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T.超小型木質バイオマスCHPシステム
1.Volter社製木質ガス化熱電併給装置
(1)ガス化ユニットの構造と特徴
(2)熱電併給ユニットの構造と特徴
(3)Volter社の実績
(4)応用例
(5)日本一号機
2.今後の展開
3.質疑応答・名刺交換
(速水直行 氏)
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U.小型木質バイオマス熱電併給プラントの応用
<日本語で講演頂きます>
1.Spanner小型木質バイオマス熱電併給プラントの特徴
2.世界500台導入実績の経済性の要因
3.代表的な応用と運用
4.日本における実績
5.メーカーとしてSpannerの日本市場展開
6.質問応答・名刺交換
(O.バルテンシュタイン 氏)
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V.Notar®バイオマスガス化炉技術 - 2MWe プラントプレゼンテーション
<日本語で講演頂きます>
1.Notar®ガス化炉(固定床下方通気ガス化炉)
(1)プラントの紹介(FITスキーム、2MWe以下)
(2)発電と発熱について
(3)バイオチャール(バイオ炭)について
(4)コンデンセートについて
(5)原料について
2.日本におけるパートナー
(1)GE-イェンバッハ
(2)ヴェオリア・ジェネッツ(ヴェオリア グループ)
3.実績
(1)トゥルネ市、ベルギー
(2)ガラス瓶工場(サンゴバン)、フランス
(3)モンゴディン病院、ベルギー
4.質疑応答・名刺交換
(J.パルトス 氏)
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14:20 | 15:20
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W.横手トリジェネレーション実証事業
〜未利用の木質バイオマスを利用したトリジェネレーションシステム〜
<講演要旨>
本実証事業は、豪雪地帯の地域内産業活動から生じる未利用木質バイオマスを利用し、ガス化コジェネレーション設備とバイオコークス製造設備からなるトリジェネレーション設備により得られる電力、熱並びにバイオコークス等を地域に供給するシステムを構築し、二酸化炭素削減効果や事業性・採算性、他の地域への波及性並びに地域づくりへの貢献性等について検証することを目的とする。事業性改善やバイオマス安定供給といった従来からの課題に加えてバイオマスの性状不安定性を石炭の共ガス化によって補助することで効率的な利用ができるかの確認も行った。
本実証事業では、降雪山間地域において安定した木質バイオマスの収集及びガス化コジェネレーション設備の運転が通年可能であることを確認した。
また、ガス化コジェネレーション設備による電気と熱の製造のみでは導入効果が評価されにくいところ、バイオコークス製造設備を付加したトリジェネレーションとし、製造したバイオコークスも石炭コークス等の代替として既存の工場施設等に供給することにより、電気、熱の供給と合わせて大きな二酸化炭素削減に繋がることを確認した。
さらに、地域づくりへの貢献性については、実証事業にあたっての地元人材の採用、特殊物品を除いた域内調達、未利用間伐材の資源化、バイオマス収集への市民参加等の成果を確認した。なお、バイオコークス製造、利用の成果を発展させるため新たな実証事業を環境省から受託して平成27年度から取り組んでいる。
<質疑応答・名刺交換>
(齊藤知直 氏)
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15:30 | 16:30
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X.低温ガス化実バイオガスエンジンによる発電
<講演要旨>
バイオマスを低温ガス化して得られた実バイオガスを燃料として,火花点火ガス機関発電システムを運転したときの性能と燃焼特性を明らかにした。これまでの研究に対して,計測方法と変動の問題を再検討するとともに,天然ガス機関として実用されている機関を新たに用い,結果の信頼性と普遍性を検証した。ガス化に用いたバイオマス資源は木質ペレットであり,生成されたガスは水素やメタン,一酸化炭素といった燃料成分を含むとともに,二酸化炭素や窒素といった希釈ガス成分を含む。実バイオガスでの運転では,天然ガスよりサイクル変動が低く,正味平均有効圧力が0.4 MPa 以下であるにもかかわらず,最大の正味熱効率は30%を超えるなど,実バイオガスが希薄でかつ希釈した燃焼に適していることが明らかになるとともに,従来得られている結果が定量的にも確認された。
本講演では,これらの結果について紹介する。また,模擬バイオ燃料を用いた結果についても解説を加える。
<質疑応答・名刺交換>
(志賀聖一 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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