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<セミナー詳細>

セミナーコード:20180410   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、Power to Gas(PtG:P2G)の国内外動向、経済性ならびに企業と自治体における
 技術開発状況について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

再生可能エネルギーを用いた水素などの製造・利用に関する
(Power to Gas)技術開発動向と経済性・展望
●講 師 (一財)日本エネルギー経済研究所
新エネルギー・国際協力支援ユニット
新エネルギーグループマネージャー 研究主幹
柴田善朗 氏
●講 師 旭化成(株) クリーンエネルギープロジェクト
エネルギーシステム開発部 部長
臼井健敏 氏
●講 師 千代田化工建設(株) 技術開発ユニット
兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長
岡田佳巳 氏
●講 師 山梨県企業局 技監 浅川晴俊 氏
●講 師 横浜川崎国際港湾(株) 企画部 企画課 事業担当課長
(前 横浜市 港湾局 政策調整部 政策調整課 課長補佐)
中村 仁 氏
●講 師 レンファッド(株) 代表取締役 大野陽太郎 氏
  <略歴>
1969年、東京大学大学院工学系研究科修士課程(化学工学)修了し、
日本鋼管(現、JFE)入社、技術研究所にて、製鉄プロセスの研究開発に従事、
1975-1977年、IRSID(フランス鉄鋼研究所)研究員、
1991年博士(工学) (東京大学大学院工学系研究科金属工学科)、
1989-1991年、日本エネルギー経済研究所主任研究員、
1991年以降、本社技術開発本部技術企画部にて、
エンジニアリング部門の技術開発を担当、
2000-2003年、環境ソリューションセンター主席、
2003-2007年、JFEホールディングスDME技術部長、
2002-2007年、(有)DME開発代表取締役兼務、
2009年JFEを退職し、レンファッド(株)設立代表取締役就任。
●日 時 2018年 4月 11日(水) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:50
T.Power to Gas:CO2フリー水素・カーボンニュートラルメタンの経済性と展望

 1.はじめに
 2.PtGの経済性
  (1)求められる水素・メタン価格水準
  (2)水素・メタン製造・供給コスト
 3.PtG水素のあり方
  (1)水素需要家
  (2)CO2フリー水素の利用先
  (3)PtGの事業形態
  (4)PtGによるエネルギーシステムの転換
 4.再生可能エネルギーからの水素・メタン製造の展望
  (1)水素とメタンの比較
  (2)蓄電池とPtGの比較
  (3)温室効果ガス80%削減達成とPtGの関係性
  (4)技術的課題
  (5)制度的課題
 5.質疑応答・名刺交換
(柴田 氏)
11:00
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12:00
U.アルカリ水電解法によるCO2フリー水素製造技術

 世界トップシェアの食塩電解システムを応用し、再生可能エネルギーから水素を製造するための高性能アルカリ水電解システムの開発に成功した。本講演では、開発の背景としての水電解技術とCO2フリー水素に関する最近の動向を俯瞰した上で、NEDOの委託事業「水素利用等先導開発事業」で低コスト水素製造システムの研究開発に取り組んだ成果を含め、当社のアルカリ水電解システムの最近の検討状況と展望を中心に紹介する。

 1.当社における電気分解の歴史
 2.CO2フリー水素を取り巻く動向(欧州を中心に)
 3.CO2フリー水素製造のための水電解技術
 4.当社アルカリ水電解システムの開発経緯、検討状況と今後の展開
 5.検討事例の紹介
 6.質疑応答・名刺交換
(臼井 氏)
12:50
|
13:50
V.大規模水素貯蔵輸送技術によるPower-to-Gas実現への展望

 水素の大規模貯蔵輸送技術として開発したSPERA水素システムの最終目標は、海外の大規模未利用再生可能エネルギーを水素に変換して貯蔵輸送を行って大規模に利用することである。また、SPERA水素システムの最大の特長は高い安全性であるとともに応用範囲が広い技術である。本講演では当社の関連技術開発とPower-to-Gas実現への展望を紹介する。

 1.SPERA水素システム
  (1)SPERA水素システムの概要
  (2)実用化へのステップ
 2.有機ケミカルハイドライド法の開発史
  (1)ユーロケベック計画
  (2)近年までの開発史
  (3)近年の動向、実用化例
 3.応用技術開発
  (1)SPERA型水素ステーション
  (2)風力/水電解/SPERA水素システム
 4.Power to Gas 技術実現への展望
  (1)技術的課題
  (2)今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(岡田 氏)
14:00
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14:50
W.米倉山電力貯蔵技術研究サイトにおけるPower to Gas技術開発について

 山梨県企業局は、山梨県内にて24箇所の水力発電所を経営しており、年間5億kWhの再生可能エネルギーを供給している発電事業者である。60年間に渡る電気事業の運営により得られた知見を活用し、平成23年度からグリーンイノベーションの推進に取り組んでおり、その一貫として活動してきた次世代エネルギー啓発施設「ゆめソーラー館やまなし」及び電力貯蔵技術研究サイトにおける取り組みからPower to Gasシステム技術開発に至る経緯及びその現況について講演する。

 1.山梨県における水素燃料電池への取り組み
 2.山梨県企業局の事業紹介
  (1)事業概要
  (2)環境施策への貢献
 3.グリーンイノベーションの推進
 4.米倉山太陽光発電所
 5.ゆめソーラー館やまなしにおけるエネルギーの自給自足の実証
 6.米倉山電力貯蔵技術研究サイト
 7.Power to Gasシステム技術開発への取り組み
 8.質疑応答・名刺交換
(浅川 氏)
15:00
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15:50
X.太陽光発電によるCO2フリー水素を活用した自立型水素燃料電池システム

 横浜市では、エネルギー利用の効率化、低炭素化、災害時における事業継続性の確保等の港のスマート化に取り組んでおり、平成27年度に官公庁で初めて自立型水素燃料電池システムを実証導入した。
 自治体の視点から、導入までの歩みや、運用してからの効果などについて紹介する。


 1.事業の概要
 2.導入にあたっての課題
 3.設置後の状況
 4.その他
 5.質疑応答・名刺交換
(中村 氏)
16:00
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17:00
Y.褐炭ガス化ガスと再生可能電力水素からDMEを製造し、
   日本に輸送して利用するエネルギーシステム


 豪州に豊富に存在する未利用資源の褐炭及び風力発電電力水素から、輸送の容易なエネルギー媒体DMEを製造し、日本に輸送し利用するシステムの概念設計結果を紹介する。

 1.各種エネルギーキャリアの特性とDMEの優位性
 2.未利用資源としての褐炭と風力発電電力
 3.褐炭からのDME製造プロセス
 4.風力発電電力水素と褐炭からのDME製造
 5.日本への輸送と発電利用
 6.CO2回収発電と回収CO2のDME原料化
 7.エネルギー効率とCO2排出量
 8.経済性の試算
 9.まとめ
 10.質疑応答・名刺交
(大野 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。