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T.バラスト水管理条約の動向とバラスト水処理装置の搭載に対するNKの取り組み
バラスト水管理条約は2017年9月8日に発効することに決定しましたが、国際海事機関(IMO)では関連する審議が継続されています。この条約では既に就航している船舶へのバラスト水処理装置の搭載が要求されています。コストの問題だけでなく設計及び搭載工事に関わる知見を持つことは、個々の船舶に適した機種選定や搭載工事計画を進める際に有効となります。
本セミナーでは、条約に関する最近の動向を伝え、また搭載工事に関しては検討すべき項目を整理し、最適な機種選定や効率的な搭載工事の計画に関する考え方を提示します。この条約に関連するClassNKの取り組みについて説明します。
1.バラスト水規制と条約の概要
2.バラスト水関連の国際動向
3.処理装置の特徴と留意事項
4.処理装置の搭載対応、搭載工事の流れ
5.ClassNKの取り組み
6.質疑応答・名刺交換
(武田 氏)
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U.Pulse Counting FDA手法を用いたバラスト水生物検査装置
バラスト水管理条約発効後の試行期間にPSCで実施可能な簡易分析方法としてIMOに登録されているPulse Counting FDA手法を用いたバラスト水生物検査装置をご紹介し
ます。
1.寄港国でのPSC検査
2.IMOに登録されている検査手法
3.検査装置の原理
4.測定手順
5.検査の実演
6.質疑応答・名刺交換
(松田 氏)
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V.BWMS搭載設計の留意点と高効率化の展望
修繕ドックの設計技術者として多くのBWMS搭載設計を行ってきた経験から、初期検討、基本設計、詳細設計(3D)の各フェーズにおいて実際に何に気を付けて設計を行うべきかご説明いたします。また3Dレーザースキャナを利用した3D設計と生産手法、今後の高効率化の展望についてもお話しさせていただきます。
1.はじめに
2.装置選択の検討軸
3.設計時の留意点(基本設計)
4.設計時の留意点(詳細設計)
5.今後の高効率化の展望
6.まとめ
7.質疑応答・名刺交換
(松崎 氏)
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W.バラスト水処理装置 Miura BWMSと搭載
Miura BWMS HK型について、装置の特徴と最近の搭載事例をご紹介します。
1.Miura BWMS HK型について
(1)装置の概要
(2)各ユニットの詳細
・フィルタ
・UVリアクタ
・制御
2.搭載事例
3.サービス体制について
4.質疑応答・名刺交換
(池田 氏)
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X.バラスト水処理装置 KURITA BWMSについて
フィルターレス方式のバラスト水処理装置 KURITA BWMSの装置特徴についてご紹介させて頂きます。
1.KURITA BWMSの装置概要
2.ユニットの詳細
3.フィルターレスのメリットについて
4.今後の展開について
5.質疑応答・名刺交換
(室津 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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