TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20170412   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、4月25日にリチウムイオン電池を中心としたバッテリーから、4月26日は主に排水(廃液)からの
 レアメタルなど有価物回収・リサイクル技術の詳細について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

−リチウムイオン電池・排水(廃液)などからの−
レアメタルなど有価金属の回収・リサイクル技術
●講 師 関西大学 名誉教授 関西大学・大阪大学非常勤講師 芝田隼次 氏
  <講師紹介>
1980-1981年 アメリカ・カリフォルニア大学博士研究員、
1988-1989年 アメリカ・カリフォルニア大学客員教授、
1990年関西大学教授・環境都市工学部・エネルギー環境工学科、
2015年関西大学名誉教授、日本溶媒抽出学会会長、資源・素材学会副会長、
環境資源工学会会長、中国遼寧大学交換教授、佐賀大学客員教授、
山口大学、宮崎大学、北九州市立大学などの非常勤講師を務めた。
<主な著書>
「物理化学」(朝倉書店、1996年、2011年)、
「工業廃水・廃材からの資源回収」(シーエムシー出版、2010年)、
「Li二次電池電極材料のスラリー調整」(技術情報協会、2000年)、
貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成」(エヌ・ティー・エス、2007年)、
「粉体精製と湿式処理 −基礎と応用−」(環境資源工学会、2012年)
いずれも共著、その他多数。
●講 師 早稲田大学 理工学術院 創造理工学部
環境資源工学科 教授
所 千晴 氏
●講 師 ユミコアジャパン(株) 貴金属・バッテリーリサイクル
セールス&マーケティング マネージャー
松島緯央 氏
●講 師 三菱マテリアル(株)  環境・エネルギー事業本部
環境リサイクル事業部 循環システム推進部 部長
藤澤龍太郎 氏
●講 師 DOWAエコシステム(株) 環境ソリューション室長 川上 智 氏
  ※恐縮に存じますが、都合により、講師を変更させて頂くことになりました。
  (講演内容の変更はございません)


               
DOWAエコシステム(株) 環境技術研究所 所長 中島教夫 氏
●講 師 (株)アクアテック 代表取締役 大西彬聰 氏
●講 師 日本フイルコン(株) アドセップ事業推進部 課長 加藤敏文 氏
●講 師 国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
原子力科学研究部門 先端基礎研究センター・研究主席
長縄弘親 氏
●講 師 (株)三進製作所 執行役員 管理本部 副本部長 阿部裕士 氏
●講 師 大阪府立大学 大学院工学研究科
物質・化学系専攻 化学工学分野 教授
小西康裕 氏
●講 師 法政大学 生命科学部 生命機能学科 教授
法政大学 マイクロナノテクノロジー研究センター 教授
山本兼由 氏
●日 時 2017年 4月 25日(火) 10:00〜17:00
2017年 4月 26日(水)  9:30〜17:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆2日間受講       79,920円
  【1名につき(※受講者が 4月25日 と 4月26日 で違う場合でも可)】
◆4月25日のみ受講 49,680円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
◆4月26日のみ受講 49,680円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
4月25日(火)
10:00
|
11:30
T.リチウムイオン電池からのレアメタルの分離・回収・リサイクル技術

 1.リチウムイオン電池用レアメタルの特性
  1-1 リチウムイオン電池の組成
  1-2 各部品に含まれる金属成分の特性
  1-3 最近の電池成分
 2.リチウムイオン電池用レアメタルリサイクルの技術と基礎
  2-1 焼成・粉砕・分級プロセス
  2-2 抽出・分離・回収プロセス
   ・金属イオンの分離技術の基本
   ・沈殿分離法(水酸化物沈殿法、硫化物沈殿法、シュウ酸塩沈殿法、炭酸塩沈殿法)
   ・溶媒抽出法
 3.リチウムイオン電池用レアメタルのリサイクル技術開発(事例を含む)
  3-1 コバルトの回収・リサイクル技術
  3-2 ニッケルの回収・リサイクル技術
  3-3 リチウムの回収・リサイクル技術
 4.質疑応答・名刺交換
(芝田 氏)
12:30
|
13:30
U.リチウムイオン電池リサイクルに寄与する固体分離技術

 1.リサイクルプロセスにおける固体分離技術の重要性
 2.リチウムイオン電池からのコバルト濃縮フロー
 3.加熱プロセスにおけるコバルトおよびアルミニウム成分の挙動
 4.粉砕およびふるいわけによるコバルト濃縮
 5.磁選によるコバルト濃縮
 6.質疑応答・名刺交換
(所 氏)
13:40
|
14:40
V.ユミコア社におけるNi-MH/LIBリサイクル

 1.ユミコアとは?
 2.UHT炉を用いたリチウムイオン電池・ニッケル水素電池のリサイクルについて
 3.ホボケン工場について
 4.xEV用の電池パック・ディスマントリングについて
 5.質疑応答・名刺交換
(松島 氏)
14:50
|
15:50
W.三菱マテリアル(株)におけるLIBリサイクルの取組み

