●講 師 |
関西大学 名誉教授 関西大学・大阪大学非常勤講師 |
芝田隼次 氏 |
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<講師紹介> 1980-1981年 アメリカ・カリフォルニア大学博士研究員、
1988-1989年 アメリカ・カリフォルニア大学客員教授、
1990年関西大学教授・環境都市工学部・エネルギー環境工学科、
2015年関西大学名誉教授、日本溶媒抽出学会会長、資源・素材学会副会長、
環境資源工学会会長、中国遼寧大学交換教授、佐賀大学客員教授、
山口大学、宮崎大学、北九州市立大学などの非常勤講師を務めた。
<主な著書> 「物理化学」(朝倉書店、1996年、2011年)、
「工業廃水・廃材からの資源回収」(シーエムシー出版、2010年)、
「Li二次電池電極材料のスラリー調整」(技術情報協会、2000年)、
「貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成」(エヌ・ティー・エス、2007年)、
「粉体精製と湿式処理 −基礎と応用−」(環境資源工学会、2012年)
いずれも共著、その他多数。
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●講 師 |
早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 教授 |
所 千晴 氏 |
●講 師 |
ユミコアジャパン(株) 貴金属・バッテリーリサイクル セールス&マーケティング マネージャー |
松島緯央 氏 |
●講 師 |
三菱マテリアル(株) 環境・エネルギー事業本部 環境リサイクル事業部 循環システム推進部 部長 |
藤澤龍太郎 氏 |
●講 師 |
DOWAエコシステム(株) 環境ソリューション室長 |
川上 智 氏 |
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※恐縮に存じますが、都合により、講師を変更させて頂くことになりました。 (講演内容の変更はございません)
↓
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DOWAエコシステム(株) 環境技術研究所 所長 |
中島教夫 氏 |
●講 師 |
(株)アクアテック 代表取締役 |
大西彬聰 氏 |
●講 師 |
日本フイルコン(株) アドセップ事業推進部 課長 |
加藤敏文 氏 |
●講 師 |
国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター・研究主席 |
長縄弘親 氏 |
●講 師 |
(株)三進製作所 執行役員 管理本部 副本部長 |
阿部裕士 氏 |
●講 師 |
大阪府立大学 大学院工学研究科 物質・化学系専攻 化学工学分野 教授 |
小西康裕 氏 |
●講 師 |
法政大学 生命科学部 生命機能学科 教授 法政大学 マイクロナノテクノロジー研究センター 教授 |
山本兼由 氏 |
●日 時 |
2017年 4月 25日(火) 10:00〜17:00 2017年 4月 26日(水) 9:30〜17:40 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
◆2日間受講 79,920円 【1名につき(※受講者が 4月25日 と 4月26日 で違う場合でも可)】 ◆4月25日のみ受講 49,680円 【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】 ◆4月26日のみ受講 49,680円 【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】 ※テキスト代、消費税を含む
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●主 催 |
(株)技術情報センター |
4月25日(火)
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10:00 | 11:30
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T.リチウムイオン電池からのレアメタルの分離・回収・リサイクル技術
1.リチウムイオン電池用レアメタルの特性
1-1 リチウムイオン電池の組成
1-2 各部品に含まれる金属成分の特性
1-3 最近の電池成分
2.リチウムイオン電池用レアメタルリサイクルの技術と基礎
2-1 焼成・粉砕・分級プロセス
2-2 抽出・分離・回収プロセス
・金属イオンの分離技術の基本
・沈殿分離法(水酸化物沈殿法、硫化物沈殿法、シュウ酸塩沈殿法、炭酸塩沈殿法)
・溶媒抽出法
3.リチウムイオン電池用レアメタルのリサイクル技術開発(事例を含む)
3-1 コバルトの回収・リサイクル技術
3-2 ニッケルの回収・リサイクル技術
3-3 リチウムの回収・リサイクル技術
4.質疑応答・名刺交換
(芝田 氏)
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12:30 | 13:30
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U.リチウムイオン電池リサイクルに寄与する固体分離技術
1.リサイクルプロセスにおける固体分離技術の重要性
2.リチウムイオン電池からのコバルト濃縮フロー
3.加熱プロセスにおけるコバルトおよびアルミニウム成分の挙動
4.粉砕およびふるいわけによるコバルト濃縮
5.磁選によるコバルト濃縮
6.質疑応答・名刺交換
(所 氏)
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13:40 | 14:40
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V.ユミコア社におけるNi-MH/LIBリサイクル
1.ユミコアとは?
