●講 師 |
一般財団法人 電力中央研究所 エネルギー技術研究所 エネルギープラットフォーム 創生領域リーダー |
市川和芳 氏 |
●講 師 |
VOLTER JAPAN(株) 代表取締役 |
駒田忠嗣 氏 |
●講 師 |
独Holzenergie社公認 日本導入アドバイザー (株)バイオマス利活用技術舎 代表取締役 技術士(総合技術監理/上下水道部門) |
三村和寿 氏 |
●講 師 |
バイオマスエナジー(株) 代表取締役社長 |
平本光識 氏 |
●講 師 |
中外炉工業(株) 理事 新規事業本部 環境・バイオマスグループ 部長 技術士(総合技術監理部門/衛生工学部門) |
笹内謙一 氏 |
●講 師 |
一般財団法人 石炭エネルギーセンター 技術開発部 技術企画グループ 主任 |
齊藤知直 氏 |
●日 時 |
2017年 10月 26日(木) 9:40〜16:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:40 | 10:50
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T.バイオマス発電と熱利用を含めた動向と課題
〜ガス化発電、電中研の取組みを含め〜
小規模バイオマス発電の経済性成立には、発電効率の向上と熱利用が大きな課題となっている。
電力中央研究所が開発した石炭用噴流床ガス化炉と炭化機を組み合わせた小規模バイオマスガス化発電技術について解説する。
1.バイオマス発電と熱利用
(1)バイオマス発電の経済性
(2)熱利用の状況
2.バイオマスガス化発電技術
(1)ガス化炉
(2)ガスエンジン
3.バイオマスガス化発電の課題
(1)タールとは
(2)タール対策技術
4.炭化ガス化発電技術の紹介
(1)噴流床ガス化とは
(2)炭化ガス化の原理
(3)ガス化性能と発電効率
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(市川 氏)
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11:00 | 11:50
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U.超小型木質バイオマスCHPシステム
2016年より日本国内で超小型木質バイオマスCHPを稼働。その後の運転状況と日本各地での設置状況とCHPの利用方法について紹介する。
1.Volter社製 超小型木質バイオマスCHPシステム
(1)ガス化ユニットの構造と比較
(2)熱電併給ユニットの構造と特徴
(3)使用燃料の基準
(4)チップ乾燥について
2.導入事例紹介
(1)海外での設置事例について
(2)日本国内での設置事例について
3.今後の展開
4.質疑応答・名刺交換
(駒田 氏)
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12:40 | 13:30
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V.5年間稼動保証付きで100基以上の実績を誇る
独Holzenergie社の小型CHPガス化発電装置について
独Holzenergie社は2008年に創業した木質バイオマスガス化発電装置の専業メーカーである。技術の信頼性の高さから、独の保険会社と提携し、定格発電量における年間7500時間の稼働を納入後5年間保証するという世界初の画期的な保険付きである。そのリーズナブルな価格とあいまって現在欧州を中心に急速に普及している。その概要を紹介する。
1.Holzenergie社について
2.ガス化発電装置の技術概要と特徴
3.これまでの実績
4.7500時間/年 稼働保証の詳細
5.日本市場への期待と導入先の要件
6.質疑応答・名刺交換
(三村 氏)
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13:40 | 14:30
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W.草本系の原料も活用できる地産地消型バイオマスガス化発電
1.小型ガス化CHP開発の経緯、歴史
2.技術の特徴
3.BME100(製品名)の概要
4.木質、草本原料別の運転事例
5.質疑応答・名刺交換
(平本 氏)
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14:40 | 15:50
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X.ORCバイオマス発電技術とその適用
1.ORC発電の種類と特長
2.他のランキンサイクル発電方式との違い
3.ターボデン社のバイオマスORC発電
(1)ラインアップ
(2)構造と発電メカニズム
(3)発電効率とエネルギー効率
4.欧州のバイオマス発電でのORC事例
5.日本での事例
(1)ゆめ竹バレー南関の事業紹介
(2)その他の計画中の事例
(3)電気事業法への適用について
6.ORCバイオマス発電の普及のための課題
7.質疑応答・名刺交換
(笹内 氏)
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16:00 | 16:50
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Y.未利用の木質バイオマスを利用したトリジェネレーションシステム
本講演では、豪雪地帯の地域内産業活動から生じる未利用木質バイオマスを利用し、ガス化コジェネレーション設備とバイオコークス製造設備からなるトリジェネレーション設備により得られる電力、熱並びにバイオコークス等を地域に供給するシステムを構築し、二酸化炭素削減効果や事業性・採算性、他の地域への波及性並びに地域づくりへの貢献性等について検証した結果を説明する。事業性改善やバイオマス安定供給といった従来からの課題に加えてバイオマスの性状不安定性を石炭の共ガス化によって補助することで効率的な利用ができるかの確認も行い、降雪山間地域において安定した木質バイオマスの収集及びガス化コジェネレーション設備の運転が通年可能であることを確認した。
また、ガス化コジェネレーション設備による電気と熱の製造のみでは導入効果が評価されにくいところ、バイオコークス製造設備を付加したトリジェネレーションとし、製造したバイオコークスも石炭コークス等の代替として既存の工場施設等に供給することにより、電気、熱の供給と合わせて大きな二酸化炭素削減に繋がることを確認した。
さらに、地域づくりへの貢献性については、実証事業にあたっての地元人材の採用、特殊物品を除いた域内調達、未利用間伐材の資源化、バイオマス収集への市民参加等の成果を確認した。なお、バイオコークス製造、利用の成果を発展させるため新たな実証事業を環境省から受託して平成27年度から取り組んでいる。
<質疑応答・名刺交換>
(齊藤 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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