●講 師 |
東北大学大学院 工学研究科 土木工学専攻 環境保全工学分野 教授 工学博士 技術士(衛生工学部門・上下水道部門) |
李 玉友 氏 |
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<講師紹介> 1990年3月、東北大学工学博士学位を取得する。
これまで一貫して排水処理・廃棄物処理を中心とした環境保全工学の
研究に従事し、大学及び企業において、排水・廃棄物の嫌気性生物処理・
バイオガス回収技術に関する幅広い研究と技術開発を行ってきた。
特にメタン発酵の分野において国内外で注目される研究成果を挙げ、
メタン発酵関連の技術審議・評価委員を務めるなど、
環境保全、バイオマス利・活用の推進に深く関わっている。
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●講 師 |
東京ガス(株) 基盤技術部 エネルギーシステム研究所 環境システムチームリーダー |
大坂典子 氏 |
●講 師 |
前澤工業(株) 環境ソリューション事業部 第二部 技術グループ 課長 |
吉田昌司 氏 |
●講 師 |
月島機械(株) 水環境事業本部 新事業推進部 創エネ技術グループ 主事 |
澤原大道 氏 |
●講 師 |
栗田工業(株) プラント事業本部 プラント第一部門 主任技師 |
石橋 保 氏 |
●講 師 |
金沢大学 理工研究域 環境デザイン学系 教授 (兼)サステナブルエネルギー研究センター(RSET) バイオマスエネルギー部門長 教授 |
池本良子 氏 |
●日 時 |
2016年 10月 26日(水) 10:10〜16:40 2016年 10月 27日(木) 10:00〜16:30 |
●会 場 |
◆1日目:10月26日(水) 東京・千代田区神田駿河台・連合会館 (旧 総評会館)・4F会議室 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 http://rengokaikan.jp/access/index.html
◆2日目:10月27日(木) 東京・千代田区神田小川町・あすか会議室 (小川町会議室)・4F会議室 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第7ビル https://asuka-kaigi.tokyo/ogawamachi/
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
◆2日間受講 75,600円 【1名につき(※受講者が10月26日と10月27日で違う場合でも可)】 ◆10月26日のみ受講 49,680円 【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】 ◆10月27日のみ受講 49,680円 【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】 ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
1日目 10月26日(水)
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10:10 | 16:40
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T.メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術と
バイオガスの精製・利用及び消化液処理技術
1.メタン発酵の原理とバイオガスシステムについて
(1)メタン発酵の原理
(2)メタン発酵システムの基本構成
(3)バイオガスシステム構成の設備・装置
(4)メタン発酵の原料と性状調査
(5)バイオガス生成量の概算とエネルギー利用
(6)メタン発酵が注目されている背景と経済性検討
2.メタン発酵処理システムの最近の技術動向と設計法
(1)前処理設備と設計技術
@前処理の目的と機器構成
A家畜排泄物の搬入と受入
B脱水機
C生ごみの搬入と受入
D破砕機・分別機
E調質と貯留
〜調整槽(濃度調整・原料混合)、調質の一例〜
(2)メタン発酵設備の設計と適用技術
@メタン発酵槽
〜固定床式、UASB・EGSB型、完全混合型、膜分離式、
乾式メタン発酵処理システムの設計留意点と適用例〜
A攪拌の問題と方法
〜ポンプ循環、ガス攪拌、機械攪拌、BIMA型攪拌(水力)、
以上の手段の組合せ〜
・ガス攪拌式完全混合型反応槽
・機械攪拌方式のメタン発酵槽
・複合攪拌
・無動力攪拌型反応槽(BIMA)
・ポンプ循環による攪拌
Bガスホルダについて
C熱交換設備について
3.メタン発酵処理システムの運転管理とトラブル対策
(1)メタン発酵プロセスの立上げと運転管理
@種汚泥の導入
A運転管理指標
B定常状態までの馴致
C不安定状態の原因
