9:30 | 10:30
|
T.最新の水銀除去技術
1.はじめに
2.日本の水銀除去技術
2.1 IH テクノロジー
2.1.1 水銀の吸着剤の評価
2.1.2 水銀除去機構の解析
2.1.3 水銀除去装置の国内外の評価
2.1.4 水銀除去装置の稼動実績
2.2 ダイソーエンジニアリング
2.3 日揮、米国UOP 社
3.海外の水銀除去技術
3.1 ジョンソン・マッセイ社
3.2 アクセンス社
4.質疑応答・名刺交換
(幾島 氏)
|
10:40 | 11:50
|
U.燃焼プラントにおける水銀の排出挙動および水銀低減装置の開発動向
1.改正大気汚染防止法(水銀大気排出規制)の概要
(環境省・水銀大気排出抑制対策調査検討会報告書
「水銀大気排出抑制対策について」の要約)
1.1 水銀排出規制に関する全般的事項
1.2 施設分類ごとの検討
1.3 排出基準の適用に当たっての留意事項
1.4 自主的取組の推進
2.燃焼時の水銀のプラント内分配挙動と水銀排出濃度の予測手法
2.1 石炭中の炭種別水銀含有濃度と熱分解温度
2.2 微粉炭火力プラントにおける水銀の分配と煙突出口水銀濃度
2.3 出口水銀濃度に及ぼす炭種の影響とプロセス構成の影響
2.4 炭種の影響を考慮した水銀排出濃度の予測式
3.水銀除去に関する最新の研究動向および特許出願動向
3.1 研究論文にみる世界の水銀除去技術の動向
3.2 公開特許・特許にみる水銀除去技術の動向
3.3 各種水銀除去法の原理および性能
3.4 低コスト水銀除去法の開発
4.質疑応答・名刺交換
(神原 氏)
|
12:40 | 13:50
|
V.高水銀酸化型脱硝触媒を用いた火力発電所向け水銀除去システム
全世界での大気への水銀排出量の内、化石燃料燃焼時の割合は約1/4を占めており、各国において排出規制が強化されつつある。日本においても、石炭火力発電所からの排出規制値が決定し、2018年4月から施行されることとなった。
本講演では、火力発電向け脱硝触媒のパイオニアである当社が、世界で初めて実用化した高水銀酸化型脱硝触媒(TRAC®)を中心に、石炭火力発電所向けの排煙処理システムにおいて、高効率に水銀を除去する技術を概説する。
1.石炭火力発電所での排煙処理システムと水銀挙動
1.1 排煙処理システムの構成機器と役割
1.2 水銀の挙動
2.高水銀酸化型脱硝触媒(TRAC®)の特徴
2.1 原理と従来触媒との比較
2.2 実機での性能と納入実例
3.排煙処理システム全体での水銀除去
3.1 高効率な水銀除去に適した最新の排煙処理システム
4.質疑応答・名刺交換
(吉川 氏)
|
14:00 | 15:00
|
W.活性炭を利用した水銀処理の開発動向
世界的な水銀汚染防止の観点から、水銀の環境中への人為的放出量を削減する必要がある。
特に微量水銀が問題となっており、安価で簡便な活性炭を用いた吸着除去が望まれている。
本セミナーでは水銀吸着除去用の活性炭の開発動向と気相および液相からの水銀除去について紹介する。
1.水銀処理の研究開発動向
2.活性炭を用いた気相および液相中の水銀除去
3.活性炭の表面状態と水銀吸着性能
4.水銀吸着性能に及ぼすpH の影響
5.質疑応答・名刺交換
(八尋 氏)
|
15:10 | 16:00
|
X.微生物を利用した水銀汚染土壌・地下水の浄化技術
1.環境中での水銀の存在形態
2.微生物の水銀浄化機構
3.微生物を用いた水銀汚染地下水の浄化事例
4.微生物を用いた水銀汚染土壌の浄化事例
5.質疑応答・名刺交換
(根岸 氏)
|
16:10 | 17:00
|
Y.水銀廃棄物の取扱いと処理について
1.水銀について
2.水銀廃棄物
3.水銀廃棄物に関する法規制
4.水銀廃棄物の処理方法について
5.今後の課題
6.質疑応答・名刺交換
(藤原 氏)
|
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
|