●講 師 |
(一財)日本エネルギー経済研究所 新エネルギー・国際協力支援ユニット 新エネルギーグループマネージャー 研究主幹 |
柴田善朗 氏 |
●講 師 |
(一財)エネルギー総合工学研究所 プロジェクト試験研究部 部長 特任参事 |
坂田 興 氏 |
●講 師 |
(株)神鋼環境ソリューション 水素事業推進室 室長 |
須田龍生 氏 |
●講 師 |
旭化成(株) クリーンエネルギープロジェクト エネルギーシステム開発部 部長 |
臼井健敏 氏 |
●講 師 |
千代田化工建設(株) 技術開発ユニット兼水素チェーン事業推進ユニット 技師長 |
岡田佳巳 氏 |
●日 時 |
2017年 6月 15日(木) 9:50〜16:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:50 | 11:20
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T.再生可能エネルギーを用いた水素製造・利用(Power to Gas)の動向と
経済性・展望
【講演要旨】
1.はじめに
2.水電解による水素製造コスト
(1)求められる水素価格水準
(2)水電解水素製造コストの現状水準
3.再生可能エネルギーからの水素製造の経済性
(1)自然変動型再生可能エネルギーからの余剰電力の特定
(2)余剰電力利用と安定部分電力利用の概念
(3)余剰電力利用の場合の水素製造コスト
(4)安定部分電力の場合の水素製造コスト
(5)出力抑制電力の無償調達が可能な場合
4.再生可能エネルギーからの水素製造・系統対策と展望
(1)何を目的とするか:水素製造か、系統対策か
(2)Power to Gasの国内外動向と展望
@再生可能エネルギーの水素への変換による輸送・貯蔵
A再生可能エネルギーの変動性をエネルギーシステム全体で対応(現在のドイツ)
BPtGが成立する条件
C我が国におけるPtG/PtFのあり方
D技術課題
5.質疑応答・名刺交換
(柴田 氏)
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11:30 | 12:30
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U.Power-to-Gasのケーススタディーと今後
【講演要旨】
地球温暖化対策技術としてCO2フリー水素が注目されている。その特性、需要予測および導入に関するケーススタディーにつき概観し、今後の方向性について解説する。
1.エネルギー・環境政策における水素の位置付け
(1)持続可能性社会と水素
(2)CO2フリー水素の普及予測
2.再生可能エネルギー利用の検討例
(1)離島におけるP2Gの経済性
(2)再生可能エネルギーの産業用途への導入
3.今後の技術課題
4.質疑応答・名刺交換
(坂田 氏)
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13:30 | 14:30
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V.固体高分子電解質膜を利用した水電解法による水素製造技術と
その適用事例・動向
【講演要旨】
固体高分子電解質膜を利用した水電解法による水素製造技術に関し、当社の水電解式水素発生装置【HHOG】による事例を紹介しつつ概説する。またHHOGの再生可能エネルギー利用分野での実績を紹介し、水電解法による水素発生技術の該分野での展開における問題などについて解説する。
1.HHOGとは
(1)HHOGの原理
(2)HHOGの基本コンセプト
2.HHOG開発の経緯
(1)固体高分子電解質膜法による水電解装置開発の技術的背景
(2)HHOGの商品化
3.HHOGのラインナップと納入事例
4.今後の展望
(1)HHOGが適用される分野の変遷
(2)HHOGに求められる条件(再生可能エネルギーを利用する装置として)
(3)再生可能エネルギー利用分野での導入事例
5.質疑応答・名刺交換
(須田 氏)
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14:40 | 15:40
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W.アルカリ水電解法によるCO2フリー水素製造技術
【講演要旨】
世界トップシェアの食塩電解システムを応用し、再生可能エネルギーから水素を製造するための高性能アルカリ水電解システムの開発に成功した。本講演では、開発の背景としての水電解技術とCO2フリー水素に関する最近の動向を俯瞰した上で、NEDOの委託事業「水素利用等先導開発事業」で低コスト水素製造システムの研究開発に取り組んだ成果を含め、当社のアルカリ水電解システムの最近の検討状況と展望を中心に紹介する。
1.当社における電気分解の歴史
2.CO2フリー水素を取り巻く動向(欧州を中心に)
3.CO2フリー水素製造のための水電解技術
4.当社アルカリ水電解システムの開発経緯、検討状況と今後の展開
5.検討事例の紹介
6.質疑応答・名刺交換
(臼井 氏)
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15:50 | 16:50
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X.大規模水素貯蔵輸送技術によるPower-to-Gas実現への展望
【講演要旨】
水素の大規模貯蔵輸送技術として開発したSPERA水素システムの最終目標は、海外の大規模未利用再生可能エネルギーを水素に変換して貯蔵輸送を行って大規模に利用することである。また、SPERA水素システムの最大の特長は高い安全性であるとともに応用範囲が広い技術である。本講演では当社の関連技術開発とPower-to-Gas実現への展望を紹介する。
1.SPERA水素システム
(1)SPERA水素システムの概要
(2)実用化へのステップ
(3)各種エネルギーキャリアの特長
2.有機ケミカルハイドライド法の開発史
(1)ユーロケベック計画
(2)近年までの開発史
(3)近年の動向、実用化例
3.応用技術開発
(1)SPERA型水素ステーション
(2)風力/水電解/SPERA水素システム
4.Power to Gas 技術実現への展望
(1)技術的課題
(2)今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(岡田 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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