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T.LNGバンカリングの動向
国際海事機関では一般海域での舶用燃料油の硫黄分濃度を0.5%以下とする規制を2020年に開始することが決定されています。本講演では、当該規制の概要と対応方法、LNG燃料船と主要地域におけるLNGバンカリングの動向について紹介します。
1.SOx規制への対応方法
2.LNG燃料船の動向
3.LNGバンカリングの動向
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(森本 氏)
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11:20 | 12:50
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U.船舶燃料多様化に対応するME-GI/ME-LGI技術の適用と今後の展開
三井造船では、低硫黄舶用燃料の時代に備えて、舶用デュアルフューエルディーゼルエンジンの開発に力を入れてきた。天然ガス及びエタンを燃料とするME-GI機関は工場出荷し、一部の機関は既に就航して実績を示している。低沸点の液体燃料を使うME-LGI機関に付いては、メタノール焚き機関が既に就航し、次いでLPG燃料への対応を急いでおり、注目を集めている。これらのエンジンは、ガス運搬船への適用だけではなく、ガス燃料推進船への適用にも適しているので、紹介する。
1.Dual Fuelエンジン出現の背景
2.ME-GI
3.ME-LGI
4.ガス燃料供給装置
5.今後の展開
6.質疑応答・名刺交換
(大津 氏)
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13:50 | 15:20
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V.LNG燃料を取り巻く環境 −Low Carbon Shipping の実現に向けて
0.はじめに
1.海運のCO2排出削減に向けた、燃料シフトの可能性
2.世界のエネルギー転換とLNG輸送の展望
3.質疑応答・名刺交換
(三浦 氏)
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15:30 | 17:00
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W.LNG船事業の変遷と商船三井の新たな取組み
LNG供給国と需要国の数は年々増加し、海事セクターに対する顧客ニーズは、多様化の一途を辿っています。
LNG海上輸送の過去、現在そして将来を俯瞰し、積地から揚地への従来型海上輸送の枠を超え、新たなニーズとビジネス機会への対応を目指す商船三井の取組みを詳説します。
1.LNG海上輸送の歴史
(1)LNG海上輸送50年の歴史
(2)LNG船の隻数と船型の推移
(3)LNG海上輸送における日本の存在感
(4)トレードパターンの変遷
2.LNG輸送の将来
(1)エネルギー価格下落後の天然ガス需要見通し
(2)LNG供給量の拡大
(3)LNG船船腹需要の拡大
3.商船三井の取り組み
(1)LNG船業界における当社マーケットポジション
(2)本邦電力・ガス会社の対応
(3)パートナー戦略〜各国事情へ合わせた柔軟な営業
(4)オイルメジャーとの協業
(5)中国における成果
(6)ニッチ分野への取り組み 〜ヤマルLNG、小型LNG船、エタン船
(7)LNG関連海洋事業への取り組み 〜FSRU、LNGバンカリング
4.質疑応答・名刺交換
(渡邉 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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