.質疑応答・名刺交換
(安藤 氏)
12:40
|
14:40
U.火力・原子力発電プラント配管の耐震設計技術

 1.はじめに
 2.配管系の特徴
 3.強度理論
 4.1次応力と2次応力
 5.配管系に作用する荷重
 6.解析モデルとサポートポイント
 7.耐震解析(静的地震解析と動的地震解析)
 8.応答解析法の種類と概要
 9.配管系耐震計算の基本手順
 10.地震解析結果の組合せに関して
 11.発生応力と応力評価
 12.質疑応答・名刺交換
(湯原 氏)
15:00
|
17:00
V.配管系耐震性能評価と耐震補強工事のポイント

 高圧ガス配管系に要求される耐震性能評価方法と既設配管系の耐震性改善策を紹介する。
 特に球形タンク廻り配管の耐震性改善策、タワー・リアクター廻り配管の耐震性改善策、そして配管サポート耐震補強の基本的な考え方について解説する。


 1.耐震設計が必要な高圧ガス設備
 2.高圧ガス配管系に要求される耐震性能評価方法
 3.配管系の簡易耐震性能評価
 4.配管系のレベル1耐震性能評価
 5.配管系のレベル2耐震性能評価
 6.球形タンク廻り配管の耐震性改善策
 7.タワー・リアクター廻り配管の耐震性改善策
 8.配管サポート耐震補強の基本的な考え方
 9.既設パイプラックの耐震補強工事例
 10.質疑応答・名刺交換
(長尾 氏)
2日目   9月2日(金)
9:30
|
11:00
T.プラント設備の耐震診断技術と地震リスク評価

 東日本大震災では、プラント設備が被害を受け、ガソリン、灯油等の供給が滞った。その対応として、2013年から経済産業省では補助金を提供して「エネルギー供給設備の強靭化」のための耐震対策の実施を推進している。この耐震対策の基本的考え方、これに対応した耐震診断技術を紹介するとともに、今度、適用が期待される地震リスク評価手法の活用方法について紹介する。
 <質疑応答・名刺交換>
(大嶋 氏)
11:10
|
12:40
U.プラント設備における塔槽類の耐震設計法と補強対策

 1.耐震対策の見直しの状況
 2.耐震理論
  2.1 レベル 1 耐震理論−動的設計
  2.2 レベル 2 耐震理論−塑性設計
  2.3 損傷モードと限界状態
 3.応用
  3.1 耐震計算モデル
  3.2 固有周期の計算方法
  3.3 損傷モードと評価法
 4.質疑応答・名刺交換
(池田 氏)
13:40
|
14:50
V.建屋、架台の耐震設計と補強工事のポイント

<講演要旨>
 プラント建屋や架台の耐震補強では、一般建築物のような構造躯体の損傷防止だけでなく機械や配管および電気計装を含めたプラント設備全体の機能維持の視点が不可欠である。耐震診断の考え方や耐震補強事例をとおして、そのポイントを解説する。

 1.地震被害と耐震基準の変遷(福井地震から東日本大震災まで)
 2.耐震診断の考え方
 3.耐震補強の考え方
 4.実施例1:都市ガス整圧所のガバナーステーション
 5.実施例2:LNG受入基地の荷役機械とその架構
 6.質疑応答・名刺交換
(吉田 氏)
15:00
|
16:20
W.円筒形タンクの耐震設計技術(津波対策を含めて)

 1.円筒形タンクの構造形式
 2.タンクの耐震設計に関する主な基準
 3.タンクの地震による被害
 4.円筒形タンクの耐震設計技術
 5.タンクの津波に対する検討
 6.スロッシングに関する最近の技術動向
 7.質疑応答・名刺交換
(石田 氏)
16:30
|
17:40
X.球形タンクの耐震設計と耐震補強

 球形タンクの耐震設計及び補強方法の概要について説明する。特に、ブレース交点補強の有効性確認方法の他「球殻と支柱の接合部」及び「柱脚部」における課題について例を挙げて紹介する。
 <質疑応答・名刺交換>
(堀野 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。