●講 師 |
DNV GL AS 事業開発部長 |
三浦佳範 氏 |
●講 師 |
Hitz日立造船(株) 機械事業本部 舶用機器・脱硝ビジネスユニット 脱硝設計部 |
平岩俊介 氏 |
●講 師 |
ヤンマー(株) エンジン事業本部 特機エンジン統括部 開発部 技術管理部 部長 |
古東文哉 氏 |
●講 師 |
三井造船(株) 機械・システム事業本部 アドバイザ |
大津正樹 氏 |
●講 師 |
(株)商船三井 エネルギー営業戦略室長 |
渡邉達郎 氏 |
●日 時 |
2017年 2月 16日(木) 13:00〜17:00 2017年 2月 21日(火) 10:20〜16:40 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
◆2日間受講 75,600円 【1名につき(※受講者が2月16日と2月21日で違う場合でも可)】 ◆2月16日のみ受講 43,200円 【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき37,800円)】 ◆2月21日のみ受講 49,680円 【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】 ◆2月21日のプログラムW・Xのみ受講 29,700円 【1名につき】 ◆2月21日のプログラムYのみ受講 29,700円 【1名につき】 ※上記全てテキスト代、消費税を含む
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●主 催 |
(株)技術情報センター |
1日目 2月16日(木)
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13:00 | 14:20
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T.2020年SOx排出規制への対応策
<講演要旨>
SOx排出のグローバル規制が2020年に導入される。これまでの排出規制海域での規制と異なり海運に与える影響は非常に大きい。70,000隻もの船舶がこの規制に対応する必要があるが、その対応策は規制対応燃料への転換やスクラバの利用など複数の選択肢がある。このため、船主やオペレータはどの選択肢が良いのかを2020年までの早い時期に検討し、必要な対策をとることが求められている。
DNV GLはタンカー、バルカー、コンテナ船について、それぞれの選択肢についてシミュレーションを行い、その結果を公表した。本講演では、その結果を中心にSOx対策の全体像を紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(三浦 氏)
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14:30 | 15:40
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U.IMO NOx Tier III 対応2ストロークディーゼル機関用SCRシステム
<講演要旨>
2020年以降に全海域に適用されるSOx規制を踏まえた舶用2ストロークディーゼルエンジン用NOx Tier III対応技術について紹介します。
1.SOx規制を踏まえたNOx対応技術
2.SCR(Selective Catalytic Reduction)
3.就航船への適応
4.就航試験結果
5.NOx対応技術の運用コスト比較
6.SCRの商品化
7.質疑応答・名刺交換
(平岩 氏)
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15:50 | 17:00
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V.舶用中速4ストローク機関のNOx低減技術
<講演要旨>
近年舶用業界においても地球環境との調和が求められ、厳しい排ガス規制が実施されつつあります。
本セミナーでは4ストローク機関に焦点を当て、これらの規制に対応する最新技術について紹介します。
1.はじめに
2.NOx低減技術とそのメカニズム
3.SCR技術
4.舶用ガスエンジン
5.質疑応答・名刺交換
(古東 氏)
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2日目 2月21日(火)
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10:20 | 11:50
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W.将来の舶用燃料とLNG燃料船の位置付け
〜DNV GLの取組み〜
<講演要旨>
IMOのNOx・SOx規制や、CO2削減にむけた世界的な取り組みにより、舶用燃料は大きな転換点を迎えようとしている。LNG燃料は舶用燃料として、今後さらにその重要性が増してくることは間違いない。一方、化石燃料ではないクリーンエネルギーを舶用燃料として利用する取り組みも進んでいる。
本講演では、将来の舶用燃料の展望を示したうえ、LNG燃料の関連規則や技術指針の概要、DNV GLの取組みを解説する。
1.環境規制と将来の舶用燃料の展望
2.LNG燃料船とバンカリング施設の現状
3.LNG燃料船、LNGバンカリング船関連規則概説
4.DNV GL LNGバンカリングガイドライン概説
5.Gas Ready / Scrubber Readyサービス
6.PERFECT Ship コンセプト − LNG燃料コンテナ船
7.質疑応答・名刺交換
(三浦 氏)
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12:50 | 14:20
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X.船舶燃料多様化に対応するME-GI/ME-LGI技術の適用と今後の展開
〜三井造船の取組み〜
<講演要旨>
三井造船では、低硫黄舶用燃料の時代に備えて、舶用デュアルフューエルディーゼルエンジンの開発に力を入れてきた。天然ガス及びエタンを燃料とするME-GI機関は工場出荷し、同型の機関は既に就航しているものも有る。低沸点の液体燃料を使うME-LGI機関に付いては、メタノール焚き機関は既に就航し、次いでLPG燃料への対応を急いでいる。これらのエンジンは、ガス運搬船への適用が第一ステップとなるが、ガス燃料推進船への適用にも適しているので、紹介する。
1.LNG燃料ME-GI
2.エタン燃料ME-GI
3.メタノール燃料ME-LGI
4.LPG燃料ME-LGI
5.燃料ガス供給装置
6.その他
7.質疑応答・名刺交換
(大津 氏)
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14:40 | 16:40
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Y.LNG船事業の環境変化と商船三井が取組む新たなビジネスモデル
<講演要旨>
LNGの売買契約における柔軟化・流動化のトレンドはLNG船主の事業環境にも様々な影響、含意を与えています。LNG海上輸送の過去、現在そして将来を俯瞰し、新たなニーズとビジネス機会への対応を目指す商船三井の取組みを詳説します。
1.LNGビジネス環境の変化
(1)需給の拡大と課題
(2)新たなLNG需要国への不安と期待
(3)LNG取引の柔軟性・流動性
2.LNG船ビジネスの変容
(1)契約期間
(2)輸送距離
(3)大型化の進展
(4)技術革新
3.LNG船市況の将来
(1)スポット船市況短期予測
(2)投機発注船の市況に与える影響
4.商船三井の取組み
(1)長期安定ビジネス
(2)高度な船舶管理・運航能力
(3)高付加価値プロジェクトへの挑戦
(4)成長地域のビジネスチャンス
(5)新規ニーズへの参画
5.質疑応答・名刺交換
(渡邉 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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