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<セミナー詳細>

セミナーコード:20170607   このセミナーの受付は終了しています


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★NOx(窒素酸化物)規制に対応するための脱硝技術について、NOx生成・抑制の原理をはじめ、NOx発生濃度の予測方法や
 NOx生成・消滅に関するシミュレーション(当日配布)ならびに、排煙脱硝法の実例と最新の研究開発動向(脱硝率80%以上
 の革新的無触媒脱硝法、アンモニア不要の革新的低温排煙脱硝法、NOxと水銀の同時処理技術)に至るまで、経験豊富且
 つ最前線でご活躍中の神原博士に詳説頂きます。

−各分野の規制に対応する−
NOx対策と排煙脱硝技術の実例・最新の開発動向
〜シミュレーション関係の資料を当日配布致します!!〜
●講 師 岐阜大学 研究推進・社会連携機構
次世代エネルギー研究センター センター長
大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻併任
工学部 化学・生命工学科 物質化学コース併任 教授
神原信志 氏
  <講師紹介>
昭和61年4月出光興産(株)、平成15年5月岐阜大学助教授、
平成25年6月岐阜大学教授、平成28年4月岐阜大学次世代エネルギー研究センター長、
現在に至る。
学位:平成5年3月,博士(工学)群馬大学
(論文題目:石炭燃焼におけるNOx生成機構とその抑制技術に関する研究)
賞罰:平成5年12月、日本燃焼学会研究奨励賞。
平成8年7月、日刊工業新聞社・環境庁環境賞優良賞。
平成10年3月、日本エネルギー学会進歩賞(技術部門)。
平成14年12月、日本燃焼学会研究技術賞。
平成17年10月、第6回高温ガス浄化国際会議優秀論文賞。
平成20年10月、小野木科学技術振興財団最優秀賞。
平成23年7月、日本エネルギー学会論文賞。
平成25年2月、日本機械学会環境工学部門研究業績賞。
平成25年12月、日本燃焼学会論文賞。
●日 時 2017年 6月 14日(水) 10:20〜16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 本セミナーでは、脱硝技術の原理・理論を基礎的事項としてわかりやすく解説した後、特に微粉炭燃焼におけるNOx生成量の実績や濃度予測法について、ボイラーや炭種の影響を含めて、表計算ソフトウェアでできるシミュレーション(当日配布)について詳説します。次に、0次元・1次元の素反応シミュレーションあるいは3次元熱流体シミュレーションに有用な素反応モデルについて解説し、シミュレーション精度が向上するモデル(当日配布)を詳説します。セミナー後半では、排煙脱硝法の実例と実績を概観した後、脱硝率が著しく向上する新しい無触媒脱硝法の原理と実績、および船舶ディーゼルエンジン排ガスのNOx処理に適用可能な、低温・無触媒・アンモニア不要の新しい排煙脱硝技術の原理を紹介します。また、NOxと水銀の同時低減法についても紹介します。
【プログラム】

1.NOx発生と抑制の原理

 (1)燃料の性状
 (2)サーマルNOx
 (3)プロンプトNOx
 (4)フューエルNOx
 (5)チャーNOx
 (6)低NOx燃焼法の原理(低NOxバーナー,二段燃焼,低酸素燃焼)


2.表計算ソフトを用いた微粉炭燃焼NOx発生濃度の予測方法

 (1)燃料消費量の推算
 (2)燃焼計算
 (3)未燃分とNOx生成量の関係
 (4)二段燃料強度(ボイラ幾何形状)とNOx生成量の関係
 (5)炭種の影響


3.NOx生成・消滅の素反応シミュレーション

 (1)様々な反応モデルとその特徴
 (2)ChemkinによるNOxシミュレーションの実例
 (3)シミュレーションによる低NOx化の検討事例


4.脱硝技術とその実例

 (1)選択的触媒脱硝(SCR)法の原理
 (2)選択的触媒脱硝(SCR)法の実例とその性能・コスト
 (3)無触媒脱硝(SNCR)法の原理
 (4)無触媒脱硝(SNCR)法の実例とその性能・コスト


5.新しい脱硝技術

 (1)脱硝率80%以上の革新的無触媒脱硝法
 (2)アンモニア不要の革新的低温排煙脱硝法
 (3)NOxと水銀の同時処理技術


6.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。