(2)有機酸の蓄積・酸敗と対策(臭気、腐食性ガス)
(3)難分解性原料(セルロース系原料)の処理
(4)トラブルを引き起こす阻害物質と対策
@アンモニア阻害の温度影響
A阻害物質の影響
B酸敗現象
C過負荷現象
D基質栄養バランス
EpH,アルカリ度と揮発性有機酸濃度
F重金属等による阻害と反応の促進
4.バイオガスの精製・利用及び消化液処理技術と設計法
(1)消化ガスの成分と熱量価
(2)バイオガス利用設備技術と設計法
@バイオガスの精製技術と設計留意点
・脱硫技術
・二酸化炭素の除去
・シロキサン類除去
・バイオガス精製設備
A発電・コージェネ・熱利用のための装置選定と設計留意点
〜ガスエンジン、ガスタービン、ボイラ、燃料電池等〜
B消化ガスの貯蔵
C余剰バイオガス燃焼装置
D消化液の処理技術と設備設計留意点
・液肥貯留設備
・脱水処理設備
・乾燥処理設備
・脱水ケーキ処理設備
・脱水ろ液の処理
(3)その他バイオガスの利用
@車輌用燃料
A都市ガス燃料
5.メタン発酵/バイオガスの新しい展開
(1)嫌気性膜分離法(AnMBR)の応用展開
@高濃度排水への応用
A下水処理の応用
(2)高濃度硫酸塩含有廃水の嫌気性処理
(3)二相温度フェーズプロセスによる下水汚泥消化の効率化
(4)水素・メタン二相発酵によるバイオガス生成の効率化
(5)Anammox法を用いたアンモニア除去
@UASBまたは流動床方式のAnammoxプロセス
A二段方式Anammoxプロセス
B浮遊担体を用いた一段方式のAnammoxプロセス
6.質疑応答<適宜>
(李 氏)
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2日目 10月27日(木)
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10:00 | 11:00
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T.東京ガスのバイオガス利活用技術への取り組み
1.COP21とパリ協定
2.エネルギーを取り巻く国内状況の変化
3.バイオマス/バイオガス発電の重要性
4.バイオガス利活用技術への取り組み
(1)バイオガス精製技術
(2)バイオガス利用技術
5.質疑応答・名刺交換
(大坂 氏)
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11:10 | 12:10
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U.士幌町における家畜ふん尿を活用したバイオマス利活用に係る取り組み
〜FIT(固定価格買取制度)によらないバイオガス利活用の事例紹介〜
1.地域循環型バイオガスシステム構築モデル事業
2.実証事業内容
3.温室ガス削減効果
4.既存エネルギーとの比較(採算性の検討)
5.循環型バイオガスシステムを普及させるために
6.質疑応答・名刺交換
(吉田 氏)
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13:10 | 14:10
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V.バイオガス利用設備技術について
〜下水汚泥・消化ガス発電を事例として〜
1.下水処理場におけるバイオガス利用技術
2.固定価格買取制度(FIT)におけるバイオガス発電
3.FITを活用したバイオガス発電事業の枠組みと実際
4.下水処理場におけるFIT発電事業・装置について
5.質疑応答・名刺交換
(澤原 氏)
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14:20 | 15:20
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W.栗田工業のメタン発酵技術について
1.メタン発酵技術の概要
2.乾式メタン発酵技術を適用した事例
3.メタン発酵後の水処理技術
4.質疑応答・名刺交換
(石橋 氏)
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15:30 | 16:30
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X.小規模下水処理場へのメタン発酵導入のための技術と課題
1.下水汚泥と草本バイオマスの混合消化
2.生ごみと稲わらの高濃度混合消化
3.小規模下水処理場への集約型高濃度混合メタン発酵の導入
4.下水処理場へのバイオマス集約の課題
5.質疑応答・名刺交換
(池本 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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