 1.三菱マテリアルにおけるリサイクル事業
 2.家電リサイクル事業から自動車リサイクルへ
 3.車載LIBのリサイクルの検討
  3-1 LIBにおけるフッ素リサイクルの検討
  3-2 フッ素リサイクル解体、放電方法および放電の位置づけ
  3-3 輸送方法の検討
  3-4 LIBリサイクルにおけるHF発生挙動
  3-5 LIBリサイクルにおける課題
 4.LIBリサイクルの今後
 5.質疑応答・名刺交換
(藤澤 氏)
16:00
|
17:00
X.DOWAエコシステム(株)によるリチウムイオン電池リサイクルの取組み

 1.廃LIBの有害危険性と資源価値
 2.LIBリサイクルの経済性
 3.DOWAエコシステムのLIBリサイクル技術への取り組み
 4.質疑応答・名刺交換
(中島 氏)
4月26日(水)
9:30
|
10:50
Y.排水(廃液)・汚泥などからのガスセンサー制御硫化物法による
  レアメタル等の効率的回収・リサイクル技術とその事例


 1.新しい水処理制御技術(ガスセンサーによる液中反応制御技術)
 2.硫化水素ガスセンサー制御硫化物法(NS法)による
   レアメタル・重金属等の処理・回収・リサイクル

  (1)NS法と従来硫化物法との違い
  (2)NS法の適用分野(対象金属)
    Ni、Cu、Mo、Co、Sn、In、Zn、希土類、Pb、Se、As、Hg、Cd

  (3)システム適用例
   @めっき排水処理
   A濃厚無電解ニッケル老廃液
   B濃厚無電解銅老廃液
   Cプリント基板製造工程
   D有害金属の高度処理
   Eステンレス工業排水
   F溶融亜鉛めっき廃酸および排水からの亜鉛回収
 3.NS法による有用金属回収と汚泥の削減
  (NEDO国家プロジェクト)
  (1)重金属汚泥からの金属ニッケル回収
  (2)海外での実証
 4.質疑応答・名刺交換
(大西 氏)
11:00
|
12:10
Z.高機能金属吸着材の開発とレアメタル回収事例

 1.開発背景
 2.PCR型樹脂の開発
 3.樹脂焼結型カートリッジフィルターの開発
 4.AK型樹脂の開発
 5.適用事例
  (1)貴金属めっき浴からの銅イオン除去
  (2)クロムめっき浴からの銅イオン除去
  (3)廃液からのニッケル回収
  (4)金めっき水洗水からの金回収
  (5)廃キャタリストからのパラジウム回収
  (6)貴金属含有廃液からの貴金属回収
 6.質疑応答・名刺交換
(加藤 氏)
13:00
|
14:10
[.エマルションフロー法を利用した排水中有価物の回収と廃液浄化技術

 1.エマルションフロー法とは
 2.研究開発の背景と概要
 3.他の技術との比較(コスト、性能など)
 4.適用例(事例紹介)
 5.更なる進化・高度化
 6.今後の展望
 7.質疑応答・名刺交換
(長縄 氏)
14:20
|
15:20
\.めっきプラントからの排水処理とリサイクル
 〜めっき工程の水・薬品・金属の資源循環システム〜


 1.めっきプロセスにおける資源循環システムの概要
 2.各種濃縮装置による薬品回収システム適用事例
  (1)ニッケルめっき
  (2)クロムめっき
  (3)亜鉛めっき
  (4)その他のプロセス
 3.イオン交換樹脂によるめっきプロセスの水・金属資源回収
  (1)水の回収
  (2)金属の回収
  (3)適用事例
 4.質疑応答・名刺交換
(阿部 氏)
15:30
|
16:30
].パン酵母をバイオ分離・回収剤とする使用済み電子部品、
  触媒および排水(廃液)等からのレアメタル・貴金属リサイクル技術とその事例


 1.パン酵母とその有価金属イオン分離・回収機能
  (バイオミネラリゼーション、バイオソープション)
 2.パン酵母を封入した不織布バッグ等による貴金属・レアメタル回収
 3.使用済み電子部品および排水(廃液)からの金のバイオ分離・回収プロセス
 4.使用済み触媒および排水(廃液)からの白金族金属のバイオ分離・回収プロセス
 5.リサイクル事例の紹介
 6.質疑応答・名刺交換
(小西 氏)
16:40
|
17:40
Ⅺ.有価金属回収技術への大腸菌の利用

 1.有価金属回収における微生物利用
  (1)有価金属回収に必要な担体機能
  (2)バイオソープション
  (3)微生物を用いたバイオソープションの課題-特異性・生産性・汎用性
 2.生体分子の金属特異性
  (1)メタルバイオロジー
  (2)金属結合タンパク質の構造と機能
  (3)金属結合モチーフ
 3.生物機能の遺伝的改変-遺伝子からゲノム
  (1)大腸菌を用いた遺伝的改変技術
  (2)遺伝子改変技術を用いたバイオアブソープションへの展開
  (3)大腸菌のゲノム育種
 4.担体として高い汎用性をもつゲノム改変大腸菌
  (1)大腸菌由来の高い汎用性担体開発
  (2)生体膜上の機能を改変した大腸菌ゲノム育種
 5.今後の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(山本 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。