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T.集光型太陽熱発電の技術開発動向と高温太陽熱供給システム
集光型太陽熱発電(CSP)と高温太陽熱供給システムの基礎と最近の技術開発動向及び利用技術について説明する。
1.集光型太陽熱発電・熱利用の概要
2.集光・集熱技術とその開発動向
(1)放物線・放物面による集光集熱技術
1)パラボラ・トラフ
2)パラボラ・ディッシュ
(2)軸外し反射を利用する集光・集熱技術
1)リニアフレネル
2)タワー
3.蓄熱技術(700℃以下の技術について)
(1)顕熱蓄熱
(2)潜熱蓄熱
(3)化学蓄熱
4.高温太陽熱供給システム
5.総括
6.質疑応答・名刺交換
(吉田 氏)
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12:40 | 13:40
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U.太陽集熱の高温利用と燃料化技術の開発動向
次世代の太陽集熱利用技術として、より高温(700-1500℃)の集熱レシーバ・蓄熱技術、さらに燃料化技術の開発が行われている。講演では、このような高温利用を目指す太陽熱レシーバ・蓄熱技術の開発状況と、同じく高温の太陽集熱によって水素や合成ガスを製造する技術の開発状況を紹介する。
1.高温利用を目指すレシーバ・蓄熱技術
(1)潜熱蓄熱
(2)固体顕熱蓄熱
(3)化学蓄熱
2.太陽熱ハイブリット燃料化プロセスの開発について
(1)天然ガスのソーラー改質
(2)石炭・バイオマスのソーラーガス化
3.太陽熱による水・CO2熱分解サイクルの開発について
4.総括
5.質疑応答・名刺交換
(児玉 氏)
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13:50 | 14:50
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V.太陽熱などの熱を利用した新しい高効率水素製造技術開発
これまで水を原料とした水素製造技術では、化石燃料などの熱エネルギーを、一旦、電気に変換して水素を製造する電解法の開発が行われてきたが、熱エネルギーで直接水を分解できれば、電解法よりも高効率な水素製造が可能である。原子力(高温ガス炉)や太陽熱を熱源とし、化学反応を用いて水を熱分解する高効率水素製造技術(熱化学法ISプロセス)の技術開発状況について紹介する。
1.熱化学法ISプロセスの特長
2.原子力(高温ガス炉)を熱源とした技術開発状況
3.太陽熱を熱源とした技術開発状況
4.まとめ
5.質疑応答・名刺交換
(稲垣 氏)
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15:00 | 16:10
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W.熱ふく射スペクトル制御に基づく高効率な太陽熱光起電力発電システムの開発
全固体型の太陽熱発電システムである太陽熱光起電力発電システムの開発が進められている。このシステムでは、熱を介して太陽光スペクトルを波長変換することで高効率な光電変換を行う。本講演では、種々の熱源を用いた熱光起電力発電の概要や特長、キーテクノロジーである熱ふく射スペクトル制御技術、および太陽光熱光起電力発電システムの開発状況を紹介する。
1.熱光起電力発電システムについて
2.熱ふく射スペクトル制御について
3.太陽熱光起電力発電システムについて
4.まとめ
5.質疑応答・名刺交換
(湯上 氏)
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16:20 | 17:50
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X.蓄熱発電所(カルノー電池)と風力熱発電
再生可能エネルギーの大量導入が求められています。大量導入にはどうしても蓄エネルギーが必要となるため、コストの問題がありました。そこにカルノー電池、という新しい切り口での蓄エネルギー技術の導入が提唱され始めました。低効率ですが超・低コストなので長期の再エネ安定化にも向きます。これを利用する風力熱発電についても解説します。
<質疑応答・名刺交換>
(岡崎 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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