セミナーコード:20170415 このセミナーの受付は終了しています
★優れた特徴(直接加熱、非接触加熱、表皮効果による表面加熱、高電力密度、選択加熱、均一加熱、
炎が出ない、制御性、環境性など)を有する誘導加熱が様々な分野に普及・拡大しています。
★本セミナーでは、誘導加熱の特徴・加熱原理から、加熱コイル設計、周波数設定など使用するための
ポイントを実例を交えて紹介、また具体的な各種応用【焼入れ・焼戻し、焼鈍し、表面処理(自溶合金溶射、
高周波フュージング)、高周波曲げ、プラントメンテナンス(高周波加熱ボルトヒーター、ボイラーチューブ抜管、
塗膜剥離)、粉体・流体加熱、蒸気過熱装置(過熱水蒸気)、小型溶解炉】技術とその実際について、
斯界の第一線でご活躍中の宮田氏、竹屋氏、両講師に事例を交え詳説頂きます。
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●講 師 |
第一高周波工業(株) 技術部 技術開発部 技師 |
宮田周一郎 氏 |
●講 師 |
第一高周波工業(株) 表面処理事業部 京浜事業所 所長 |
竹屋昭宏 氏 |
●日 時 |
2017年 4月 25日(火) 10:10〜16:40 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
●セミナープログラム●
10:10 | 12:10
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T.高周波誘導加熱の基礎から応用
<講演要旨>
誘導加熱(IH)の歴史は古く、その特長を生かして、これまで様々な産業分野で用いられてきた。電磁波加熱の一種であり、加熱効率が高く、またコントロール性も非常に良い事から、高精度な加熱を実現できる。近年では導電体の加熱用途のみならず、非導電体に対しても、誘導加熱を用いて間接的に加熱する実用例も増え、様々な分野に普及している。
本セミナーでは、誘導加熱の基礎から説明し、実際にどのような用途で使用されているか実例を交えて紹介する。また、近年取り沙汰される事が増えてきた電磁波の影響について、国内外の動向等について紹介する。
1.高周波誘導加熱とは
(1)特徴
(2)加熱原理
(3)表皮効果と電流浸透深さ
(4)誘導加熱装置
(5)導入事例
2.応用編
(1)加熱コイル設計
(2)周波数設定
(3)被加熱物の形状や素材
(4)シミュレーション技術
(5)特殊な応用事例
3.電磁波の影響
(1)人体への影響
(2)ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)ガイドライン
4.質疑応答・名刺交換
(宮田 氏)
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13:10 | 16:40
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U.高周波誘導加熱を利用した加工技術(金属材料の表面処理、曲げ加工、
プラントメンテナンス技術)と応用技術の実際
<講演要旨>
高周波誘導加熱は、急速加熱や局部加熱と言った利便性の高い加熱技術である。これらの特長を活用し、産業用途でも多くの利用がなされており、その分野は鉄鋼分野のみならず非鉄、非金属加工、半導体、食品、医療などと広範に拡大している。
本セミナーでは、基礎的な熱処理などの知識からはじめ、利用用途のごく一部ではあるが、実例をふまえ、高周波誘導加熱が実際にどのように選択されているか並びにどのような処理物(ワーク)に対して施工されているかと言った視点で紹介する。
1.表面処理技術
(1)鉄鋼の熱処理(焼入れ・焼戻し、焼鈍し、焼ならし)の基礎
(2)高周波焼入れの勘所と実例
(3)自溶合金溶射と高周波フュージング
2.塑性加工の一例(高周波曲げ技術)
(1)塑性加工の基礎
(2)高周波曲げの加工原理と特徴
(3)適用範囲と実例
3.プラントメンテナンス
(1)高周波ボルトヒーター
(2)ボイラーチューブ抜管
(3)塗膜剥離
4.誘導加熱を利用した応用技術例
(1)粉体・流体加熱
(2)蒸気過熱装置(過熱水蒸気)
(3)小型溶解炉ほか
5.質疑応答・名刺交換
(竹屋 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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