2.UHT炉を用いたリチウムイオン電池・ニッケル水素電池のリサイクルについて
3.ホボケン工場について
4.xEV用の電池パック・ディスマントリングについて
5.質疑応答・名刺交換
(松島 氏)
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14:50 | 15:50
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W.三菱マテリアル(株)におけるLIBリサイクルの取組み
1.三菱マテリアルにおけるリサイクル事業
2.家電リサイクル事業から自動車リサイクルへ
3.車載LIBのリサイクルの検討
3-1 LIBにおけるフッ素リサイクルの検討
3-2 フッ素リサイクル解体、放電方法および放電の位置づけ
3-3 輸送方法の検討
3-4 LIBリサイクルにおけるHF発生挙動
3-5 LIBリサイクルにおける課題
4.LIBリサイクルの今後
5.質疑応答・名刺交換
(藤澤 氏)
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16:00 | 17:00
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X.DOWAエコシステム(株)によるリチウムイオン電池リサイクルの取組み
1.廃LIBの有害危険性と資源価値
2.LIBリサイクルの経済性
3.DOWAエコシステムのLIBリサイクル技術への取り組み
4.質疑応答・名刺交換
(中島 氏)
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4月26日(水)
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9:30 | 10:50
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Y.排水(廃液)・汚泥などからのガスセンサー制御硫化物法による
レアメタル等の効率的回収・リサイクル技術とその事例
1.新しい水処理制御技術(ガスセンサーによる液中反応制御技術)
2.硫化水素ガスセンサー制御硫化物法(NS法)による
レアメタル・重金属等の処理・回収・リサイクル
(1)NS法と従来硫化物法との違い
(2)NS法の適用分野(対象金属)
Ni、Cu、Mo、Co、Sn、In、Zn、希土類、Pb、Se、As、Hg、Cd
(3)システム適用例
@めっき排水処理
A濃厚無電解ニッケル老廃液
B濃厚無電解銅老廃液
Cプリント基板製造工程
D有害金属の高度処理
Eステンレス工業排水
F溶融亜鉛めっき廃酸および排水からの亜鉛回収
3.NS法による有用金属回収と汚泥の削減
(NEDO国家プロジェクト)
(1)重金属汚泥からの金属ニッケル回収
(2)海外での実証
4.質疑応答・名刺交換
(大西 氏)
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11:00 | 12:10
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Z.高機能金属吸着材の開発とレアメタル回収事例
1.開発背景
2.PCR型樹脂の開発
3.樹脂焼結型カートリッジフィルターの開発
4.AK型樹脂の開発
5.適用事例
(1)貴金属めっき浴からの銅イオン除去
(2)クロムめっき浴からの銅イオン除去
(3)廃液からのニッケル回収
(4)金めっき水洗水からの金回収
(5)廃キャタリストからのパラジウム回収
(6)貴金属含有廃液からの貴金属回収
6.質疑応答・名刺交換
(加藤 氏)
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13:00 | 14:10
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[.エマルションフロー法を利用した排水中有価物の回収と廃液浄化技術
1.エマルションフロー法とは
2.研究開発の背景と概要
3.他の技術との比較(コスト、性能など)
4.適用例(事例紹介)
5.更なる進化・高度化
6.今後の展望
7.質疑応答・名刺交換
(長縄 氏)
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14:20 | 15:20
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\.めっきプラントからの排水処理とリサイクル
〜めっき工程の水・薬品・金属の資源循環システム〜
1.めっきプロセスにおける資源循環システムの概要
2.各種濃縮装置による薬品回収システム適用事例
(1)ニッケルめっき
(2)クロムめっき
(3)亜鉛めっき
(4)その他のプロセス
3.イオン交換樹脂によるめっきプロセスの水・金属資源回収
(1)水の回収
(2)金属の回収
(3)適用事例
4.質疑応答・名刺交換
(阿部 氏)
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15:30 | 16:30
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].パン酵母をバイオ分離・回収剤とする使用済み電子部品、
触媒および排水(廃液)等からのレアメタル・貴金属リサイクル技術とその事例
1.パン酵母とその有価金属イオン分離・回収機能
(バイオミネラリゼーション、バイオソープション)
2.パン酵母を封入した不織布バッグ等による貴金属・レアメタル回収
3.使用済み電子部品および排水(廃液)からの金のバイオ分離・回収プロセス
4.使用済み触媒および排水(廃液)からの白金族金属のバイオ分離・回収プロセス
5.リサイクル事例の紹介
6.質疑応答・名刺交換
(小西 氏)
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16:40 | 17:40
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Ⅺ.有価金属回収技術への大腸菌の利用
1.有価金属回収における微生物利用
(1)有価金属回収に必要な担体機能
(2)バイオソープション
(3)微生物を用いたバイオソープションの課題-特異性・生産性・汎用性
2.生体分子の金属特異性
(1)メタルバイオロジー
(2)金属結合タンパク質の構造と機能
(3)金属結合モチーフ
3.生物機能の遺伝的改変-遺伝子からゲノム
(1)大腸菌を用いた遺伝的改変技術
(2)遺伝子改変技術を用いたバイオアブソープションへの展開
(3)大腸菌のゲノム育種
4.担体として高い汎用性をもつゲノム改変大腸菌
(1)大腸菌由来の高い汎用性担体開発
(2)生体膜上の機能を改変した大腸菌ゲノム育種
5.今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
(山本 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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